第81話 人物紹介その2
タリア=ノーエル
人族♀ 19歳
6月4日生まれ
銀色の髪を肩の辺りで切りそろえている
瞳は琥珀色
ナツキに仕えるメイド達のリーダー
見た目は年よりも若く、少女の様に見えるのだが、何事も器用にこなせるメイドさん。
元は城に仕えるメイドだったのだが、ナツキがこの国の最上位の存在となったその後、アルベルト王からナツキに仕えるよう言い渡され、現在に至る。
タリアはナツキの専属になれた事を誇りに思いながら、日々家事等をこなして行る。
最近何かと頼りにされ、毎日が充実しているようだ。
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アルカ=ユラミス
人族♀ 14歳
4月13日生まれ
赤い髪のショートカット
瞳はブラウンの澄んだ瞳
「~なの」が口癖な、少し子供っぽさが残る元気一杯なメイドさん。
タリア同様、アルベルト王からナツキの下で仕えるよういい渡され、ナツキの下に仕える事となった。
そしてナツキの下に仕え始めて数日が経つ頃、アルカは優しい主様に巡り合えた事を幸せに思っていた。
この国で誰よりも権力を持ち、更に強さまで持っていると言うのに、その事をまったく鼻に掛けず、相手がどんな身分の者でも平等に接するその姿に好意を抱き始めている事を、アルカ本人はまだ気づいていない。
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ココ=アカルト
猫人族♀ 16歳
6月19日生まれ
白髪で肩甲骨辺りまで伸びたサラサラヘヤの持ち主
瞳は澄んだサファイアの様な色をしている
猫人族の特徴的な「~にゃ」という語尾をつけて喋る、少しお調子者なメイドさん。
同じメイド仲間のアルカとは大の仲良しである。
ナツキ宅でのメイド達の仕事は、そう多いものでは無く、趣味が日向ぼっこなココは、アルカと一緒に日向ぼっこする姿をよく見かける。
そんなココに、最近新たな楽しみが増えたのである。
それは、ナツキに頭を撫でられる事だ。
(以下の事はストーリー上には出てきていない)
以前、家の掃除をしている所をナツキが見かけ、「いつも掃除がんばってくれてありがとな」と、ココの頭を撫でた事があった。
その時のくすぐったくもあるような、気持ち良くもあるような感覚が心地よかったのだ。
その後も何度か仕事をしている所に現れたナツキに頭を撫でて貰え、最近ではより一層仕事に力が入っている。
因みにナツキとしては、仕事ぶりを褒める事3割、頭を撫でながら猫耳を愛でる理由を造っている事7割といった感じだったりもする。
(仕事ぶりを褒める事が3割となっているが、感謝している事は本当のようだ)
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サティア=トラン
兎人族♀ 20歳
12月1日生まれ
髪はピンクで肩ほどまでの長さのミディアムボム
瞳はブラウン
ナツキとは同い年でありながら、優しいお姉さん的な感じのメイドさん。
だが、ホントは寂しがり屋だったりもするのだが、それを人に気づかれぬように隠している様だ。
そんなサティアは、その聴力に特化したウサ耳で家の周囲の警戒を担当している。
だが、密かに腰に生えているピンクのまんまる尻尾をニギニギして見たい!とナツキが狙っている事には気づいていない。
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エマル=ノイストリア
人族♀ 18歳
1月7日生まれ
髪は栗色でポニーテール
瞳は黒
我が家の家事はもちろんの事だが、それ以外に我が家で扱うお茶の管理を任されしメイドさん。
普段は寡黙ながらも、真面目に自分の仕事をこなす優秀なメイドさんである。
あまり自分から話しをしないのだが、その真面目さ故にか、他のメイド仲間達に嫌われている様子は無い。
そんな彼女の趣味はお茶を作る事で、疲れて戻ってきたナツキに、疲れを癒す効能のあるブレンド茶を出したところ、ナツキに気に入ってもらえたのだ。
その結果として、現在では我が家の食後には、エマルのオリジナルブレンド茶を飲む習慣が出来つつあったりする。
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ククリ
人族♀ 16歳
3月14日生まれ
灰色の髪が肩の少し下辺りまで伸びている
瞳はサファイアブルー
元孤児達の面倒を見ていたお姉さん的な存在だった。
ククリはある日王都近くの森に食料となる木の実や植物を採取しに行っていたのだが、毒をもった昆虫に刺されてしまう。
その毒は体の細胞を徐々に破壊して行くというモノであり、体中に毒が回ると体の至る所の皮膚が裂け始めいずれ出血多量で死んでしまうという様な危険なモノだった。
この毒に対する薬は存在しているのだが、数が少なく高価な物なのだ。
よってお金の無いククリには死を待つだけの状態となってしまっていたのだが、商業区で食料を盗んだロムを追って来たナツキのスキルにより命を救われる。
ククリは命の恩人であるナツキが治療してくれる前に話していた提案を聞きいれ、以後ナツキの元にメイドとして仕える事となったのだ。
そんなククリに与えられた役目は、エルの専属メイドとなる事だった。
(尚、専属といってもココまでのストーリー上で、それらしいシーンは書いていませんが、今後出てくるかと・・・)
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アルベルト=フェーン=フレムスト
人族♂ 42歳
フレムスト王国の王にしてミリーの父親。
普段は威厳のある白髪のナイスミドルな王なのだが、ミリーの事となると甘々になる。
要は親バカである。
冒険者ギルドのマスターであるハスマとは仲が良く、時々城に呼び出しては話し相手になってもらっているらしい。
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コーネリア=フェーン=フレムスト
人族♀ 33歳
ミリーの母親にしてフレムスト国の王妃。
父親であるアルベルト王が娘であるミリーを甘やかすので、王妃はその逆で厳しく育てた(つもり)らしい。
見た目はまだ若々しく、ミリーと同じ金髪の美しい美貌の女性である。
コーネリアがまだ14歳の頃、城で行われたパーティーに親と一緒に参加した時、アルベルトが当時のコーネリアに一目惚れし、告白したらしい。(ミリーからの情報)
告白を受けたコーネリアは、「はい」と答え、当時、よく城を抜け出しては合いに来てくれていたアルベルトとデートする日々を繰り返していた。
そしてコーネリアが15歳の誕生日を迎えたある日の事、アルベルトはコーネリアへプロポーズする。
コーネリアは嬉しさのあまり、涙しながらも「喜んで」と答え、それから数日後、めでたく二人は結婚する事となった。
それから2年と数ヶ月、コーネリアは子を身篭る事となり母親となった。
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ハスマ=ローエル
人族♂ 55歳
フレムスト王国の冒険者ギルドのマスター。
白髪の短髪で、180cm程の身長で、体格もガッチリとしたオッサンだ。
愛用の武器はダマスカス製のバトルアックスと呼ばれる両刃の斧。
そんなハスマの実力はAランクで、過去に色々な活躍があったようで、現在ではギルドマスターの地位を預かっているのである。
しかし普通に話していると、結構気さくなオッサンだ。
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コロン
猫人族♀ 22歳
サファイアブルーの瞳に茶色のショートヘヤ。
頭に猫人族の特徴である猫耳や尻尾の生えた可愛らしい女性。
実は年齢は22歳なのだが、17か18歳位に見える。
フレムスト国の王都にある冒険者ギルドの受付譲で、現在ではナツキが勝手に専属受付譲と決めている。
噂話が大好きなのだが、以前にナツキの噂話が広がる原因を作った事がナツキにバレ、罰として一日メイドとして無償でナツキの元で働く事となった。
そんな猫人族のコロンは、ナツキのお気に入りの1人である。
コレが何を意味するのかは表記しないでおこう。
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ミオ
人族♀ 21歳
ブラウンの瞳と髪でショートボブが似合う女性
コロンとは同じ職場の仲間でもあり親友でもあり、休日が一緒の時は二人でどこかに出かけたりするとか。
見た目も可愛らしいのだが、なぜか彼氏は居ないらしい。
その原因は・・・
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ドトル
人族♂ 58歳
ミールの育ての親にしてエープ村の村長。
幼い頃に両親をなくしたミールを引き取り、父親として大事に育てていた。
しかし、ある日起こった洪水による被害による食糧問題を解決するため、ミール本人から自分を奴隷として売って欲しいと説得され、村の人々の為に已む得ず承諾してしまう。
それから少しの時が立ち、主もしくは夫であるナツキと共に村へとやって来たミールと再開を果たす事になる。
ナツキにとって、一応義理の父にあたる
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ローク
人族♂ 42歳
アロン
人族♀ 40歳
ナツキがこの世界、アルカレイドに来た初日に利用した宿屋の主人と女将
主人のロークは、まるでいくつもの修羅場を乗り越えてきたような怖い男性
だが実際は優しく料理の上手な口べたな男性である。
それに対し女将のアロンは明るく話し好きな優しそうな女性である。
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ゴルダ
人族♂ 59歳
フレムストの王都に数ある武器屋の一つで、ナツキが利用している店の主人
武器を取り扱っている為かどうかは分からないが、ゴルダのガタイは60近いとは思えない程とても良く、白いお髭と白髪が良く似合うおじ様である。
相手の実力に見合う武器を選ぶのが得意のようで、ナツキのメンバーの武具はこの店で買い揃えている。
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ドリトル
人族♂ 51歳
フレムストの王都にある奴隷商のオーナー
すこし茶色がかった黒髪にブラウンの瞳
太った体系や顔つきが、まるで某不思議なダンジョンに挑む商人を彷彿とさせる。
奴隷達を無下に扱ったりしてない所や、ミールから聞いた話によれば、結構心優しい人物のようだ。
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コーラル=ハルソン
人族♂ 22歳
スーリア
エルフ族♀ 135歳
ローラン
人族♀ 24歳
オーリン
エルフ族♂ 118歳
ゴブリンジェネラル討伐の際、共に参加していたパーティー
実力は4人ともCランクと言った所である。
リーダーの人族のコーラル=ハルソンは金髪でワイルドブロックショートという髪型をした騎士で、礼儀正しい好青年
エルフ族のスーリアは透き通るようなエメラルドグリーンの瞳と明るい緑でロングヘヤのお姉さん。
見た目20歳位だが、実は3桁の年齢だったりもする。
人族のローランは赤毛のショートヘヤに燃えるような赤い瞳の女剣士
見た目や話した感じから、明るく元気なお姉さんって感じである。
そして最後にエルフ族の男オーリン瞳の色はブラウンで、明るい紫色の様な色の長い髪をオールバックにしている。
寡黙な男で、スーリア同様で実年齢は3桁に突入している。
オーリンの先頭スタイルは魔法攻撃と剣を使った魔法剣士スタイルである。
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ハキム
人族♂ 34歳
エイラ
人族♀ 32歳
サリー
人族♀ 6歳
父ハキムに母エイラ、そして二人の子供のサリーの3人はナツキに買われた奴隷一家。
現在この一家はナツキの造った温泉旅館で働く事になっており、温泉旅館近くの社員専用の建物に住んでいる。
父ハキムには旅館の運営を、母エイラには従業員の1人となってもらう予定である。
そして6歳でありながらも、しっかり者である娘サリーは母エイラのお手伝いを頑張ってもらう事になっている。
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ランクAパーティ
[夜を照らす月]
ランクAパーティ
[守りの剣]
水の国との国境の山に洗われたというドラゴン討伐(レイの事)に一緒に参加した二つのパーティ
どちらのパーティもランクAであり、ナツキの知らないところで何かと活躍していたりする。
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アニータ
ドワーフ族♀ 19歳
この度、温泉旅館の従業員選びの面接にて合格したドワーフ族の女の子
黒い瞳に茶色のショートボブが似合う女の子。
身長は低く、見た目は幼い感じなのだが、それは種族的な特徴の一つであり、実際は19歳ですでに成人である。
見た目も可愛らしく、こちらもナツキのお気に入りに入った一人だったりもする。
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マルガ
人魚族♀ 78歳
見た目17か18くらいで、人族そのものの様な容姿なのだが、実際には78歳と、結構なお年の愛国心溢れる人魚族の女性。
そんなマルガは、水の国から使者であり、マルガを護衛する騎士達と共にフレムスト国へと来る途中でモンスターに襲われてしまう。
そこにお茶の材料であるアツナメ草を採取しに来ていたナツキ達が発見し助けるのだが、この時はまだ助けてくれた人物達が使者として会いに来た目的の人物だと知る由も無かった。
しかしその後、アルベルト王に呼ばれてやってきたナツキ達と再会し、あの時助けてくれた人が目的の人物だと知る事となった。
使者としての役目を果たし、ナツキ達が水の国へと向う事が決まると、マルガは出発までの間ナツキ達の元で世話になる事となった。
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ルーク
人族♂ 19歳
茶髪で短髪に黒い瞳で、身長160程の男性としては少し低めの身長な青年。
この度マルガの護衛役として1人残り、ナツキ達と行動を共にしている。
どうやらマルガとは仲の良い関係の様である。
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ウォーリー=クイール
人族♂ 38歳
水の国アクルーンの城で騎士団長であるウォーリーは、水の国の使者として選ばれたマルガの護衛として数名の騎士を引き連れ、火の国フレムストの王都へとやって来た。
騎士団長を勤めているウォーリーの体格は刺すがと居える程の物であり、その腰には愛用の武器であるシルバー製のサーベルを提げている。
ウォーリー曰く、そのシルバー製のサーベルは我が国の騎士団長が引き継いできた由緒ある一品という事らしい。
次回 第82話 コレまでの登場モンスター一覧




