第6話 今後のために
第5話にて、改定前の文章が残ってしまっていたのを訂正をしました。
あと、キングボアのサイズに付いてすこし文章を付け足しました。
第6話はすこしばかりエロ?が入ってます
(もう少しぼかしたほうがいいのかな?)
先程の戦いで、マジックポーションが全て無くなってしまった事で、道具の補充をしようと、二人は道具屋へとやってきた。
「とりあえずマジックポーションを5本、それとこの縄とか買っておこう、他に何か買って置いたほうがいい物ってあるかな?」
「そうですねぇ、あ!こちらの発煙球とかどうでしょうか?」
「お、いいねそれ、なんかに使えそうだし、3つほど買っておこう」
こうしてマジックポーションや投げつけると煙が舞い上がる発煙球、他にも野営をするの必要な物が揃った野営セットを購入した。
これで暫く道具は困らないかな?
買い物を済ませ店の外へでると、空は茜色になり始めていた。
始めての依頼と強敵との遭遇で疲れた俺達は宿へと戻ると、受付には怖いおじさ・・・主人のロークが立っていた。
だからこの人がそこに立ってると怖いってば・・・
恐る恐る鍵を受け取り部屋に戻ると、椅子にすわりテーブルに項垂れるように頭を乗せ、今日一日の疲れを吐くように溜め息をつく。
「今日は一日お疲れ様ですナツキ様、食事まで時間が有りそうなので、先にお湯を頂いてきますね。」
「ありがと、ミール」
今日の初の依頼による狩りや、思いもよらぬキングボアとの戦闘で心身ともに疲れていた、依頼で手に入った報酬と素材などで手に入ったお金は合計で1300コルとなったのだが、先程買ったアイテムで全てそれらは使い切る事となった、むしろ少し足が出たな。
今の所お金はまだ余裕はあるが、今日みたいな収入を毎回手に入れれるわけじゃない、討伐の依頼を受けてつつステータスの荒稼ぎして、早くランクを上げて行きたいところだ。
今なら、キングボアによるステータスアップで、現ランクで討伐するモンスター程度なら楽に倒せるはずだ。
そんな事を考えていると、ミールがお湯を貰って部屋に戻ってきた。
「さぁ、ナツキ様、体をお拭きますので服を脱いでいただけますか?」
「ああ、お願いするよ。」
なれない戦いで汗を掻いていた体を拭いてもらいサッパリする事は出来たのだが、やはり俺としては風呂に入りたいものだ、いずれ風呂付きの家とか欲しいものだ。
さて、俺は拭いて貰えたので、今度は俺がミールを拭いてやりたいと思う!
え?疲れてるんじゃないのかって?しらん!疲れは疲れ!欲望は欲望だ!
「おいでミール、今度は俺がミールの体を拭いてあげるよ。」
「いえそんな!ナツキ様にそんな事していただく訳には・・・」
「いいからいいから、ほら、おいで(俺の癒しの為にも!)」
そう言ってミールの服を脱がせて椅子に座らせると、こちらに背中を向け、長く綺麗な髪を背中が見えるように避けさせる。
「ではあの・・・よろしくお願いします」
力を入れすぎず、ゆっくりと優しく濡らした布で背中を拭く、背中が拭き終わると次は首、肩、腕、そして身体の前側へと進むとそこには手に丁度収まるほどの形のよい双丘があり、その頂には可愛らしい突起があるので、それらをすべて優しく拭き、そのまま下へと拭き進んでいった。
途中、ミールの口から熱い吐息をもらしていた。
うん、こんな状態にしちゃった責任はちゃんと取らないとね!
ということで、食事の前にこの可愛い娘を頂こうとベットへと抱きかかえて行き、そっと下ろし優しくキスをすると、ミールからも求めるように首に手を回し舌を入れてくる。
俺もそれに答えるように舌に吸い付き絡めあう。
激しいキスをしつつ、手に吸い付く感じの胸の感触を楽しんでいるとミールの口から「んんっ・・・あぁっ・・・」と可愛い声が漏れて来る。
そして暫くそんな風に可愛がり続けた後、二人は体を重ね、今を生きて愛し合っている事を感じていた。
・・・
・・
・
行為の後、俺はミールを抱き締めたまま眠ってしまっていたようだ、気が付けば外は暗くなっていた。
時計を見ると20時20分になっていた。
腕の中ではミールはまだ目を閉じたままだったが、すぐに目を覚まし起き上がろうとしたので、抱き締めていた腕の中から解放する。
「ごめん抱き締めたままで苦しくなかった?」
「いえ、むしろ気持ちよかったです、それに・・・ナツキ様の寝顔をゆっくりと見られました」
そう言って照れ笑いするミールはやはり可愛かったが、どうやら先に眠ってしまった俺は寝顔を見られていたらしく、ちょっと恥ずかしく思えた。
「今日は疲れてたのにごめんな」
「いえそんな!その・・・大丈夫です!ご主人様に求めて頂けるのはとても嬉しいので・・・あぅ~」
自分で言って恥ずかしかったのか、布団に潜ってしまった。
「さ、そろそろご飯の時間だから着替えておこうか」
そっと顔を半分だし「はい。」と答えるミールの額にキスをすると「えへへ。」とはにかむ姿はとても可愛らしかった。
そして二人が着替え終わる頃、扉をノックされ、返事をすると、夜の食事が運ばれてきた、どうやら1時間ほど前にも一度部屋に訪れていたらしいが返事が無かったので時間を置いて、もう一度来てくれたそうだ。
すみませんアロンさん・・・その時ミールとシテ疲れて眠ってました!
さて、心の中で謝罪も終わったので夜の食事をするとしよう、今日の料理は大きなタイに似た魚の塩焼きに、魚の出汁で作られたお吸い物という魚料理だった、とてもおいしかったのだが・・・白ご飯が欲しい!
昨日の食事にも白ご飯は無かった、そこでミールに聞くと「しろごはん?こめ?それはどういった物ですか?」という悲しい返事が帰ってきた。
まさかこの世界には米がないのか!?米を食べて育ってきた俺には衝撃が大きかった・・・いや、もしかしたらどこかにあるかもしれない!今度アロンさんに聞いて見るとしよう。
食事も終わり、今日もミールに食後のお茶を淹れてもらい一息つく。
「さてミール、明日もモンスターの討伐依頼を受けようと思うんだ、無ければ薬草の採取でも受けながらモンスターを探すって感じで俺はもっとステータスを上げようと思うだけどいいかな?」
「はい、それに私自身もっと強くなってナツキ様の役に立てるようになりたいですし、それがいいと思います」
「ありがとミール、ただ無理はしないようにね?」
「はい♪」
「まぁそれに俺も、いくらステータスが奪えるといっても戦いの技術が成長しないと意味が無いからなぁ」
「そういえば、ナツキ様のステータスって何処まで上がるんでしょう?」
「あ~どうなんだろ・・・ごめん、分からん、けどまぁ、どうせならどんな敵が来ても怖くない位のステータスとそれなりの技術は持ちたいな」
「はい!これから頑張っていきましょうねナツキ様!私も頑張って強くなりますので!」
「ああ、一緒に頑張ろうなミール」
あ、そうだ、今日の戦いでミールのレベルってちゃんと上がったのだろうか?ステータスを見せてもらうとしよう。
「なぁミール、ちょっとステータス見せてもらっていいか?」
「あ、はい、というよりナツキ様の完全解析スキルでいつでも見ていいですよ?」
「あ~ステータスって個人情報みたいな物だからね、身の回りの人のは出来るだけ勝手に覗きたくないって言うか・・・」
まぁ、ミールにはすでに奴隷商で勝手に見たんだけどな!
「そうですか、ですが私はナツキ様に見られても平気なので、いつでもどうぞ」
ニッコリと笑顔でそんな事言われると、ドキッっとするね!
まぁいいや、とりあえず許可も取れたので、見て見るとしよう
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ミール 人狼族♀
奴隷
主人 ナツキ
ステータス
LV 8
HP 103
MP 37
STR 79
VIT 67
AGI 88
DEX 71
INT 36
LUK 32
スキル
片手剣スキル1
短剣スキル1
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(あ、レベルは同じ8まで上がってる)
「私レベルが8まで上がってますね、通りで今朝よりも体が軽く感じられるはずです」
ミールも自分のステータスが気になったのか透明のプレートを表示させ見ていた。
「やっぱり明日からは戦いの技術の練習でよさそうだね」
「そうですね、暫くは適当な依頼を受けながらそちらをメインに頑張りましょう」
「だな・・・よし、それじゃあ明日からの予定が決まった事だし、今日はちょっと早いけど寝ようか」
「はい、では、おやすみなさいナツキ様」
二人で布団に潜り込み、お休みのキスをすると、俺はミールを抱き枕のようにして眠りへついた。
次回 第7話 主人公チートへまっしぐら!?