第21話 プレゼントから始まる家族という絆
いらなくなった部分を消したのですご~~~~く短くなってます。
まぁいうなれば、ちょっとした出来事ってレベルの事になっています。
コメントにてご指摘頂いた誤字を訂正しました。
第9話 報酬と使い道で貰えた報酬の桁を間違っていたのを訂正
100000コル➡100万コル
そして、コーラルやハスマのセリフの中で着「着て」となっていたところを「来て」に訂正しました。
そして、コメントなどあればありがたいですと書いておきながら、感想はユーザーのみの設定になっていたのに最近気づきました、ほんとすみません!!!!
ミリーに俺の事をしってもらい、話が終わったところで、俺は結婚式のあとのパーティーの途中で考えていた話を持ち出した。
「ところでさ、結婚記念に何かを俺から皆に記念のプレゼントをあげようと思うんだ。
ほら、指輪は結局アルベルト王が用意してくれたけど、それとは違う俺からのちゃんとした記念の物をって思ってさ」
「記念の物ですか?あ、それでしたら一つ、お願いしてもいいでしょうか?」
俺の提案に最初に反応したのはノアだった、さぁ、何でも言いたまえ!
あ、でも買える範囲の物でありますように・・・
「お、ノアは何が欲しいんだい?」
「主様と眷属契約した時に奴隷の証である首輪が取れてしまいました、なので新しい首輪をお願いしたいと思います」
「え?なんで首輪?眷属の証が付いてるんだから、誰も文句言わないと思うけど?」
「確かにそうでしょうけど、それはこの国にいる間の事です、主様のこの世界での目的のため、今後他国に行く事だってあると思います、ですがそこでは、主様はあくまで客人という扱いとなり、私達はその妻ではなく奴隷であると言う事になります、なのでこの時に奴隷の証である首輪をしてない事が問題となってくるのですよ。
そもそも奴隷とは主の所有物の扱いというのは知っていますよね?つまり奴隷の身分の私達が、主様以外に首輪を嵌められてしまいますと、私達は主様の妻ではなく、問答無用でその人の物となってしまいます、私そんなの絶対に嫌です!」
「そんなの俺も嫌だ」
他国と限らず、この国にもきっと俺の事をよく思っていない奴はいるだろう、そう言う輩に俺の嫁達を奪われるようなマネだけはされたくない。
ならばいっそ奴隷から開放すればいいのでは?とも思ったが、これもやはり問題が残る。
奴隷でなくなれば、今度はミール達が誘拐され、無理やり奴隷にでもされる可能性もありえるのだ。
ミール達がいくら俺の眷属になって強くなっているといっても、例えば、罠にはめられる事もありえるし、何かの魔法や薬で眠らされたりしてる間に首輪をつけられたりする可能性だってある、それならばいっその事、俺の奴隷のままにしておく事が安全といえる。
まぁそれ以前に、可愛い嫁達を誰かに横取りされたら、俺は多分そいつを半殺し・・・いや、それの程度では許せん!
相手が男なら、男としての機能を切り取って、全ての関節をはずして、更におまけとして関節も増やしてやろう。
女なら・・・そうだな逆に奴隷にして、あんなことやこんな拷問を・・・・
ふっふっふ、実は俺結構アブノーマルな事は好きだからな!
じっくりと調教してやろう!
「あの、主様が私達の事でお怒りになられるのはとても嬉しい限りです、主様がお好みでしたら、その・・・どんなプレイでもお受けしますが、と、とりあえずですね!そうならないために新しく首輪をお願いします」
「あれ、俺今声にだしてた!?」
「は、はい・・・」
自分の言った事に恥ずかしくなり、顔を真っ赤に染めモジモジとしているノアに変わり、視線をこちらに合わせないまま、顔が赤くなったミールが答える。
「ちなみにどんな事いってた俺」
「まぁ、それ以前に可愛い嫁達・・・というところからです」
ふむ、これ以上この話しをしてたら、皆の俺を見る目が変わってしまうかもしれない、早急に話題の方向を修正しておこう
「まぁ、そういうことなら明日奴隷商の所へいって新しい首輪を用意してもらおう」
「あの旦那様、是非私にも首輪をお願いします!」
ん?今この王女様今とんでもない事言わなかったか?
いや、きっと聞き間違えだろう、うん、よし、ちゃんと聞き直しておいたほうがいいな
「あの、ミリーさん?何がほしいって?」
「ですから首輪です!私もミールさんやノアさんにシアさんとお揃いのをお願いします」
OK、聞き間違えじゃないようだ
「え、え~とごめん、理由聞いていい?」
「私も3人と同じ立場でありたいのです、それこそ平等に!なので私も王女を辞めて奴隷になります!」
「おいおい落ち着け!ミリーを奴隷にしたら俺、王様と王妃様に何を言われるかわかったもんじゃないぞ!?」
「大丈夫です!お父様とお母様もきっと賛成してくれます!それに奴隷といっても旦那様の奴隷ならば、問題いは無いはずです!」
「いやいやいやいや!問題あるでしょ!?
「大丈夫です!それに、もし私がさらわれて無理やり奴隷にでもされでもしたら、その方が問題ですよね?なので私の安全のためにも是非!」
くっ、俺と同じ考えしてたのか!
しかたない、諦めて、親に説得してもらおう、いくらなんでも自分の娘を奴隷にしたがる人ではないはずだ
「わかった、そのかわり、アルベルト王やコーネリア王妃の許可が出たらだ」
この時の俺はこの考えが甘かったと知るまで、そう時間はかからなかったのである。
「はい♪これでちゃんとミールさん達をお姉さんだと思う事ができます♪」
「私達がお姉ちゃんですか・・・なんか嬉しいですね」
ミールも妹が出来たようで嬉しいのだろう、はにかんだ笑みを浮かべていた。
「これからもよろしくです、ミールお姉さん、ノアお姉さん、シアお姉さん♪」
「はい、よろしくです、ミリー♪」
「私もよろしくおねがいしますね、ミリーさん」
「ボクもついにお姉さんなんだね!よろしくミリー」
うん、3人共より一層仲良く慣れたようでいいことだ
それじゃ次は俺と仲良くなってもらうとしよう、主にベッドの上でだが!
こうして俺達の新婚初夜は5人で乱れに乱れ、体力を使い切って幸せな顔で眠る嫁たちの顔を見ながら俺も眠りへとついた。
次回 第22話 新たなる土地とメイドさん




