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21. SCOUT 1



わたしは山田先生のお宅に伺った日の夜、LAのママにも電話をした。


それまでの経緯を簡単に説明して。


『それで?朱里はどうしたいの?日本の音大に行きたいなら、もちろん反対はしないけど、ピアノを続けるならこっちの方がよくない?でも山田先生が見て下さるなら日本でもかなり上を狙えるから、そっちでもいいのよ』


ママの反応には驚いた所が一つも無く『そう言いだすんじゃないかと思ってたわ』と笑ってた。


どうも、防音室を見せられてから、玄と奪い合うようにピアノに噛り付いていたから、バレバレだったみたいだ。


『でも、朱里が日本でレッスンを再開するってチャックが聞いたら、きっと怒るでしょうね。今でも時々、シェリーは日本でどうしてる?って聞かれるもの』


ゲゲッ、その名前を今は出さないで欲しい。


「・・・この事はチャックには内緒にしてて」


そう言って、わたしは電話を切った。


子供がやりたい事を自由に選ばせてくれて、それを後押ししてくれる両親が本当にありがたいと思った。






次の日の放課後、わたしは制服のまま、再び山田先生のお宅へと向かった。


先生のスケジュールを管理しているマネージャーの堀田さんにアポイントメントを取ろうとしたら、今日の午後が空いていると言われたので。


成島の家ほどではないにしろ、大きな洋館風の家は蔦が絡まり庭にも緑が多く、都心とは思えない程の静寂さを保っていた。


流れてくるピアノの音に気付いて耳を澄ます。


先生が弾いているのかな?


それともお弟子さんかな?


この曲はベートーヴェンのピアノソナタ第二十九番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」じゃないかな?


やっぱり、プロは違うなぁ。


リズムを無意識のうちに追いながら、わたしはドアベルを押した。


「いらっしゃい!君が朱里ちゃんだね!」


勢いよく扉を開いたのは、当然ながら山田先生ではなく、昨日紹介されたマネージャーの堀田さんでもなく、昨日案内してくれた家政婦さんでもなかった。


パパや伯父さんと同じ位の年代の男の人だった。


先生の息子さんだろうか?


いや、先生は音楽に生涯を奉げて結婚をしなかったとグランマから聞いている。


「お、お邪魔します」


その人の勢いにちょっと引いて、恐る恐る入ると、上から下までジロジロと見られた。


「おおっ!本当にあの学校の制服を着ている!生で見るのは久し振りだ!良かったら僕の事は『紫のバラの人』と呼んでくれたまえ!」


はぁ?


わたしは思わず、ニコニコと笑顔を絶やさないその人の頭から足元までジロジロと見渡し返した。


どこにも紫のバラなんてあしらったりはしていない様だが。


もしかして危ない人なんだろうか?


「大森さん、何も知らないいたいけな女子高校生に、いきなり『ガラスの××』ごっこを押し付けるのは止めてあげて下さい」


胡乱な目付きになったわたしの視線は家の奥から現れた堀田さんに移った。


見知った人の顔を見て安堵する。


世界的なピアニストでもある山田先生のマネージャーをしている堀田さんは、三十代半ばの優しそうな人で、ごく普通の会社員の様にも見える。


「ごめんね、岡村さん。この人は大森さんと言って、芸能プロダクションを経営している人なんだけど、どうしても君に会いたいって聴かなくてね」


芸能プロダクション?って何ですか?


首を傾げるばかりで、反応しない私に、堀田さんは説明してくれた。


「ああ、岡村さんは帰国子女だったね。あちら風に言うとエージェントかな?」


エージェント?そんな人がわたしに何の用があると?


大森さんと言うその人に視線を戻すと、相変わらずニコニコとしたままだったが、名刺を差し出して自己紹介をしてくれた。


「改めて、初めまして。岡村朱里さん。フォレスト・プランニングの大森と申します。以後お見知りおきを」


名刺を貰ったのは昨日の堀田さんに続いて二枚目だ。


確かに名刺には『芸能プロダクション フォレスト・プランニング 代表取締役社長 大森 進』と書いてある。


「初めまして、岡村朱里です」


大森さんはわたしの名前を知っているみたいだったけど、名乗られたら名乗り返すのが礼儀だと教えられたし。


いい年をして、ゴッコ遊びをする様な人らしいけど、エンターテイメントの世界に居るのなら・・・と思ってしまう。


あの世界は変な人が多いと聞くし。


わたしと大森さんが挨拶を交わすと、それを見計らっていた堀田さんが、わたし達を昨日案内されたピアノがある練習室へと誘った。






「来たわね」


練習室に入ると、山田先生がそう言って微笑んでくれた。


「早速、答えを聞かせてくれると言うのなら、よい返事なのでしょうね?」


先生の言葉には迫力があって、ノーと言う事は許さない、と言っている様にも聞こえる。


「ちょっと待って下さい、先生」


わたしが答えようとすると、何故か一緒に付いて来た大森さんがストップをかけた。


「朱里ちゃんの答えを聞く前に、僕からの話を聞いて貰って下さいよ!彼女の決意を促す為にも」


大森さんの懇願に、山田先生は『勝手にしろ』と言わんばかりに手を振った。


大森さんからの話って何だろう?


「岡村朱里さん、わたくし共、フォレスト・プランニングと致しましては、あなたとの専属契約を結びたいと思っています」


へ?


改まった大森さんの口調と表情にわたしは驚いた。


「実は昨日、こちらに伺わせて頂いた際に、偶然あなたの歌声をお聞きしまして、聞けば、クラシック歴が長いそうだが、作曲も手がけられるとか?これにあの声!世に埋もれさせるには惜しい才能だ!是非、プロの歌手となって、ウチと契約を!」


か、歌手?


全然、考えてもいなかった選択肢が現れて、わたしは驚きを通り越して一瞬思考が停止してしまった。


そこへ聞こえて来た声に我に帰るまで。


「俺は納得してないぞ。俺にも聞かせて見ろ」


よく見れば、練習室には山田先生と大森さんの他にも、ピアノの影に隠れて見えなかったが、人がいた。


「そこの少年、これを歌ってみろ」


し、少年だとぉ?


わたしはカッとなったが、流れて来たメロディは昨日、山田先生の前でも歌った、曾お祖母ちゃんが歌っていたという曲だった。


怒りを鎮めるべく、大きく深呼吸をしたわたしは、無礼な見知らぬ人に言われるが儘、昨日と同じ歌を歌った。


「うん、うん、やっぱり素晴らしいね。気のせいか、昨日聞いた時よりもよくなってる気がするよ。オマエもそう思うだろう?樹!」


大森さんは歌い終えると、拍手をしてそう称賛してくれた。


「まあ、この曲をここまで歌えるのは滅多にいないかもな」


伴奏をしてくれた人が言った言葉は、褒め言葉なのだろうか?


とてもそうは聞こえなかったが。


「あの、先生、これは?」


言われるが儘に歌ってしまったけど、今の状況はどうなっているんでしょうか?


わたしは救いを求めるように、黙って聞いている山田先生に訊ねた。


「ごめんなさいね、昨日、あなたが来ていた時に、この大森を待たせていたのよ。そうしたら、あたくしに会うなり、この男が『是非、あなたに合わせてくれ』って煩くて。ああ、ちなみに、こっちの無愛想な男は川口樹かわぐちいつきと言ってね、あたくしの不肖の弟子に当たるの。クラシックを捨てて流行歌の作曲家になった子よ。ホラ、樹!挨拶ぐらいはしなさい!」


山田先生の不肖の弟子、というその人は、ニコリともせずに「川口だ」の一言だけ発した。


うう~ん・・・本当に無口で無愛想なんだな。


パパみたいな人だ。


年は・・・大森さんよりも堀田さんよりも下に見えるのに、一番偉そうだな。


でも、山田先生が不肖、とは言え自分の弟子だと公言するのだから、かなりの才能を持っている人なんだろう。


しかし、わたしの事を『少年』と言った事は許すまじ!


「あのね、朱里ちゃん。君は若くて知らないかもしれないけどね。君が歌ったあの曲は、かなり難しくて歌う人を選ぶ曲なんだよ。昔、一度だけカバーした歌手が居たけどね、アレンジしなければ歌えなかった程なんだ。何しろ古い曲だしね、オリジナル・バージョンで歌える人なんて殆どいないよ」


大森さんが熱心に語ってくれた。


「あたくしだって、レコードで聞いただけで、生で歌っているのを聞いたのも一度だけだったわ。鈴華さんは、というよりはご主人がそう言った表舞台を嫌われていたから」


でも、確かに素晴らしい歌い手だったわね、と山田先生が呟けば、大森さんが残念そうに溢した。


「僕なんかレコードだけですよ」


生で聞きたかったなぁ、生で聞きたかったなぁ、と二度も繰り返して言ったので、わたしが思わず「伯母は曾祖母から直接教わったと聞いてますが」と言ってしまった。


昨日、家に戻ってからみんなに歌を披露した後、わたしを称賛するみんなに、曾お祖母ちゃんが歌っていたという歌について色々と聞いたのだ。


すると、グランパから聞いた通りの答えが返って来た。


わたしの曾お祖母ちゃん、グランマの母親は、結婚する前に一年だけ歌手として芸能活動をしていた事。


その時に、何枚かのレコードを出した事がある事。


そして二度と芸能活動は行わなかった事。


でも、ピアノを弾く事や歌を歌う事を辞めた訳ではなく、家でよく弾いて歌っていた事。


音楽の才能が欠如していた娘のグランマには匙を投げたが、孫である伯母さんに歌を教えてくれた事は初めて聞いたけど。


そして、その後、曾お祖母ちゃんから直接指導を受けたと言う伯母さんが、わたしにあの歌を歌う時の注意点を幾つか教えてくれたのだ。


「知ってるよ。僕も葵さんの歌は一度だけ聞いた事があるけどね。確かに上手いが、本格的な練習を長い間していなかった所為か、プロは難しいと思ったね。もちろん、若い時に、彼女がその気になって鍛えていれば、また別の話だっただろうが。葵さんは成島の跡取り娘だったからね、諦めるしか無かったかな」


そっか・・・伯父さんも婿養子だと言ってたし・・・あんなに大きな家に生まれるって事は、色々と大変な事も多いんだな。


「その点、朱里ちゃんは彼女と違って背負うものはなさそうだし、音楽に対する熱意もある様だし、僕と僕の事務所が君をプロの歌手としてデビューさせるべく鍛え上げてあげるよ!一緒に世界を目指そう!」


大森さんがそう言って、わたしに手を差し出して来たけれど、わたしはそれに答えるよりも前に、まず山田先生に昨日の返事をしなければならないと思っていた。


「それよりも、先生。昨日のお話の件ですが」


わたしと大森さんとの会話を黙って聞いていた山田先生は、わたしが声を掛けると、大きく頷いた。


「わたしは一度、ピアノを諦めて勉強をする為に日本に来ました。ですが、ピアノが好きなんです。ずっと弾いていたいと、辞めたくないと痛感させられました」


まあ、あの成島の家に置いてあるピアノに心揺さぶられた、とも言えるけど。


やっぱりピアノを弾いている時が一番楽しいのは確か。


「ですが、音楽を続ける場合、失礼ですが、日本の音楽大学よりもステイツに戻ってあちらの学校に入った方が良いと思ってます。実は以前教わっていた先生にもそう言われました」


でも、イーストマンやカーティスを受けるだけの度胸がなかった。


だから、ピアノを辞めて日本に来たんだけど・・・本当は師匠にも問題があったからだけど。


「わたしが本日お伺いしたのは、山田先生に日本で師事出来る方をご紹介いただけたらと思ったからです。折角、受かった高校を直ぐに辞めて、帰るつもりはありませんし、日本の音大を受験するつもりもありません。ですが、ピアノは続けたいんです」


酷く我が侭な答えだと判ってる。


中途半端だとも。


それでも、わたしが選んだのは、まずは残りの高校生活をピアノと勉強に捧げる事。


「あたくしが教えるのではダメなのかしら?」


えっと・・・そう言う意味ではなく。


わたしは必死で手を振って否定した。


「山田先生はお忙しそうですし、出来ればわたし・・・作曲も勉強してみたいと思ってまして・・・」


ピアノと作曲と、その両方を教えてくれる人が良いんだけどな・・・贅沢かな?


前のピアノ教師だったチャックは、変態で変人で最低なヤツだったけど、音楽の才能は本物で、教え方も悪くなかった。


クラシックだけじゃなく、ジャズやポップスなどの色々なジャンルについても教えてくれた。


欲張りだとは思うけど、もっともっと、色々と勉強がしてみたい。


「そう・・・ちょっと残念だけど、仕方ないかしら。確かに今の日本だけでは認められるのが難しいのは確かだし。ピアノ教師で満足するのならともかく、プロになるのなら海外で腕を磨かなくては認められないのが現状ですもの」


先生は辛そうに溜息を吐いた。


そ、そうだよね、いくら真実とは言え、音大の教授でもある山田先生にここまで行っちゃったのは失礼にあたるのかな?


「宜しいわ、あたくしが、あなたに新しい先生を紹介して差し上げましょう」


でも、そんなわたしに、山田先生は気を悪くした様子も見せずに、そう仰ってくれた。


「ありがとうございます!」


思わずホッとして、握りしめていた両手を胸元で祈る様に強く握った。


すると・・・


「おお!」「あら?」「・・・」


大森さん、山田先生、川口さんが一斉にそれぞれの形で驚いていた。


なぜ?


「山田先生!今のを見たでしょう?朱里ちゃんはやっぱり歌手になるべきなんですよ!お願いですから僕に預けると言って下さい!先生からのお言葉なら、彼女もきっと!」


「そうねぇ・・・」


大森さんが何故か、いきなりやる気を出して、山田先生を説得し始めた。


山田先生は何故か、大森さんの意見に耳を貸そうとしている。


「あなたはプロの歌手になる気はあって?」


先生に突然、そう聞かれて、わたしは思わず首を振った。


「いえ、歌手は・・・歌う事は嫌いではありませんが・・・」


歌手だなんて。


「だそうよ」


「そ、そんな・・・」


心配したけど、山田先生はわたしの意思を聞くと、あっさりと大森さんにその事を伝えただけで、説得する気はない様だった。


気の毒な大森さんはガックリとしていたけど。


良かった。


「それで、あなたに紹介する教師の件だけど」


やった!


わたしは山田先生の言葉に期待に胸を膨らませた。


どんな人を紹介して貰えるんだろう?


山田先生のような厳しそうだけど優しそうな人が良いなぁ。


じゃなかったら、グランパか、最初に教えてくれたジョージみたいな人。


伯母さんみたいに綺麗で優しい人もいいよね。


もちろん、山田先生に紹介して貰うんだから、どんな人でも文句は言わないけど。


「ここにいるこの子はどう?」


そう言って手で示した先には・・・ピアノの前に座ったままの川口さんが居た。


え?


「樹は今ではクラシックから遠ざかってしまったけど、作曲は幅広くこなしているし、ピアノの腕も確かよ。さっきもあなたが来る前に聞かせて貰ってたけど、鈍ってはいない様だったわ」


ああ、わたしがこの家に入る前に聞こえていたのは川口さんのピアノだったのか・・・じゃなくて!


この怖い人が、わたしの新しい先生?


「ご、ご迷惑では?」


思わず小さな声で訊ねると「別に構わない」と一言。


ええ~ん・・・もう決まりですか?決まりですよね?


「素晴らしい!朱里ちゃん、樹はウチの事務所とも契約してるんだ!樹に歌と作曲を習ってウチからデビューしようではないか!」


大森さん・・・まだ諦めていなかったんですか。


「折角ですが、芸能活動は校則で禁じられていますから」


わたしは冷たく大森さんに伝えた。


そう!わたしが通う学校は、厳しい私立の女子校なのだ。


この時ほどあの学校の厳しい校則に感謝した事はない。


蒼にパート・タイム・ジョブは禁止されていると聞いて、生徒手帳を貰ってから校則を熟読したのだ。


どこかに抜け道はないかと思って。


残念ながら、やはり働く事は禁じられていたし、他にも厳しい決まりが幾つかあった。


実は、学校帰りに家に帰らず、制服のまま他の場所に出掛ける事も校則では禁じられている。


今、制服でこの場所に居る事も校則には触れる事なのだ。


でも、習い事や塾に行く際、時間がないから家に戻らずに直行する事は黙認されているらしい、と知夏に聞いた。


「大丈夫!学校に内緒で芸名使ってプロフィールを隠せば!」


へこたれない人だな。


その、妙に自信満々な根拠はどこにあるんだろう?


「現に、朱里ちゃんの曾お祖母様だった鈴華さんだって、君と同じ学校に通っていた時にデビューした筈だよ。もちろん、名前も伏せてメディアに一切姿を出さなかったから、今でも正体を知っている人はホンの僅かだけどね」


し、知らなかった・・・


そう言えば、曾お祖母ちゃんが結婚したのって十六だとか言ってなかった?


そうすると高校を中退して?


当然ながら、あの学校で在学中に結婚なんて許してくれる筈はないもんね。


抜け道は色々とあるのかな?


でも・・・


「わたしは違法な事はしたくありません」


わたしは厳しいけれど、あの学校が好きだ。


まだ通い始めて間がないけど。


女の子達に騒がれるのには、まだ慣れないけど、それでもわたしを暖かく迎え入れてくれた場所だ。


校則に触れて、退学になる様な事にはなりたくない。


「そっか・・・でも、僕は諦めないからね!卒業した後でも構わないから!気長に口説かせて貰うよ!」


す、凄い根性のある人だな。


まあ、でも、そのうち諦めるだろう。






こうしてわたしは、山田先生の紹介で、川口樹という無口で無愛想な人にピアノと作曲を習う事になった。


週に三回、川口さんの家兼スタジオに通う事になった。


その場所は学校よりも家の傍で、通い易いと思っていたが・・・まあ色々と大変だった。






補足:ベートーヴェン ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」

   ピアノソナタ32曲の中でも極めて一番難しい。ピアニストでも全楽章演奏不可能といわれる曲。だそうです。



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