表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/10

『第二章~無敵の魔女……露草を形容するとしたら、案外こういった感じかもしれない』

「はっはっは! リンの奴、今度は速河に目ぇつけたんかいな? 自称ジャーナリストいうんも、案外ダテやないんやな?」

「どこがジャーナリストですか! あれじゃ単なるパパラッチよ!」

 リカが大声で返すと、ぷかぷかと浮かぶ紫のわっか、煙草の煙がゆるりと方向を変えた。

 先の、奈々岡鈴とのやり取り、というのか怒鳴りあいをリカから聞いた露草葵{つゆくさ・あおい}は、再びからからと笑った。特に面白い話でもないと思うのだが、露草の笑いのツボなど、そもそも久作は知らない。

 知らないといえば、図書室に向かっていたはずの自分たちが、どうして露草葵の保健室にいるのか、である。

「速河は、桜桃新聞のリンの記事、読んだことあるんか? リンはあんな奴やけどな、文才いうんか、記事はなかなかやで?」

 露草がリン――奈々岡鈴のことらしい――彼女の広報部での仕事振りを簡単に説明し、ふぅーと煙草の煙を天井に向ける。リカがどうして図書室ではなく、ここ保健室に来たのか、少し考えると答えは単純だった。ここに露草葵というスクールカウンセラーにして保健体育の教員がいるからだ。

 保健室の主、露出の激しいファッションを白衣で隠し、メタルフレームを上下させる露草葵。二十六歳の彼女とリカや久作たちはかなり親しい。当然、アヤや須賀、方城も同じくである。そして、どうやら奈々岡鈴とも親しいらしい。

 自分も含めて、と久作は自身にきっちりと言い聞かせて、この保健室は「変わった生徒の溜まり場」になっているようだと思った。そうさせているのは他でもない、保健室の主、露草葵の人徳だろう。

 露草は教師としては相当に変わった人物である。

 容姿に関してはほぼ完璧。妖しく深い瞳は鋭く、それでいて優しい。

 紺色のストレートの髪の一部が常にシルバーのメタルフレームにかかっており、妖しさを倍増させている。白衣の下は決まって真っ白の半そでシルクシャツと黒いマイクロスカート。どうしても視線がいってしまう胸と、同じくの脚線美。ピンヒールまで伸びるラインと、シャツのボタン四つを外しているそこのどちらに惹かれるかと問われて、どちらかに絞れる男性がいるとはとても思えない。

 久作は、メタルフレームか、それと同じ色合いのシンプルな十字架ネックレス、あるいは、常に口にある煙草、このどれかに視線を絞るようにしていた。そうでもしないと、露草の無言の魔力により、会話すらままならなくなるからだ。

 これで露草の頭脳が平均的な教師のそれであればバランスは取れていたかもしれないが、スクールカウンセラーで医師免許と臨床心理士の資格を持つものだから、同じ世代の女性教師は常に自分と露草を比べられているような錯覚に陥る……ことはない。露草がその博識ぶりを発揮することはほぼ皆無で、どちらかというとその逆の、気さくで開け放したような言動で教師、生徒を問わずに接しているからである。

 年配教師からは、ずぼらだとか手抜きだとか、ふしだらだとか言われているが、そういった評価も、露草葵が持つ棘のようなものを隠し、同世代教師の良き雑談相手として慕われていた。

 それらを露草が意図的にやっているかどうかは定かではないが、同じ態度を生徒にも向け、そして前述した容姿の完璧さが加わると、保健体育の教員にして保健室の主、露草葵は、私立桜桃学園という中高一貫のマンモス学園において、ほぼ無敵であった。

 ここまで完璧でありながら、更に露草は、通勤に古いイタリアンカフェレーサー「ラベルダ750SFC」を使い、トリコロールカラーのフルフェイスと革ジャケット、グローブを、保健室の片隅の骨格標本、名前をフレディ・スペンサーくんという彼に(男性らしい)着せていた。

 バイクにかなり興味のある久作は、露草葵を見るたびに、眩暈{めまい}で倒れそうになっていた。いや、実際に保健室のベッドに倒れていた。リカと露草がなにやら言い合っているが、久作の耳にはラベルダのエキゾーストが響いているので聞き取れない。

 久作にとって露草葵は、憧れを通り越して尊敬の対象となっている。自分なりに高等部一年にしてはなかなかの頭脳だと思っているのだが、露草葵のそれは久作のかなり先に位置しており、例えそれが年齢からくるものだとしても、同じ年齢になったとき、露草の領域まで自分がたどり着けるかと問われると、正直、返答できない。

 アヤや須賀恭介ならばそれは可能かもしれないが、あの二人は特殊すぎて全く参考にならない。

 二人とも気まぐれで、今でこそ学年成績の一位二位と並んでいるが、別のことに興味を持った途端、テストなどやっつけで適当に片付けると容易に想像できる。須賀ならば、日本史の解答欄にびっしりとラテン語を並べて教師をからかう、そんなことすらやりそうだった。

 つまり、と、久作は保健室のベッドに仰向けになったまま、声に出した。

「つまり、僕なんてごくごく平凡な、高等部一年生その一に過ぎないんだ。何か特殊な学問に精通しているわけでもなし。まあ、バイクには少し詳しいつもりだけど、それでも、マニアとかのレベルじゃあない。本当にありきたりな人間だよ。なあ、方城?」

 どこかにいるであろう方城に問う。非凡なバスケセンスを持つ方城。久作にとって方城もまた、露草に負けないほど特殊な人間である。

「え? 何? お前が平凡って? 何の冗談だよ、ソレ」

 桜桃のスコアリングマシーン、パワーフォワードでエースの方城は、久作の問いに否定的だった。

「久作くんは、かくとーかで、正義の味方なのねー」

 レイコの柔らかい声が聞こえた。イントネーションが妙だったので一瞬、何を言っているのか解からなかった。

「かくとーか? ああ、格闘家か。いや、だから僕はそういうんじゃないよ。ただ知ってる、知識だけで、方城みたいに日々トレーニングってわけでもない」

「それやのに、空手部主将を秒殺するんやから、しかもめっちゃマイナーな古流八極拳{こりゅう・はっきょくけん}で。速河はやっぱ格闘家やろ? そないやからリンは速河に興味持って、記事にするとか言い出したんやないか?」

 露草が器用に会話に入ってきた。

「リン?」

「久作くんの記憶からはもう消えかかってるのね? 奈々岡鈴さん、パパラッチよ」

 リカからの助け舟で久作の脳裏に、あの一眼レフが蘇った。速河久作の最大最強の武器「桁外れの集中力」は、日常では殆ど役に立たず、どちらかというとコミュニケーションの弊害となっている。一つのことを考え出すと止まらないのだ。

「あの、リンさん? 彼女、インタビューとか言ってたよね? 僕とリカさんにって。それってやっぱり、先月のミス桜桃に関することなんだろうね。あれは何というのか、事件みたいなもので、警察も動いたし、今更掘り返すのはどうかと思うんだけど」

 久作は五月のあの騒動、ミス桜桃学園をぼんやりと思い返していた。

 リカ、アヤ、レイコが桜桃学園のミスコンテストで同列一位となり、それを裏で操っていた運動部連中と教師の一人の画策を、方城、須賀、そして久作が阻止し、以降半月ほど学園が大騒ぎとなった。

 それが報道に至らなかったのは、桜桃学園のマスコミ対策が厳重だったからだが、しかし教師一人が警察に連行されたという事実は、私立学園である桜桃にとって、汚名以外の何でもない。

 やんわりと緘口令{かんこうれい}のようなものが敷かれたが、いかんせん関係者が多すぎたので騒ぎが収まるまでに半月を要した。いや、たった半月で収まった、といっていいだろう。その事件に関わった教員が眼前の露草葵であったことが、おそらくそれを可能にしたのだろう。露草が事件当事者の一人で唯一の教員であり、彼女の言葉がそのまま事件の概要になり、そこで露草が、久作たちに負担がかからず、かつ事件を短期間で収束させるように情報操作をしたと考えるのが妥当だ。実際は数十人いたのだが、それを数人だったと露草が言えばそれが事実として認識され、それだけで事件の規模は、対外的には小さなものになる。

 露草の思惑と桜桃学園上層部のそれが合致し、全国報道になっても全く不思議ではないミス桜桃事件は、外部マスコミに漏れることなく、たったの半月で生徒の記憶からも消えつつあり、現在に至るのだ。

「ぼーっとするのは、かくとーかの精神集中、でしょー?」

 レイコの声に久作は驚き、またか! と舌打ちした。考え込む癖、これだけはどうにも治らない。

「いいんじゃねーか? 速河なりのコンセントレーションだろ、それ? 俺は試合前とかにコートを見ながらイメージトレーニングするんだけどさ、そうやって集中力高めとくと、試合で身体が自由自在に動くんだ。自分でも不思議なくらいにな」

「あー、わかるわかる! 私も二百を走るとき、そんなことやってたかも! ラストスパートで加速するんだよ、それで!」

 バスケ部の方城と、元陸上部のレイコの、運動部同士だからこその会話。久作は、そんなものかな? と思いつつ、そこで始めてレイコが二百メートル走選手だったことを知った。といっても、レイコは短距離と長距離の両方をこなすので、種目はもう一つ二つにまたがっていたのだろうが。

「でも、久作くん?」

 リカが何か質問しようとして、言葉を選んでいる。リカの部活動の経歴は知らない。

 茶道と華道と言われても驚かないが、それが弓道やフェンシングだとしても、まあ驚かないだろう。本の虫、理詰めで知的なハードボイルド探偵、須賀恭介が、実は中等部一年まで剣道部に所属しており、腕前が全国レベルだったという前例があるので、リカが実はボクシング部のハードパンチャーでしたと言ったとしても……いや、さすがにそれだと驚くだろうか。

「奈々岡さんが今になってミス桜桃を記事にするつもりだとして、それに何か意味があると思う? 彼女、言ってたでしょ? 「桜桃学園史に残る」だとか。私、どう考えてもあの事件は汚点にしかならいと思うんだけど、広報部というのは、そういうことやるのかしら?」

 リカの疑問はもっともだ。

 久作やリカ。いや、久作と須賀と方城に、リカ、アヤ、レイコの「リカちゃん軍団」の三人。全員の名前が学園中に知れ渡っているのは、ミス桜桃という事件で久作がそうなるように「戦術」を組んだからであり、仕方がない。しかしその知名度は良い意味で広まるように戦術に組み込まれていたので、実害は全くない。まあ、アヤが「また告られたー!」と久作に文句を言うことは何度かあったが、実害ではないだろう。単にアヤが方城や須賀以外の男子生徒を邪険に扱っている節があるからで、ここはもうアヤ個人の問題だ。

 そんなアヤと意味のない抗論をしていた、あの奈々岡鈴。彼女は、リカの言うとおりの言動を取っていた。

 奈々岡鈴がどういう人物なのか、何を考えているのかは、現時点では不明だ、当然だが。しかし、広報部のジャーナリストとしてインタビューに来たというのであれば、久作たちとの接点はミス桜桃事件しかない。しかも、単なる野次馬根性で掘り返すのではなく、桜桃新聞の記事にすると言っていた。そして、リカの繰り返しだが、桜桃学園史に残るとも。だが、こちらも繰り返しだが、あれは事件で汚点であり、学園にしてみれば校内新聞に掲載されることも、ましてや学園史に残すことも避けたいに違いない。

 そして、奈々岡が広報部の人間で自身をジャーナリストと呼称しているのならば、こういったことは周知のはずだ。

 いや、そうでもないか? アヤが抗論の途中に挟んだ「ジャーナリズムは死んだのか!」……これはカニ社会に関してだったが(カニ社会とは何なのかは全く解からない)。奈々岡鈴がジャーナリズムでも何でもなく、単なる野次馬レベルでミス桜桃を記事にしようとしている。同じ高等部一年だ、その程度だという可能性は大きい。

「つまり、あの奈々岡さんというのは、単に何か大きな記事を扱いたいと思って、そこであのミス桜桃を選んだと」

 久作の独り言。思考から溢れた言葉が自動的に口から出ているだけである。

「そらまー、リンを見ればそないに思うやろな、フツーは」

 露草が煙草を細い指に挟んで、紫のわっかをぷかりと一つ。

 それにしても、と、久作は思った。露草葵ほどの人物になると、ヘヴィースモーカーであることも、魅力の一つに見えてしまう。事務椅子にあるカラフルなマグカップの中身はコーヒー。糖分ゼロのブラック。露草のそばに置けば、量販店のマグカップですら歴史ある高価な骨董品に見える。

 ある人物の魅力は、一定量を超えると周囲に溢れ出し、その周囲にあるものにすら魅力を与えるのだろうか。もしくは、女性というのは元来、そういったオーラのようなものを身にまとう、男性とは違う生き物だということか。仮に露草が、今はおっている白衣ナシで桜桃学園の廊下を適当に闊歩すれば、それだけで全ての授業が止まるかもしれない、全員の視線を釘付けにして。

 無敵の魔女……露草を形容するとしたら、案外こういった感じかもしれない。久作の視線を捉える眼光には、明らかに非現実的な力が宿っている。

「速河? 何や? ウチの顔にご飯粒でもついとるか? ホレ、これ、桜桃新聞。ここんところにリンの記事が載っとるやろ?」

「リン、奈々岡さんの記事? 久作くん、どんな感じ? どうせゴシップなんでしょう?」

「っつーかさ、なんで速河は固まってるんだ? まだコンセントレーション中か?」

「かくとーかは、常に闘いに備えてアチョー!」

 ダメだ。ミス桜桃事件の時は事態が事態だったので保健室と露草葵の能力に助けられたが、特別何もない状態だと、どうしても露草に意識がいってしまう。

「この辺りも、僕が単なる高等部一年の男子生徒その一だっていう証拠なんだろうな……。で、頭のスイッチを切り替えて、これが桜桃新聞? 中等部の時にもあったような気がするけど、どうだろう?」

「速河は新聞読まないのか? 意外だな。お前のことだからこういうのはキッチリとチェックしてるもんだと思ってたけど」

 方城が、久作の学力、つまりテストの点数だが、それを思い浮かべてか、不思議だと言った。

「読まないよ。何ていうのかな、一方的な情報の押し付けっていうのに信頼を置いていないというか、そんな理由」

「何それ? 変なの。じゃあ久作くんはテレビも見ないの?」

 リカが、さほど重要ではないという声色で尋ねた。

「テレビは見ないね。特に報道関連は絶対に見ない。方城と知り合ってからスポーツ関連の番組は観るようになったけど、それ以外は全く。テレビ見るならまだ新聞を読み漁ってるほうがマシだと思う。理由は、えーと、須賀がいれば簡単に説明してくれるんだろうけど、スポンサード意向の情報操作の危険性? ……って、意味不明だね。この話は須賀と合流してからにしよう」

 続けると話が脱線しそうだったので、久作は言葉を切って、露草から渡された桜桃新聞に目をやった。

「スポンサード意向の情報操作? うん、全然意味が解からないわね」

 桜桃新聞は、一見するとコンビニなどに置いてある有名新聞のようだった。レイアウトだとかフォントだとかがきっちりと構成されており、とても学生が作ったものだとは思えなかった。ガリ版時代からやっています、といった雰囲気でデジタル処理された紙面は、「私は新聞です」と高らかに宣言しているようだった。

 奈々岡鈴の記事は、その一面らしい。記事の末尾に「奈々岡」とある、間違いない。幾つかの写真と、一面を飾る、なかなかに長い記事。読むのには少々時間がかかりそうだったが、内容がどういったものなのかは、その見出しで解かった。


「男子学生自殺の裏に、指導と称した体罰の影。教育倫理を問われる学園の本音と建前」


 久作の両目はその見出しで止まり、肝心の記事に進めなかった。

 桜桃新聞、これを作成しているのは広報部らしいが、何だ? この陰惨な見出しは? 久作の思考回路が切り替わる。

 煙草片手の露草が言う通りならば、この記事はあの一眼レフの女性、ハーフフレームの奈々岡鈴のものであり、つまり、彼女か、彼女を筆頭としたチームが追っていた事件だということだろう。

 リカの言うように彼女が単なるパパラッチで、記事もゴシップの類だとしても、この見出しとは全く繋がらない。ゴシップ記事の見出しにしては、リアルで、そして過激に過ぎる。皮肉屋の須賀でも、冗談でここまではやらない。この記事の見出しは洒落や冗談で書くべき文章ではなく、しかし、真相はともかくとして、奈々岡にとっては真実だったのだろう。

 そして、仮にこの記事見出しが真実か、それに近いものだとすると、広報部は、いや、奈々岡鈴は、正真正銘のジャーナリストであり、同時に、相当に危険な取材をしているように見える。

 久作たちが巻き込まれたミス桜桃も大した事件だったが、この見出しから始まる記事は、明らかにミス桜桃を超えていた。

 ミス桜桃事件では数十人と久作、方城、須賀が対峙したが、それでも怪我人だけで済んだ。事件の規模こそ大きいが一番のインパクトは教師一人が逮捕されたことで、それ以外の部分は当事者でなければ雑談のネタにしても、まあ許せる範囲だ。

 それに比べて、奈々岡の記事見出し。


「自殺」

「体罰」


 学生というモラトリアム状態において決して起きてはならないことが二つ並んだ見出しは、「学園の建前と本音」と続いている。

 正直なところ、久作はその記事を読むことをためらっていた。係わり合いを持つことがとても危険だと、本能が訴えているのだ。それでも久作が記事を読もうと決めたのは、奈々岡鈴と生で喋ったからか、露草が「リン」と親しげに呼んだからか、あるいは奈々岡の腕に軍用時計がついていたからか……要するに、事件とは無関係であっても、奈々岡鈴とは薄いながら関わったからだろう。

 読もうと決めたのと同時に、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

 久作は桜桃新聞バックナンバーを露草から借りて、リカを先頭に1‐Cへと戻るべく、保健室を後にした。

 廊下でリカとレイコが何か喋っていたが、内容は聞き取れなかった。久作の頭で奈々岡が書いたという記事見出しがゆっくりと回り、同時に、止めておけともう一人の久作が冷静な声で説得していたからである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ