表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/37

肉屋

「これで牛が手に入った。次は、肉屋に行って、牛肉を調理してもらう」

「分かった」

オーキャラ達は肉屋に向かった。

「こんにちは。牛肉を持ってきました」

「おう。待ってたぜ。でっかい肉だなぁ。これは期待できそうだなぁ」

「よろしくお願いします」

「任せろ。最高の肉にしてやるからな」

「楽しみにしています」

こうして肉屋で調理してもらった牛肉を受け取った。

「さて、後は家に帰るだけだ」

「うん」

オーキャラ達は家に戻っていった。

「ただいま戻りました」

「おかえりなさい。二人とも」

メイは留守番であった。

「無事に帰ってきたみたいだね」

「はい。無事に戻りました」

「ところで、肉は買えたかな?」

「もちろんですよ」

オーキャラは牛肉を取り出した。

「これが、その肉だよ」

「おお! すごいね。立派な牛じゃないか」

「そうだろう。なかなかの品だと思う」

「うん。これなら大食い大会に勝てるかもしれない」

「任せてくれ。必ず優勝するからな。それから、肉を焼くための鉄板を用意できるだろうか?」

「ああ。大丈夫だ。ちょっと待っていてくれ」

「頼む」

しばらくして、肉焼き用の鉄板が届いた。

「はい。持ってきたよ」

「ありがとう。助かる」

「いえいえ。困った時はお互い様だからね」

「では、早速ステーキを作っていこう」

オーキャラは、キッチンへと向かった。

「まずは、この牛肉をカットしていく」

オーキャラは、包丁を使って肉を切り分けていった。そして、切り分けられたブロック肉をフライパンに乗せると、そこに塩コショウを振りかけた。

「次に、これを弱火にかけて、じっくりと加熱する。こうすることで、余計な脂を落としていくんだ」

「なるほど。そういうやり方もあるのか」

「ちなみに、この時に出る煙には旨味が含まれているため、捨てずに、そのまま吸い込むようにしよう」

「了解」

「この作業を何度も繰り返して、ようやく完成だ」

「よし。早速食べてみよう」

「うむ。頂きます」

「私も食べる~」

「おぉ……。美味いな」

「うん。すごくジューシーで、とっても柔らかいよ」

「ふぅ。満足した」

「もう食べられないよ」

「それは良かった」

「しかし、これだけの量を食べるとなると、かなり大変だったんじゃないか?」

「そうだねぇ。確かに、最初はキツかったかもね。でも、途中からは慣れてきたというか、むしろ楽しくなってきた感じがあったね」

「なるほどね。まあ、楽しんでくれたようで何よりだ」

「うん。楽しかった」

「それじゃあ、今日は早めに寝ようか」

「はーい」

「おやすみ。二人とも」

「お休みなさーい」

こうして三人は眠りについた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ