ドラゴンマウンテン
翌朝、オーキャラが目を覚ますと、すでにボールの姿はなかった。オーキャラが部屋を出ると、隣の部屋にボールがいた。彼女は窓の外を見ながら考え事をしていた。
「おはよう」
オーキャラが声をかけると、ボールは振り返って挨拶した。
「あら、起きたの? よく眠れた?」
「うん」
オーキャラはうなずいた。
「良かったわね。私はまだ眠いけれど……」
ボールは大きなあくびをした。
「じゃあ、朝食を食べたら出発しようか」
オーキャラは提案した。
「それが良さそうだわ」
ボールはうなずく。二人は食堂に向かい、そこで食事をすることにした。食事を終えると、二人は宿屋を出た。
「これからどこに向かうの?」
オーキャラはボールに尋ねる。
「まずは北へ向かいましょう」
ボールは答えた。
「どうして北に?」
「王都があるからよ」
ボールは当たり前のように話す。
「なるほど……でも、どうやって行くのかな?」
オーキャラが質問すると、ボールは答える前に歩き出した。オーキャラは慌てて後を追う。しばらく歩くと、森に行き当たった。森の中に入ると、すぐに魔物が現れた。
「あれは何?」
オーキャラは尋ねた。
「オークですよ。人間を食べることもあるので気をつけて下さい」
ボールの説明を聞き、オーキャラは青ざめた。
「嘘でしょう?」
「本当です」
ボールの言葉を聞いて、オーキャラはさらに不安になった。しかし、ここで引き返すわけにはいかない。オーキャラとボールは森の中を進んでいった。途中、何度か魔物に遭遇したものの、グルメ魔法で撃退した。やがて、二人は森の中を抜けて街道に出た。オーキャラとボールは街道に沿って歩いていくことにした。
「ようやくここまで来たね」
オーキャラの言葉を聞いて、ボールが答える。
「ええ、あと少しよ。頑張りましょ」
「うん」
オーキャラは元気に返事をして歩き続けた。すると、前方に大きな山が見えてきた。
「あれは何?」
オーキャラは尋ねた。
「あれはドラゴンマウンテン。あの山の頂上に伝説の剣が刺さっていると言われています」
ボールを説明を聞き、オーキャラは青ざめた。
「嘘でしょう?」
「本当です」
ボールは苦笑しながら答えた。
「それなら、どうすればいいの?」
「まず山の麓に行くよ」
二人は山の麓に到着した。
「ここが麓ね」
オーキャラは言った。
「そうね」
ボールは同意する。
「ここから先はどうするの?」
「とりあえず、山頂を目指しましょう」
ボールの提案を受けて、オーキャラは驚いた。
「そんなことしたら、モンスターに襲われるんじゃない?」
「大丈夫よ。今までだって、どうにかなってきたんだもの」
ボールが自信たっぷりに言うと、オーキャラも納得した。二人は山道を登っていった。途中で何度かモンスターと遭遇したものの、グルメ魔法のおかげで難なく突破することができた。




