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洞窟のドラゴン

オーキャラとボールは旅をしていた。今は森の中にいる。オーキャラはボールに話しかける。

「ねえ、ボール」

「どうしたの?」

ボールは返事をする。

「これからどうしようかなと思ってね」

「うーん……わからないや」

ボールは答えられなかった。

「とりあえず、歩いていればどこかに着くと思うよ」

「それもそうね」

オーキャラは同意する。それからしばらく歩くと、洞窟を見つけた。

「ここに入ってみるね」

オーキャラは言う。そして、中に入った。中にはたくさんのモンスターがいた。その中には牛鬼もいた。

「あれは、牛鬼ですね」

ボールが言った。

「じゃあ、倒しちゃおうか」

オーキャラはグルメ魔法を使うことにした。

「グルメ魔法・ダブルチーズバーガー」

オーキャラは呪文を唱える。すると、牛鬼がダブルチーズバーガーになった。

「いただきます」

オーキャラとボールはダブルチーズバーガーを食べる。とてもおいしかった。

「ごちそうさまでした」

「ふう、これで全部倒せたかしらね」

オーキャラは確認する。

「うん、大丈夫だよ」

ボールは肯定した。

「よし!それでは、先に進みましょう!」

オーキャラは元気よく歩き出す。

「ちょっと待って」

ボールを止めた。

「なぁに?ボール」

「何か来るよ……」

ボールの言葉通り、奥から何かが来る気配を感じた。それはどんどん近づいてくる。やがて現れたのは大きなドラゴンだった。

「グオオオォォ!!」

大きな声で叫ぶ。その声を聞いたオーキャラは怯えて動けなくなってしまった。

「あわわわ……」

震えているオーキャラを見て、ボールはすぐに助けることにした。

「グルメ魔法・どら焼き」

ボールは呪文を唱えた。すると、どら焼きになった。ドラゴンだから、どら焼きにしたことはボールの機転である。

「これを食べればきっと落ち着くはずだよ」

ボールはオーキャラを説得する。

「そっそうだよね……。食べればいいんだもんね……」

オーキャラは恐る恐る近づく。そして、口を大きく開けて食べた。

「おいしい!!こんなに大きなどら焼き初めて食べたけどすごくおいしいよ!!」

オーキャラはとても喜んだ。

「よかった。落ち着いてくれて」

ボールも安心しているようだ。

「ありがとうね。ボールのおかげで助かったよ」

オーキャラはお礼を言う。

「いえいえ、気にしないでください」

ボールは謙遜して答える。

「ところでさっきの大きなドラコンは何なんだろうね?」

オーキャラは疑問を口に出した。

「多分だけど、このダンジョンの主だと思うよ」

ボールは自分の考えを述べた。

「そうなの!?」

「おそらくですが、あのドラゴンはこのダンジョンで一番強いと思います」

ボールは推測を述べる。

「えぇ~……本当かなぁ……?」

オーキャラはまだ信じられない様子だ。


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