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1-2 初動

お疲れ様です

そろそろ暑い夏はどっかに消えないかなって思いますが消えません


今後の投稿がこの時間帯になりそうです

「ん…。んん………。 助けて! おかぁー? 夢か?」




気がつけば私は病院のような場所にいた。

白くて高い天井に薄いピンクのカーテンが壁の隅の方で束ねられている。

あれは何かの悪夢だったのかと思っていたけどこれは夢じゃないかもしれない




「なんで病院なのに深緑色のトラックが走ってるの?」



自分の目をうたがってしまった。

窓の向こうに見えていたのは深緑色のトラックが何台も通ってるの?



トントン




「うむ? 起きたかい?」




引き戸のむこうにいたのは迷彩服を着た男性だ

顔立ちはイケメ…なんだろ、反●隆史に似てるような?

だったらこれはテレビ番組とか?

それだったら迷彩服の至る所に赤いシミがあるのはどういうことなんだろ

というか、手に持ってるお菓子の袋はなに?





「うーん。 あなたの顔を見ていると…私は俳優ではありません。それにここは映画のセットでもない。

ここは陸上自衛隊、練馬駐屯地の中にある診療所みたいな所です。

遅くなりました。私は、三等陸佐の田中源一郎と申します」




「私は神前瑠夏(かんざきるか)と言います。

助けてくださってありがとうござま…え?」




田中さん?はこれどうぞと言わんばかりにお菓子の袋を私の膝あたりに置いた。

たくさん入っていて、よりどりみどりなんだけど名前が書いてるのは?



「それはうちの若い衆からです。 貴女が目覚めたら渡してくださいって言ってなー。」



「すいません、気を使っていただいて」


「礼には及びませんよ。 まずは体を休めて…」




トントン




不意にドアからノックの音が聞こえた。

そこには、田中さんと同い年くらいの女性が立っている。

その人は、私を見てニコッと微笑みを浮かべて会釈した。

だけど田中さんを見た瞬間に顔つきがキリッと引き締まったというか凛々しくなった。




「田中3佐、すいません。 少しよろしいでしょうか?」


「少し待ってくれ…。 神前さんはゆっくり休んでください。」




そう言って田中3佐と言われるは病室を出ていった。

今の私が分かっていることは、学校で居眠りこいてたら変な化物がやってきて校舎を壊したこと。

怪我をした同級生がいたから助けようとして椅子を投げた。でも自分がやられた。

最後に気がついたら練馬駐屯地にいて、田中3佐がここにきた事。

…それくらいだった。




「そういえば…ちょっとタバコの匂いがするような?

懐かしい感じ…。」




だけど、またあの化物が来ると思うと怖い

なんでこうなったのかもわからない。

もう嫌だ

今は、誰も見てないし泣いてもいいかな?









同時刻 駐屯地の廊下





「…して、あの女子のことがわかったのか?」


「はい。 彼女の未成年後見人と名乗る人物がここに連絡をしまして…シライシトミハル検事…らしいです」


「よりにもよって儂の腐れ縁バカか。 仕方ない」




こんな時に都合よく神前さんの知人から連絡が着くとはな。

よりにもよってこれの腐れ縁…か。

ただ、どうも話がよすぎる

普通はそう簡単に連絡はつかぬはず。

裏で何者かが、力を働かせているのか?

それとも…?




「それと、師団長がお呼びです。 彼女について…と」


「あいわかった。また面倒ごとが起きそうだな」



化物がこの駐屯地に来襲し、かと思えば女児を運んでなにをしようとしたのか?

それに、師団長。いや財前陸将があの女子を知っているのが妙な感じだ。

なんだかとても気味の悪い感覚が体を包む。





「白石がここにきたら、儂にまた連絡をしてくれ。

師団長に会ってくる。」


「どうか気をつけて」


「ありがとない。 …まぁ恐ろしい物の怪よりかマシだべ」



財前陸将のいい噂と言うものが少ないと聞く

なにも無ければいいのだがな

いや、あの時儂から女児を取り上げて抱きしめていた様子。

その時の悲しみや憂いの奥底にある我が子を見つめる様な目…。

何か起こす気しか感じられぬ。

悪い予感は当たりやすいから、当たって欲しくないな。







数分後 練馬駐屯地内の診療



「校舎が復旧する3ヶ月間、休校になったぁ!?」



私を見舞いに来てくれたと言うか、迎えに来てくれた未成年後見人の白石さんが、そういった

半壊した部分を直すのに3ヶ月、その他の被害が出ていないかを調べるのにプラスアルファ掛かるらしい



「そうらしいよ…。馬鹿ルカも悪運持ちだな」


「無茶苦茶だよ、富にぃ」


私のベットの横に置いてある椅子に腰掛けているのは

真っ黒いスーツに、マリンブルーのネクタイをした色白で中性的な顔の腹黒毒舌ナルシスト自称プリティ系イケメンとか頭沸いてるのか知らないけど馬鹿をゆう白石富治(シライシトミハル)検事

前髪を左に流してアシメとか言って自慢してくるうざっいんだよなー。

悪い人ではないけどなんかね、たまにラインとかしてきて腹立つ



「全く、腹黒毒舌ナルシスト自称プリティ系はいりません。素直にイケメンと言いなさい。」


「にぃ、いつの間に人の心を読む様に」


「僕ほどのスーパー検事になれば、できるからね?」



いつも変なことを言う富にぃなのに今日の顔つきは、なんだかとても暗い。

富にぃが富にぃじゃない



「…無事でよかったよ、瑠香。何もなくて…」


「ありがと。…なんかちょっとうん」



重たい空気が富にぃと私の間で流れた。

こんなに心配してもらえたのはいつぶりだろ

でも嬉しい。

お母さんが生きてたらなんて言ってたかな?



「瑠香、いきなりだけど驚かずに聞いて欲しい。

実はあんたの命は狙われいる。」




ある組織に




ぽんぽん進みすぎと言うかどんどん進みすぎな急発車小説になっております


許してくださいなんでもしますから(なんでもするとは言っていない)


きちんといいもの書くので悪しからず!

来週もチマチマ投稿します

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