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14-7 日本兵(ツワモノ)の意地

そろそろ最終章に入るので、整理しないとな。

色々と








[???]




「しゅぅぅぅぅぅぅ、るかぁぁぁぁあ!!

アチャはもう家に帰りたい〜!

もうこんなジメジメしてねちょねちょしてる所歩くの嫌だぁぁあ!

もうお家に帰るんだぁ!」



『ねぇ、その気持ち悪い発言やめた方がいいよ?

その発言のせいで、全国にいる自衛隊ファンどころか陸自に就職したいって本気で考えた人の八割は消えるべな?

なんなら、警務隊に突き出されて陸将の経歴に傷がつくよ?』




「それでもいがべ!

何がなんでも家さけぇるべ!

何ここ…習志野演習場みたいに真っ暗っしょ?!

俺が退団する前にもらった空挺のエンブレムが刻まれたジッポライターは…あった!」




教会の聖堂にある祭壇の裏が気になったから中を覗いて突入したまでは良かった。

しかし中に入ってしばらく経った途端、コンクリートの壁からいきなり白いブヨブヨした粘膜みたいなものが壁一面に出始めた。

今は入り組んだ通路のような場所にいるが、だが嫌な感覚が目の前からするのだ。

圧迫のような感じと言えばいいか?



「これは…こいつは驚いた

オレンジ色の電気かと思ったが、球体の核のようなものか?」


『マコト、これが発生源だよ

それと別に俺の格下がいる…真上だね』







もうすぐここに降りてくる!






「先輩、来てくれたんですね!

あんな子供といたから、先輩がダメになったんですよ!

さぁ今から…殺し合いましょう!』



目の前にいる違和感とは別にいると思ったが、やはりここで出てきたか。

空挺団に来た時から影があるようには見えていたが、心の中にある淀みに魅入られたか。

それとも純粋に、俺の育て方が悪かったのか。

真奈美をその手で殺めたことも調べ尽くした。

ここでお前を消させてもらう…悪く思うなよ坂口安吾!





[ 午前5時 練馬駐屯地 グラウンド]




空間に投げ飛ばされた。

一気に4体の翼者が俺を狙って飛んできている。

だがそれも計算のうち、放り投げれば有利と考えたのだろうが意味などないぞ!

俺の38式からは逃げられん!



「浄化炎…局所射撃、梅花!」



「「「「ぎげげげげけ!」」」」



肩のところを狙い撃ったが。

やはり弾を吸収したか…攻撃するために肉体が膨らんでいる気はしたがわざと狙ったのだぞ?

梅花はな…わざと5.56mm弾の底にテグス糸をつけて浄化炎を誘導できるように仕込んであるんだ。

その糸をつたって身体中に燃え広がれ…点火!




「「「「ぎゃぁぁぁあがぁ!」」」」




上手く点火したみたいだな!

梅花も一度火がつけば逃げられない地獄の花だ。

身体中から炎が吹き出して、梅が散るが如く燃え朽ちていくがいい!

嗚呼しまった…2匹が下にいる陣地のところに落ちていった!

助けようとも俺は空中から落下しているだけで手も足も出ない。

まずいぞ…このままだと墜死するし、仲間が食い殺されかねん!

俺は皆を護れずに死するなぞ嫌だ!

どうすれば、どうすればいんだ…んぁが!






「くそっ今度はなんだ!

何と俺は衝突したんだ…おっ、お前は!

来てくれたのか!」



『落下傘を身につけた方がよろしいですな

このまま、捕まえておきますので安心を

下に落ちたのは、我々義烈と貴方の兄…そして憲兵ではなく検察官の白石殿で対処しますので』




肩から両腕を回させて固定されている感覚とふわふわと浮いているような気はしたが、このタイミングでよくぞ来てくれた。

下は下で…うわぁ、旧兵器使ってるし、白石が何かを叫んでいるようだな。

可哀想な孫たちだ…あとであのアホ白石を説教せねば。









『…白石殿は何を?』


「知らんな、放っておけばいいさ

それと助かったぞ…川越よ、ありがとない」


『礼は瑠香(ニャンコ)にいってください

機転を気かけせて、知らせてくれたのはあの子ですから


「ふふ…じゃあ上がってきている二体を一緒に倒してくれるか?」


『こんな地獄は後世に見せる気はありません

それに俺も田中中佐と共闘したかったところ…

落下傘を切り離すぞ!』






[???]




「しゅぅぅぅぅぅぅ、るかぁぁぁぁあ!!

アチャはもう家に帰りたい〜!

もうこんなジメジメしてねちょねちょしてる所歩くの嫌だぁぁあ!

もうお家に帰るんだぁ!」



『ねぇ、その気持ち悪い発言やめた方がいいよ?

その発言のせいで、全国にいる自衛隊ファンどころか陸自に就職したいって本気で考えた人の八割は消えるべな?

なんなら、警務隊に突き出されて陸将の経歴に傷がつくよ?』




「それでもいがべ!

何がなんでも家さけぇるべ!

何ここ…習志野演習場みたいに真っ暗っしょ?!

俺が退団する前にもらった空挺のエンブレムが刻まれたジッポライターは…あった!」




教会の聖堂にある祭壇の裏が気になったから中を覗いて突入したまでは良かった。

しかし中に入ってしばらく経った途端、コンクリートの壁からいきなり白いブヨブヨした粘膜みたいなものが壁一面に出始めた。

今は入り組んだ通路のような場所にいるが、だが嫌な感覚が目の前からするのだ。

圧迫のような感じと言えばいいか?



「これは…こいつは驚いた

オレンジ色の電気かと思ったが、球体の核のようなものか?」


『マコト、これが発生源だよ

それと別に俺の格下がいる…真上だね』







もうすぐここに降りてくる!






「先輩、来てくれたんですね!

あんな子供といたから、先輩がダメになったんですよ!

さぁ今から…殺し合いましょう!』



目の前にいる違和感とは別にいると思ったが、やはりここで出てきたか。

空挺団に来た時から影があるようには見えていたが、心の中にある淀みに魅入られたか。

それとも純粋に、俺の育て方が悪かったのか。

真奈美をその手で殺めたことも調べ尽くした。

ここでお前を消させてもらう…悪く思うなよ坂口安吾!





[ 午前5時 練馬駐屯地 グラウンド]




空間に投げ飛ばされた。

一気に4体の翼者が俺を狙って飛んできている。

だがそれも計算のうち、放り投げれば有利と考えたのだろうが意味などないぞ!

俺の38式からは逃げられん!



「浄化炎…局所射撃、梅花!」



「「「「ぎげげげげけ!」」」」



肩のところを狙い撃ったが。

やはり弾を吸収したか…攻撃するために肉体が膨らんでいる気はしたがわざと狙ったのだぞ?

梅花はな…わざと5.56mm弾の底にテグス糸をつけて浄化炎を誘導できるように仕込んであるんだ。

その糸をつたって身体中に燃え広がれ…点火!




「「「「ぎゃぁぁぁあがぁ!」」」」




上手く点火したみたいだな!

梅花も一度火がつけば逃げられない地獄の花だ。

身体中から炎が吹き出して、梅が散るが如く燃え朽ちていくがいい!

嗚呼しまった…2匹が下にいる陣地のところに落ちていった!

助けようとも俺は空中から落下しているだけで手も足も出ない。

まずいぞ…このままだと墜死するし、仲間が食い殺されかねん!

俺は皆を護れずに死するなぞ嫌だ!

どうすれば、どうすればいんだ…んぁが!






「くそっ今度はなんだ!

何と俺は衝突したんだ…おっ、お前は!

来てくれたのか!」



『落下傘を身につけた方がよろしいですな

このまま、捕まえておきますので安心を

下に落ちたのは、我々義烈と貴方の兄…そして憲兵ではなく検察官の白石殿で対処しますので』




肩から両腕を回させて固定されている感覚とふわふわと浮いているような気はしたが、このタイミングでよくぞ来てくれた。

下は下で…うわぁ、旧兵器使ってるし、白石が何かを叫んでいるようだな。

可哀想な孫たちだ…あとであのアホ白石を説教せねば。









『…白石殿は何を?』


「知らんな、放っておけばいいさ

それと助かったぞ…川越よ、ありがとない」


『礼は瑠香(ニャンコ)にいってください

機転を気かけせて、知らせてくれたのはあの子ですから


「ふふ…じゃあ上がってきている二体を一緒に倒してくれるか?」


『こんな地獄は後世に見せる気はありません

それに俺も田中中佐と共闘したかったところ…

落下傘を切り離すぞ!』









奴の落下傘を切り離して、二人で空中を滑空し始めた。

化け物たちが俺たちの動向に気が付かずに、こっちに頭をまっすぐ向けて飛んできてくれるな!

38には弾丸をこめて、あいつの黒い雷の威力も合わせて込めておいた。

共闘作戦と行こうじゃないか!

技の名前は…知らんな!




「『合作秘技……遺憾の意!』」

田中源一郎2佐(109歳)頑張ってます。


冗談は抜きで、今まで出てきた翼者(首無し)とは違いベータ版の首ありを二体同時対処してます。

すごいね


数少ないですが練馬に増援が来ました。

これから最終章までラストスパートです

よろしくお願いします

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