最終決戦
君麻呂
「僕の仲間は全員お前に殺された。お前の仲間は全員殺した。残るは俺たちだけだ鬼人!」
鬼人
「お前は大層仲間を大切にしていたようだが俺はそんなことねぇ。単なる駒の一つに過ぎねぇ」
君麻呂
「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
カキィン
鬼人
「刀に重さがねぇぞ?そんなんじゃあ俺を倒せねぇよ」
ドゴォン
君麻呂「くっっ(こいつミゾオチに正確につま先蹴りを入れやがった)。。。殺してやる!!!」
鬼人
「息をするのに必死な奴が命を奪うだと?笑わせるな!今から死ぬのはお前一人だ。この世に残って孤独に生きるよりあの世で死んだゴミと仲良くやってな」
君麻呂
「俺は、あいつらの意志をこの世に残さなければならない!!平和な世の中を作りたいと思う意志を!!」
鬼人
「ふーん、平和か。お前たちにとっての平和のために俺たちを殺すってわけか」
「俺たちは人を喰う。お前たちは豚や牛を喰う。何が違う?」
「結局人間とは自己中心的なものよ!!」
君麻呂
「そうだ。俺らは生物である限り他の生き物を殺めて生きている。自己の種の保存を脅かす存在は消さねばならない!!」
鬼人
「言いたいことはそれだけか?死ね!!!」
カキィィィン
鬼人
「な、何!!お前にそれだけの幽体を出せるだけの精神が残っていたとは!!」
君麻呂
「死んだ仲間の残留精神が俺に力をくれた。そこがお前との差だ!!!」
鬼人
「だがな、お前がいくら強くなろうと関係ない。俺の能力“必勝”の前ではな!!!」
君麻呂
「僕の時間を操る能力ですら太刀打ちできない必勝の能力だと思っていた。そう。思っていた。」
「だが今!!!お前を負かせる方法を思いついた!!」
鬼人
「ふっ。負かせる?必勝と言っておるだろ。必ず勝つんだよ。運命がそうさせる!!!」
君麻呂
「時間加速!!!!!!!!!!!!!!」
鬼人
「加速?何も変わってねぇじゃねぇか!」
君麻呂
「そう思うか?なら成功だ。」
「俺は時間を進めた。何京年、何千京年×何千京年」
この地球が何度も同じ場所に生まれるのを待ち続けたのだ!!!」
「そしてその地球上で同じシチュエーションが起こるまで時を進めたのだ。」
「数え切れないほどの地球が消えた。」
「そして今、過去の状況と全く同じ状況が起きている地球が生まれたわけだ!!!ある一点を除いてな!!!」
鬼人
「な、なにぃ!!だが必勝の能力の前では無意味!!」
君麻呂
「ある一点、、必勝の能力が必敗に変わるということを除いてな!!!」
鬼人
「なにぃぃぃぃ!!!」
君麻呂
「死ね。。。」
ズバァ
〜fin〜