プロローグ
読んで頂ける事に感謝を込めて
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いつも同じ夢を見る
夢の中の僕は見慣れた学校に通っていて、見慣れた友人達の居る昔と変わらない『風景』を生きている
ただひとつ違うのは、『君』が存在していること
何度繰り返せば、何をすれば
この
『終わりのない夢は終わってくれる』
のだろう
なぁ…教えてくれないか?
僕の『女神様』
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『あぁ…だる…』
いつものように変な時間に目が覚める。
体は怠いが今日はまだ目覚めはいいほうだと感じる。
僕の名前は、羽柴京介。
とある出来事で体調を崩して以来仕事を辞めて療養している。
『みんな元気かな…』
本当は仕事を辞めたく無かったが、精神がついてこなくなってしまった。
時折真っ黒な闇に押し潰されるような感覚に陥る時がある。きっとこれが鬱ってモノなのだろう。
そういうときは何も考えないように寝るのが一番だと思う。
『そういや洗濯してなかったよな』
こんな時間(とは言っても夕方の5時過ぎ)に洗濯機を回し始める。
ぼんやりと洗濯機を眺める。
このなんでもない時間を迎えるとふと色々な事が頭を巡ってくる。
あの出的事のこと、いつも見る夢のこと。
そんな事を思いながら思考の隙間に入り込んでくる、目の前の洗濯機の動きは自分自身と同じ。
代わり映えのしない規則的なリズムで動く、動く、動く、動く動く動く動く動く動く、動く動く動く動く動く、動く。
目の前の洗濯機の音は誰が聞いても気にしてもらえない自分の悲鳴、悲鳴悲鳴、悲鳴、悲鳴、悲鳴悲鳴悲鳴悲鳴、悲鳴悲鳴悲鳴。
『くっ…』
突然の目眩に黒い渦の中にあった思考が切れて、蹌踉る。
また来た。
《いつもの目眩》
これは鬱のような症状とはまた別に、どうしても眠らなければいけないという次回予告みたいなモノ。
だからこそ、ふらつきながらそのままベッドに戻ることになる。
『もう一度逢いに行くね…』
そう小声で呟き、また眠りに落ちていく。
これは私の見た夢を少し小説のようにした、ただのメモみたいな物です。
たどたどしい文章で読みにくいとは思います。
そもそも主人公自身とその境遇も自分の事を重ねてるので、部分的には自分のストレス解消のようなものですので、批判でもなんでもお好きにして頂ければと思います。