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プロローグ
処女作を改稿しよう、と急に思い立ちました。
名前とかは変わらないけど、世界設定が変わるかもしれません…。
「絶対に守るから……貴女だけでも」
凍りついていく中でも彼女はそう言ってくれた。私が止まるべきだったのに。私が彼女を止めてしまった。
だから、絶対に助けると決めた。
幾度も夢に見るあの日のこと。
私のことを大切に思ってくれた人を。
なのに何故、私は思い出せないの?
私が魔法を使えなくなった日。
あの日何があったのか。
自分が何を犯したのか。
彼女が何もかもから消えた理由は。
思い出さないと。
自分の罪と、彼女の正体を。
十年前。
六歳だったレオトリア王国第一王位継承者 第二王女 フィオネ・ラングシールは、魔法を使えなくなった。
読みにくかったらすみません...
頑張りますので、よろしくお願いします!