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第一章 7

幼女!幼女!

 「着きました...........ここがジェイさんがやってる鍛冶屋です」

 「おー!ここが鍛冶屋か初めて見た!」


 ここが本当に鍛冶屋なのか!ファンタジーの王道!魔法!剣!奴隷!そして鍛冶屋!

 イムと一緒に鍛冶屋に入って------


 「ジェイさん居ますか?」


 イムが鍛冶屋の主を呼んでいるが反応がない....居ないのかな?自分の店をほったらかしてどこ行ってるんだろ?俺も呼んで見ようかな?


 「おーい!ジェイさぁぁあぁん!」

 「何だ!五月蝿いのじゃ!」

 「ふぁ!?.......ふぁぁぁぁ!?」

 「あ、ジェイさん居たんですか」

 「もちろんじゃ、わしの店じゃぞ裏で作業してたのじゃ」

 「そうだったんですか、すいません」


 ちょいちょい.....イムさん?何普通に会話してるんですか?その人がジェイさんなんですか?イムの勘違いとかじゃないんですか?


 「イム.....この人がジェイさんなんですか....?」

 「はい、そうです。こちらの人がジェイさんです」

 「この幼女が?チビっ子が?ジェイさん?」

 「ムッ.......。」

 「は、はい.....こ、こちらの小さい幼女のチビっ子がジェイさんです」

 「ムム........。」

 「ほほう、つまりイムが言いたいのは、この幼女のチビっ子の幼女が幼女で幼女って事だな?」

 「はい、そうです。こちらの幼女が幼女で幼女って事です」


 なるほど、わからん。つまり幼女って事だけは把握した.......。


 「お....お前達....わしの店に何しに来たんじゃ.....」


 おや?なにやら幼女が肩をプルプル震わせて居ますぞ....どうしたのかな?お菓子でも食べたいのかな?


 「どうしたの?肩震わせてお菓子食べたいのかな?」

 「ブチ........」

 「ん?ブチって聞こえ.........」

 「お前達死ぬ覚悟は出来とるかえ?最後に何か言い残す事はあるかえ?」

 「ふぇ.....な、何で怒って.....?」

 「.....わしの怒ってる理由がわからんか?お前達...わしに向かって何回幼女って言ったか覚えとるかえ?」

 

 あ、この人....あれだ自分の事.....幼女って言われると怒るタイプの人だ、よく異世界物に出てくる奴だ......これ以上怒らせるとやばい...そんな気がする。


 「すいません.....覚えてないです.....」

 「........?ヤシロさん覚えてないんですか?9回です」


 ちょっとおおおお!イムさぁあああああああ!地雷!それ地雷!踏まないでぇえええええ。


 「ほほう....9回か....つまり、お前達9回死ぬのじゃ、いいな?」

 「あの....そのすいませんでし--------」

 「問答無用じゃ!死ね!」

 「ちょ!そんな行き成り!ストップストップ!YESロリータNOタッチ!」

 「よくわからんがイラつくのじゃ!つまり死ねぇぇぇ!」


 あ、俺死んだ。

 今目の前で幼女が大剣構えてる....何でその体系でそんな大きな剣を持てるんですか.....?


 「ちょっと、落ち着いてくださいジェイさん」


 イ、イム!ナイスだ!いい羽交い絞めだ!


 「離すのじゃ!わしはこの無礼者を殺さないと気が済まないのじゃぁああああああああ!」

 「ヤシロさん、何か食べ物ありますか?」

 「へ?食べ物?」

 「はい、この状態のジェイさんを落ち着かせるには何か食べさせるのが有効的です」


 .....子供やん.....何か食い物...食い物....あ、ポテチあるじゃん、これでいいかな?

 俺はポテチの袋を開けてポテチを1枚取り出して、幼女...じゃなかった、ジェイさんの口に投げ入れた。


 「む!何を入れたの....じゃ?ポリポリ......」


 お、動きが止まったぞ?


 「ポリポリ.....ゴクン.....。.....まい...。」

 「ん?」

 「もう1枚欲しいのじゃ!いや!全部よこすのじゃ!」

 「あ、はい。どうぞ」


 俺がポテチを袋ごと前に出すと、それを目にも止まらぬ速さで奪って行った、そして、店に隅に移動し、ポテチを1枚1枚大事そうに食べている......そして最後の一枚を食べ終え-----


 「.......ふぅ」

 「あの.....そのジェイさん?」

 「なんじゃ.....」

 「そのすいませんでした。」

 「ふむ.....まだ多少イライラしておるが、この食い物に免じて今回は許してやろう、次回はないぞ?」

 「は、はい....すいませんでした」

 「そうですよヤシロさん、いくら相手が幼女体系のドワーフだとしても、言って良い事と悪い事があります」

 「幼女体系言うな!」

 「え?ドワーフなの?え、でもここスライム族の村だよね?」

 「うむ、いかにもわしはドワーフ族じゃ、じゃがわけあって今はここのスライム族の村でお世話になっておるのじゃ」

 「あ、そうだったんですね」


 なるほど!ドワーフだったのか!道理で幼女なわけだ.....てか、異世界物の小説とかだと、大体鍛冶屋はドワーフおっさんのはずだが....なぜに幼女?.....。まぁいいけどね!俺幼女もイケる口だからね!


 「それでお前達わしに用があってきたのじゃろ?」

 「あ、そうでした。ヤシロさんが用事あるみたいです」

 「用事と言うほどの物じゃないんですけど.....ちょっと失礼します」


 ジェイを見つめ鑑定を使った。その結果目当ての物があった。


名前:ジェイ

種族:ドワーフ(2億3000)

レベル:66

HP 2100/2100

MP 853/853

ATK 5280

DEF 1080

INT 200

AGL 371

LUK 10


スキル:『武器生成(Lv8)』『装備生成(Lv8)』『付与(Lv5)』

固有スキル:『錬金術』

称号:武器の匠・防具の匠


 つよ....てか、ATK高くね!?俺の能力値でも耐えれるか.....?そんな事より固有スキル持ってるじゃん!やった!後俺が欲しかった付与もあるじゃん!ラッキー.......そして初めて称号見たけど、なんじゃらほい?教えて脳内さん


---称号とはその人物が成し遂げた末に手に入れる物でございます---


 なるほど、わからん、ざっくりすぎる......。


---取得可能スキルを感知しました。スキル武器生成・装備生成・付与を取得しますか?---

 

 します!します!


---スキルを取得しました。取得可能固有スキルを感知しました。固有スキル錬金術を取得しますか?---


 モチのロン!


---取得しました---


 よっしゃ!スキルゲット!ステータスは見なくてもいいか、レベルアップとかもしてないし....どうせ、スキルレベルは1からだし。

 俺がそんな事を考えているとジェイから声をかけられた。


 「なんじゃ....ジロジロ見つめたりして....」

 「あ、すいません.....もう、用事済みました、じゃ帰ります」

 「は?」

 「え?もう用事は済んだんですか?」

 「うん」

 「ふぇ?」

 「なら帰りましょうか」

 「だね、じゃ!ジェイさんありがとうございました」

 「いやちょ!ちょっと待つのじゃ!何なのじゃ!?わし見つめられただけじゃぞ!?それで終わりとはどう言う事じゃ!?......まるで品定めされた気分なのじゃ!!!」


 まぁ...ある意味品定めだけどな!!!ジェイの叫びを無視して鍛冶屋をあとにする。


 「待つのじゃぁぁ!!!一体なんなのじゃああああああああああ!」


------------------------------------

-----------------------------------

---------------------------------



 鍛冶屋を後にして、俺は今、協会に来ている、もちろんイムと一緒だ.....ところでこの世界の神様ってどんな神様なのかな?


 「ねぇねぇイム」

 「なんですか?」

 「この世界の神様ってどんな神様なの?」

 「え........知らないんですか?」

 「いやー俺田舎育ちで協会なんてなかったから知らないんだ変わってるよね...あはは」

 「そうだったんですか.....すいません」

 「別にいいよー無知な俺が悪いんだし、それで神様ってどんな感じなの?」

 「えっとですね......神様は複数居まして.....そうですね、まずこの協会の神様から御紹介しますね、この協会の神様はあの祭壇に飾られている銅像の様な人です、名前をユリア様と言います」

 「ふむふむ」

 「ユリア様は一番信仰を集めていると言われている神様で、大体の協会はユリア様を崇める為に作られています、そしてユリア様は何の神様かと言いますと....恋愛と友情.....そして子宝です」

 

 .......ほう。

 イムさんや...どうして顔を赤く染めているのかえ.....まぁ聞かないけど。


 「へぇ~恋愛と友情、そして子宝の神様なのかぁ!なんだか優しそうな神様だね~」

 「......そうでもないんですよ......」

 「.....と、いいますと?」

 「ユリア様は1000年も昔の話ですけど、自分に逆らった種族を滅ぼしたと言われています」

 

 こいつかぁあああああああ!人間滅ぼしたのこいつか!てか恋愛と友情と子宝の神様に何で逆らったの!?馬鹿なの!!??



 「へ、へぇこ、怖い神様なんだね....」

 「そうですね、優しさと怖さは表裏一体って言いますし....」

 「な、なるほど」

 「それで他に目ぼしい神様は....大地の神・ラインド様とと海の神・カインド様ぐらいですかね?」

 「ふむふむ、大地の神・ラインド様と海の神・カインド様ね・・・・なるほど!大体わかった、ありがと!」

 「いえいえ、これぐらいでした、いつでも聞いてください」

 「じゃ、お言葉に甘えて.....外から見えたけど.....人化の魔石ってどこにあるの?」

 「それでした、あそこです」


 イムが上を指さしたので上を向くと.....真上にあるじゃん!なんで俺気づかないの?俺って天然キャラだっけ?いや、違う。俺はイケメンキャラだ!まぁいいや、やることやろ.....俺は魔石に鑑定を使った-----



名前:人化の魔石

製作者:ユリア

魔法スキル:人化/範囲内の生物を人化させる。

???:300


 お!鑑定で見れた!見れないかもって思ってたから少し不安だったけど、よかった~後俺の読みどおり.....人化の魔法スキルあるじゃん!よっしゃ。


---取得可能魔法スキルを感知。魔法スキル人化を取得しますか?---


 おういぇい


---魔法スキル人化を取得しました---


 あ、ついでにしつもーん。超鑑定でも見れないものってあるの?なぜか「???」がついて見れないんだけど。


---あります。超鑑定で見れないものを見るためには、神の目....神眼が入ります---


 まじか.....超鑑定の上にまだ鑑定スキルがあったのか....神眼欲しいけど、そんなの持ってる奴そうそうに居ないだろうしなぁ~諦めっか~まぁなにわともあれ人化のスキルゲットだぜ!俺の野望への第一歩だ!..........それじゃ、お次は~~~


 ドンドンドンドンドン


 「ん?何か足音聞こえない?」

 「聞こえますね.....なんでしょうか」

 「とりあえず外出てみる?」

 「用事は済んだんですか?」

 「うん」

 「わかりました、外に出ましょう」


 俺はイムと二人で協会の外に出た-----

 すると調度ミラースライムのダンさんが走っていく姿が見えたので


 「ダンさーーん」

 「お?何だお前は....あ、カマーンの店に居た坊主じゃないか、どうして協会なんぞに.....」

 「そんな事より、急いでどうしたんですか?何かあったんですか?」

 「そうだった!敵襲だ!イム!トーイに伝えてきてくれ!後鍛冶屋のジェイにも!」

 「敵襲なんですか!?わかりました!すぐに伝えてきます!!ヤシロさんはここでおとなしくしといてください!!」

 「え?.........」


 あ、え、ちょ.........。置いてかれた......協会の前で大人しくしてろって言われたので素直に大人しく.....するわけないじゃん!敵襲でしょ!見に行く!見に行く!戦闘シーンみたいもん!

 俺はコソっとダンさんを尾行した-----そしてダンさんは門の前に着くと仁王立ちして門の外を見ていた.....門の外には巨大なオークと数匹のゴブリンが居た。

 何で攻撃しないんだろ?俺がそう思っていると


 「まだ攻撃するなよ!もしかしたら知性があるかもしれない!門を潜ってなおモンスターの姿だったら.....攻撃開始だ!」


 あ、そう言う事なんですね。

 モンスターが門を潜った場合、人化はしないんですね、初めてしりました....。

 てことは、オークやゴブリンにも知性があったりして普通に暮らしてる奴らが居るって事?俺この前ゴブリン殺しちゃったけど...大丈夫かな、大丈夫だよね。うん大丈夫なはずだ。


 そしてオークとゴブリンが門を潜った----------そして姿は変わらずモンスターのまんまだった。


 「攻撃開始!!!あのデカブツは俺がやる!お前らはゴブリンを頼む!」

 「へい!」

 「ふぁい!」

 「了解でござる」


 む!武士が居る!?どこだ!!あいつか!?日本刀構えてやがる!

 ちなみに、今現在戦闘に参加しているのは、4名だ......そしてその4名に対しオークが1、ゴブリンが10だ......。大丈夫かな?俺が心配をしていると、どうやらダンさんとオークのバトルが始まるらしい......てか、あのオークマジデデカイな......鑑定。


名前:トンオークン

種族:キングビックオーク(4)

レベル:99

HP 20000/20000

MP 4000/4000

ATK 9992

DEF 4821

INT 1000

AGL 80

LUK 21


スキル:『威圧(Lv5)』『豪腕(Lv8)』『統率(Lv2)』『肉体硬化(Lv5)』

固有スキル:『鋼の肉体』

称号:オーク四天王


 .........つよ。強すぎる!ダンさんムリじゃね!?勝てっこねぇよ!てか、このオーク足おっそ!そして四天王って何や!オーク四天王ってなんや!


---取得可能スキルを感知。スキル威圧・豪腕・統率・肉体硬化を取得しますか?---


 あ、一応しときます。


---取得しました。取得可能固有スキルを感知。固有スキル鋼の肉体を取得しますか?---


 しますします。


---取得しました---


 ふむ......久々にステータチェック!


名前:神木 社

種族:人間(1)

レベル:5

HP 12150/12150

MP 29160/29160

ATK 3645

DEF 4860

INT 13365

AGL 9720

LUK 999


スキル:『アイテムボックス』『一時帰還』『超鑑定』『超隠蔽』『打撃耐性(Lv1)』『武器生成(Lv1)』『NEW装備生成(Lv1)』『NEW付与(Lv1)』『NEW人化』『NEW威圧(Lv1)』『NEW豪腕(Lv1)』『NEW統率(Lv1)』『NEW肉体硬化(Lv1)』

固有スキル:『全知全能(+)』『NEW錬金術』『NEW鋼の肉体』


 おースキル増えた増えた..........ん?何だ?全知全能に(+)マークが付いてるけど....おせってことかな?ポチ


---全知全能の進化条件をクリア。条件内容:スキル固有スキルを合わせて10個達成。全知全能が全知全能DXに変化します---


 ふぇ.......なんや、それ全知全能DXってマツコ的なアレか?マ○コDX見たいな?いや、まぁレベルアップするのはうれしいけど!!ちなみに何がどうかわったの!?


---全知全能DX(一度見たスキルまたは固有スキルを取得する。また文章に記載されているスキルまたは固有スキルを取得する。どちらも取得は任意・全ての能力値がレベルアップ毎に3倍上昇。必要経験値1/2。NEW取得したスキルは取得時にMAXになる)---


 わーもっとチートになっちゃった.......。








 


 


YESロリータYESタッチ

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