第二章 1
皆さんはどっち派?巨乳?貧乳?
あ、どうも皆さん社です俺は今.....木に吊るされて居ます....何を言ってるかわからないと思うが俺も何が起きたかわからないんだ。
野宿の時、ちょうどいい木があったからそれを背にして寝た....そして起きたらこうなって居たんだ....どういう事なの?
そして今俺は、体を左右に揺らしてブラ~ンブラ~ンと遊んでいます。
だって暇なんだもん....こんな縄引き千切ろうと思えば引き千切れるけどね!まぁ千切らないけどね.....なぜかって?これから何が起きるのか気になるから!
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あれから2日たった.....木に吊るされたまま2日放置された......。
流石に腹が減って来たから、そろそろ縄千切って脱出しようかな?俺がそんな事を思っていたら--------
「グギャ!グギャギャ!ギャ」
ゲッ、ゴブリン着たよ......しかも4匹....俺の事、指差して何か言ってるけど、俺を吊るしたのこいつらかな?
「グギャーググギャン」
「グギャ!」
1匹が俺に向かって剣を向けてきた、あれ?やばい感じ?吊るしたまま息の根止める気かな?
「待つギャ」
!?......4匹のゴブリンが吊るされている俺を囲んで居ると、もう1匹.遠くからゴブリンが近づいて着た......5匹目だわ、てかさっきの声ってこのゴブリン?
「ギャギャ!」
「待てと言ってる」
「ギャグギャグギャ!?」
ん-新しく着たしゃべるゴブリンと何か揉めてるな~~そして新しく着たゴブリンは可愛らしい声してるな~簡単に言うとロリ声だわ。
「えぇい!グギャグギャうるさいギャ!何言ってるかわからんグギャ!」
「わかんないのかよ!!」
あ....やべ、ついつい突っ込んでしまった...........だってさ、仕方ないよね?同じゴブリンなのに言葉わからんとか......ねぇ?突っ込んじゃいますよねーわかんないよかよー!って、俺は正しいはずだ!フン!
「あ、やっぱ分かるギャ」
「分かるのかよ!」
クッ!またしても突っ込んでしまった.......!しゃべるゴブリンが俺の事を見てニヤニヤ笑ってやがる!悔しい!
「元気な奴だギャ」
「.................」
俺をソッポを向いて頬を膨らませている、そう怒っているのだ。
「ハハハ、可愛い奴だギャ、助けてやろうギャ?」
「え、マジっすか」
「嘘だギャ」
あ、俺.....もう、こいつ嫌い。
「俺お前嫌い.......」
「すまんすまんギャ」
「..............それで助けてくれるの?」
「どうしようグギャ~~」
どうしようかな~~じゃなくて、どうしようグギャ~~かよ!語尾がわからんわ!!!
「助けてくれたら、良い物あげるよ」
まぁ....助けて貰わなくても普通に逃げれるんだけどね~強者の余裕って奴だね!1回やってみたかったの。
「ギャ?良い物ギャ?食い物かギャ?」
「うん、とっても美味しい食い物ギャ」
ハッ、俺にまで語尾が伝染してしまった!治さねば......。
「ふむ、食べ物ギャ............よし!お前達ここはあちしに譲るギャ!」
「ギャ!!?ギャギャ!」
「ギャー!」
「ギャギャギャ!」
「ギャグググギャ!」
あ、今のやり取りはなんとなくわかった、たぶん他のゴブリン達は「ずるい!横暴だ!」的な事言ってるんだろうなー。
「うるさいギャ!早くあっち行かないと殴るぎゃ!」
「「「「ギャ........」」」」
可哀想に....4匹のゴブリンは肩を落としトボトボとどこかへ歩いて行った。
「ギャ!これで邪魔者は居なくなったギャ!それでどんな食い物ギャ?」
「...........先に離して欲しいな.....?何て」
食べ物渡した瞬間に殺されるかもしれないからな!殺されないけど!!
「いぎゃ!先に食い物が先ギャ!」
「いやだ!渡した瞬間殺す気でしょ!?」
「そんな事しないギャ!ゴブリンのあちしを信じるギャ!」
「信じれねぇええええええええええええええ!」
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あれから何分たっただろうか......俺は未だにゴブリンとあーでもないこーでもないと言い争いをしている.......もう、いいや飽きた!
俺は縄を引き千切った。
「ギャ!?な、縄を引き千切ったギャ!?」
「ふ~~体を伸ばせるって幸せ~~~さてと.......」
俺はゴブリンに目を向けた、するとゴブリンは「ギャ......」っと小さく言った......たぶん「ヒッ......」的な奴かな?俺怖がられてる?....まぁある意味助けてくれたし殺す気はないんだけどな~~。
「食い物居る?」
「え!?いいのかグギャ!?」
「いらないならあげないけど......」
「い、居るギャ!欲しいグギャ!よこすグギャ!!!!」
「あーはいはい......あ、でもこれお湯居る....」
そう!俺が取り出したのは!!!この前コンビニで買った袋麺!味噌味!!!
「お湯グギャ!?お湯がアレば良いギャね!!!任せろギャ!」
ん?ゴブリンにお湯なんて準備出来るのか?
俺がそんな事を思っていると、ゴブリンはテキパキと動き始めた.....まず、近くにあった石を削り、簡易的な石鍋を作った、そしてその石鍋を置く土台を作り、どこからか持ってきたかわからない薪を土台の中に入れて、これまたどこから持ってきたかわからない水を石鍋に入れ。
「火ぎゃ」
ゴブリンがそう唱えた瞬間、薪に火がつい......た.......。なんだ.....と!?こいつ魔法使いか!!ゴブリンマジシャンって奴か!!!鑑定!
名前:リン
種族:ゴブリン(8億)
レベル:49
HP 700/700
MP 1110/1120
ATK 200
DEF 120
INT 950
AGL 120
LUK 20
スキル:『火魔法(Lv1)』『風魔法(Lv1)』『水魔法(Lv1)』
固有スキル:『複合魔法』
称号:ゴブリンエリートマジシャン
おい、ちょっと待て.....なんだこのゴブリン!強い!俺に比べたら弱いけど!!強い!そして魔法スキルきたーーーー!そして固有スキルも持ってるじゃねぇかああああ!ゴブリンの癖に!ゴブリンの癖に!大事な事なので......。
---取得可能スキルを感知。魔法スキル火魔法(Lv1)・風魔法(Lv1)・水魔法(Lv1)を取得しますか?---
もちろん!
---取得しました。取得可能固有スキルを感知。固有スキル:複合魔法を取得しますか---
もちもちろんろん!
---取得しました。全知全能DXの効果によりスキルレベルが全て最大になりました---
よっしゃ.....魔法スキルをついにゲット!ありがとうゴブリン大好きだよ!
俺がガッツポーズを取っていると-----
「お湯が沸いたグギャ!早く食べ物食わせるグギャ!」
「お、おう.....ごめん、手際いいね....」
俺は麺と粉を鍋に入れて、これまたゴブリンが作った木のお箸で鍋をグルグル混ぜる.....。
「良い臭いグギャ...まだグギャ?まだグギャ?」
「もう少しもう少し.....」
犬かこいつは.....。
.....そろそろ、いいかな?麺を一本つまんでチュルンっと味見した、麺の固さよし!味もよし!
「はい、完成したよ、食べていいよ熱いからね?」
「頂きますグギャーーーー!あっちあっちあちいいぃいいギャ」
「あー!もうほら!だから熱いって言ったのに!」
ゴブリンは勢いよく麺を口に頬張ってしまった為、今地面を熱い熱いと言いながら転がっている..........あれ?動きが止まったぞ?そしてムクっと起き上がったぞ?何だ何だ?
「美味い....グッギャーーーーーーーー!」
ゴブリンは手を左右にブンブン振って喜んでいるようだ...喜んで貰えてよかったよかった。
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「美味しかったギャー!」
「いやーそこまで喜んで貰えると作ったかいがあったよー、それじゃ、俺はこれで!バイバイ!」
「.................ギャ」
「ん?」
「待つギャ!どこに行くつもりギャ!?」
「え.....カインド帝国だけど......」
「ちょ、ちょうどよかったギャ!あちしもカインド帝国に用事があるギャ、一緒について行ってやるギャ!.........えーと名前なんだギャ?」
「あ、そう言えば名乗ってなかったね、俺は神木 社。ヤシロでいいよ」
「わかったギャ!ヤシロ!あちしはリンって言うギャ!」
「リンだね.....で、ホントに一緒に行くの?」
「行くってさっき言ったぎゃ!ヤシロだけだと心配だから付いて行ってやるギャ感謝しろギャ」
「あ、はい....よろしくお願いします」
俺がそう言うと、リンは腕を組んで鼻をフンっと鳴らした....何で自慢げなんだよ.........そして俺にゴブリンのお供が出来ましたとさ....。
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「お~~ここがカインド帝国か..........でかいな」
「何言ってるギャ、当たり前ギャ。この辺りで一番大きい国ダギャ」
「へぇ~そうなのかーーーーむ.........」
門に向かって歩いていると、案の定と言うべきか....門番が居た、これってやっぱテンプレのアレですかね?きっとアレですよね。
俺はドキドキしながら門に向かって行った、すると案の定、門番に声をかけられた。
「おい、お前」
「は!はひ!」
あ、やべ。緊張しすぎて声が裏返ってしまった......。
「襟が広がってるぞ、ちゃんと治しておけ」
「え、あ、はいわかりました..............これでいいですか?」
襟を治し門番に聞いた。
「それでよし、身形は大事だからな。通ってよし」
「はい、ありがとうございます」
....................は?これだけ?普通....身分証とか居るんじゃないの?襟治しただけなんだけど..........超拍子抜けだわ.....てか、この世界に身分証とかないのかな?リンに聞いてみようかな?
「おーい、リン質問なんだけど------------誰だお前!!!」
リンに質問しようと思って後ろを振り向いてみたら、真っ白の服に真っ白のローブを羽織った幼女が居た.....緑の髪の毛に緑の瞳......まさか、リンか!?
「誰だお前とはひどいよ、あちしだよ」
「え.......り、リン?」
「そうだよ」
あ!そうか人化の魔石の影響か!!なぜか語尾の「ギャ」まで無くなってる....。
これは最早詐欺だな......街中では美人で、外に出た瞬間ゴブリンと言う.....詐欺過ぎる。
後姿美人、前を見たらごめんなさい。だな......
「そう言えばヤシロは姿がまったく変わってないね?、どうして?」
「んっ.....秘密っ」
「気持ち悪いよ......」
.........俺のスマイルってヤッパ駄目なわけ?リンに気持ち悪いって言われたんだけど....この世界の美しいが分からない!
「それで、これからどこ行くの?」
「え?何で俺の行き先聞くの?リンも帝国に用事があって着たんでしょ」
何で俺の行き先なんて気にするわけ?え?何俺に気があんの?
「そうだよ!でもまだ時間あるから。つ、付き合ってやろうと思っただけ!」
「あ、そうなんだ。でもいいよ?悪いし」
「い、いいからどこに行くかさっさと言って!」
............まさかのリンルート突入?でも流石にゴブリンは.....確かに人化状態のリンは幼女で幼女が幼女で溜まらないけど......ハッ!そうだ!アレ(・・)が成功すれば、リンルートでも全然良いな!まったく幼女は最高だぜ。
「冒険者ギルド.....です」
「冒険者ギルド?それならこっちだよ、付いてきて」
「あ、はい......。」
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「ついたよ、ここが冒険者ギルド」
「おー想像してた通り立派だなー!」
俺が外見を眺めて居ると、既に中に入っていたリンに早くしろと言われ俺も中に入った、何で命令されなアカンのですか!
中は予想通り......だった。
酒場には朝からお酒を飲んでいるおっさん、おっさん、ショタ......。ショタ!?何であんな小さい子が酒飲んでるの!!!..........よし、見なかった事にしよう。
「それで?ギルドに何しに着たの?」
「あ、そうそう、売りたい物あってさ、どこに行けばいい?てか、リンは冒険者ギルドに来たことある感じだよね、慣れてるし」
「当たり前だよ、あちしも一応冒険者だよ。後、買い取り場はこっちだよ」
まさかの先輩冒険者さんでしたか......。リンの後は追いかけて買い取り場についた------。
そして、受付にて----------
「あの~~~」
「はい、いらっしゃいませ。カインド帝国冒険者ギルドにようこそ。本日はどう言ったご用件で?」
「....................」
「どうかなさいましたか?」
「ケモミミ美人きたあああああああああああああああああああああああああ!」
「ど、どうしたんですか!?」
受付嬢が俺好みのケモミミ美人だったので、発狂してしまった......ハァハァ見てるだけで.......おっとリンが冷えた目でこっちを見ている...イケナイイケナイここはイケメンにならねば嫌われてしまってはショックだからな!受付嬢に!
「あ、すいません。お姉さんが余りにも綺麗だったので」
俺はイケメンスマイルでそう答えた、すると受付嬢は顔を赤く染めて、咳払いをして-----
「ゴ、ゴホン.....あ、ありがとうございます。それで本日はどういったご用件で?」
「売りたい物があって着ました!」
「は、はい。冒険者登録はなさってますか?」
「してません!」
「冒険者登録をなさりますと買取の際....多少高くなりますが、どう致しますか?」
「はい、貴方の為に冒険者登録します」
俺は白い歯をキラっと見せた..........すると何者かに後ろから蹴られた。
「イタ!何!?何があったの!?」
「何かっこつけてるの!」
「リンか!今俺の事蹴ったのリンか!!何で蹴るんだよ!」
「気持ち悪いから!ニヤニヤしてキモイ!さっさと用事済ませて!」
「あーはいはい、わかりましたよーっだ!.......綺麗なお姉さん、ここで冒険者登録も出来ますか?」
「は、はい....出来ます。それではこちらの書類に必要事項を書いてください」
「わかりました.............読めん」
読めん、何だこの文字.....幼稚園児が書いた平仮名より汚いぞ?.............あ、そうか日本語じゃないのか!なら読めるわけないかーアハハハッ
「代筆いたしますか?」
「あ、すいません......お願いします」
「かしこまりました。それではまず、お名前と種族と性癖を仰ってください」
「はい、わかりま-------性癖!?性癖って居るんですか!?」
「..........?当たり前です」
何で登録に性癖が居るの!?ねぇ何で??素直に答えるべきかな.....てか、種族どうしよう......まぁ普通に人間って言っちゃおうかな。
「えーと、名前は神木 社で、種族は人間、性癖は.......幼いのから年上まで....です...」
自分の性癖を口頭で言うのってメッチャ恥ずかしいんですけど!!!!!!!
「神木 社様で種族は人間...っと、聞いた事ない種族ですねー。それで性癖は幼いのから年上まで....っと、恋愛対象は女ですか男ですか?
「勿論女です!!!」
当たり前じゃないか!俺はホモではないぞ!!!
......後ろの酒場で飲んでいた男の何人からか「チッ...」とか「残念...」って聞こえた気がするんだが.....無視無視。
「はい、書類はこれで大丈夫です。最後にそちらの水晶に触れてください」
「はい.....」
俺は言われた通り水晶に触った。
アレかな?自分のステータスとか魔法適性とかを見る奴かな?
「はい、もういいですよ」
「あ、はい....何も起こらなかったですけど。この水晶は何の為なんですか?」
「ただの飾りですよ?」
「ブッ!飾りだったら、何で態々触らせたんですか!?」
意味がわからぬ!
「そうですね~習慣見たいな感じですね」
「なるほど習慣ですか、わからんけどお姉さんが美人だから許す!」
「うふふ、面白い人ですね~~それでは....登録は無事完了しました。こちらがギルドカードになっております。今回の初回登録料は銀貨1枚ですのでお金に余裕がある時にお持ちください、そしてもしもカードを無くされた場合の再発行は金貨5枚かかりますので気をつけてくださいね」
「はい、わかりました......」
再発行金貨5枚って高いなー、まぁ無くさなければいいだけの話なんだけどね!
「それではこのまま買い取りを開始しますか?」
「あ、お願いします」
俺はアイテムボックスから例のキングビックオークの魔石を取り出し、ドンと机の上に置いた。
「え............」
受付嬢が固まった、そして俺の隣に居たリンまでもが固まった......ここで出しちゃ駄目だったかな...........?
私は無乳派です。




