始まりのはじまり0
カチ、、、カチ、、カチャ、、
ここは組織によって作られた研究所、、、、
そこでついに世紀の大発明が完成しようとしている。そう、ついに異世界への扉が完成するのだ!どれだけこの日を待ちわびただろうか、この研究を始めて15年間、私はただひたすら完成のために努力してきた。
さあ、、スイッチを押そう、、それで全てが完成する!
、、、スイッチを押した瞬間研究所にいた研究員たちは激しい揺れと頭痛に倒れた。
そして揺れが収まった頃、そこに研究員の姿は無かった、、、、代わりにいたのは様々なドレスを着た少女達と異様な光を放つ物々しい扉だけだった、、、
ゴゴゴゴ、、、、、
「うわっ⁉︎なんだ?」
大きな揺れに転びそうになる
「おい、香、大丈夫か?」
「うぅ、、な、なんとか、、」
俺は古森 純、どこにでもいそうな中学生だ
そんでこいつが古森 香、俺の妹だ。
俺は香と二人で近くのスーパーに買い物に来ていたのだ。だが今の地震でそれどころではなくなってしまった。とにかく、まずは家に帰ろう。
「よし、取り敢えず、一度家に帰ろう。」
「うん、ちよっとまっ、、痛っ、、」
「おい、ちょっと見せろ、、、あー怪我してるじゃないか、仕方ないおぶるから掴まれ」
「あ、ありがと、、」
そうして、15分ほどかけてようやく家に着いた。そしてなんとなくテレビをつけた。
そこには各地で起きている惨事が中継で放送されていた。そこで始めて知った。さっきの地震がただの地震ではないことを、、、