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私の従僕   作者: トール
 第二章 従僕とお店を立て直す
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従僕71



 噴出した何かが体を包み、しかし勢いは止まらずに溢れ、天をつく紫の奔流となって立ち登っていったのは一瞬だった。


 落ちてきた光の柱と紫の柱はぶつかり、僅かな停滞も許さず紫の柱が光を飲み込んで、その覇を天へと唱えた。


 しかし濁流は収まらず。


 止まることなくその幅を円上に広げていく。


 上級の魔術を喰い破ったことや巻き上げられた土塊(つちくれ)や枝が触れるそばから消滅していくことから、その破壊力は歴然としている。


 なのに、その紫の光は人体に影響を及ぼさないのか、俺とお嬢様ばかりか、サンデドロや審判役の帝国の王子にミルフィー様を抱える近衛まで平気そうにしている。


 しかしそれはあくまで影響の話で、その顔は驚愕に包まれているが。


 一人以外。


「まぶしい」


 くそ餓鬼だ。


 トコトコと歩いてくる様には動揺もなく、従僕の前で『さあ、葉っぱを取りなさい』と言わんばかりにピタリと止まる。


 お前……誰のためだと思ってんの、ねえ?


 当然ながら、その体に引っ付いていたであろう葉っぱや枝や蜘蛛の糸は消滅している。


 どこまで登っていくのか……。


 しかもどんどん幅が広がっていく。中心は俺だ。このままの調子でいけば学園に到達し、それも呑み込むだろう。間違いなく犯罪者だ。賞金首だ。お嬢様だ。


「あれ? 従僕?」


 ちょっ、だってろ。


 そこで、ふと気付いた。


 今や森を包まんばかりに広がった紫の空間。だというのに、森は無事だ。その青々とした木々に茂み、飛び立つ鳥でさえそのままだ。


 ……どういう基準なのか。


「もう! じゅ・う・ぼ・くっ!」


「はいお嬢様」


 いたんですね?


 丁度よく片膝をついた体勢だったので畏まっていたということにしよう。


 早くしなさいと片腕を斜めに突き出して『葉取り待ち』のお嬢様に従僕としてどうすればいいのか。


 ついていないぞマヌケめ、と親切にお教えするべきか。


「お嬢様。どうやらこの紫の光の影響で葉や枝は消えてしまったようです」


「……そうなの?」


 クリンとした目を軽く見開いてパチパチ。髪を触り、どうにか背中をみようと肩越しに振り返り、マントをバサバサと振るう。ある程度確めて納得したのかコクコクと頷くお嬢様。


「便利な魔術ね、従僕」


 いや葉や枝を落とすためのものじゃないと思うんですが。


 しかし状況が上手く説明できない従僕の話の隙間を縫って、お嬢様の眉が吊りあがる。


「従僕。わたし、決闘見たいって言ったのに。ナイショにしたでしょ?」


「とんでもありません。秘密にしただけにございます」


「もっ…………うん? ナイショにしたのよね?」


「いえ。あいつが突然吹っ掛けてきたのでございます」


「……ふんふん。ふん? ヒミツはどこにいったの?」


「私がお嬢様に? まさか。ありえません」


 こちらばかり混乱するのも悪い。この想いをお嬢様にも共有してもらおう。いざとなったら、この紫の光が悪いことにしよう。


 矛盾する言動を見せる従僕に、お嬢様が首を傾げている。


 体も傾けている。


 倒れても支えませんよ?


 十秒はとっくに過ぎた。


 だからなのか、サンデドロが雷球を生み出しているのだが、顕現した瞬間に消滅するために脅威となっていない。お蔭で従僕にも余裕ができた。


 そう、余裕だ。


 霞みがかっていた意識がクリアだ。自分の物と思えない程に重く感覚を失っていた筈の体は、経験したことない程に軽く肌に触れる大気まで感じとれそうである。


 無くした小指も、まるで夢であったかのように元の場所にある。


 それどころか、炭化した肌の下から新しい綺麗な肌が覗いている。そしてそれを意識した途端に、炭化した部分が消える。


 ……。


「むー。ちょっとわからないわ……。とりあえず従僕。この紫はもういいわ。目がパチパチするの。消してくれる?」


「畏まりました」


 いや止め方が解れば、そうしている。


 どうすればいいのか……。


 とりあえず、胸の辺りを押さえてみるか? と考えている最中に、唐突に紫の柱は消えた。


 本当に一瞬前までは森を包んでいたのかという程に唐突に。


 しかしそれが夢ではないと証明するように、従僕の体の表面に纏わり付く薄い紫の光だけを残して。


 ……お嬢様の命令を本能的に実行したとかじゃないよな? 幾らなんでもそれは嫌だ。


「殿下!」


 お嬢様の唸り声以外は静かだった焼け野原に、サンデドロの声が響いた。


「恐らく神期時代末期の遺物(ラグナロク・レリック)と上級以上の回復薬(ポーション)を使用している! 認めるのか?! 貴族の決闘とは、杖とその(わざ)をもって競うはず! 装備はともかく、道具(アイテム)など!」


 これに帝国の王子は難しい顔をする。


 その前にはミルフィー様を抱えた近衛が、いつの間にか水晶のような物を片手に持ち、緑色の結界を王子を含んで展開している。紫の光の中では結界が見えなかったことから、あの紫は結界すら消滅させるらしい。


「……冒険者の決闘などでは許可されるんだろう? 近衛ではあるが、貴族位にない其奴が主人が視界に入った為に咄嗟に使用したというのなら、咎にはあたるまい。……とはいえ! 公平を期すため二度の使用は故意とみなす! よいな!」


「畏まりました」


 こちらに向かって叫ぶ帝国の王子に胸に手を当てて返礼する。


 片方だけ魔術が使える状況なのに、公平か。


「ちっ! これだから下賎の血は嫌なのだ!」


 ボソリと口の中だけで呟いたサンデドロの声を耳が拾う。


 ……本当にどうしたのか。つい先程まで死にかけていたというのに、この体は。


 まるで生まれ変わったかのように調子がいい。


「仕切り直しとする! 両者、最初の位置まで!」


 そう言われて腰を上げると、お嬢様がハッとしてこちらを見上げてくる。


「つまり決闘するのね」


「その通りでございます」


 既にしているのだが。


 とりあえず難しいことは横に置いたのだろう。お嬢様の表情が少しワクワクしたものに変わる。


 このところ見られなかった表情だ。


 嬉しそうに、楽しそうに、お嬢様がグイグイと袖を引いてくる。


 ビリッていったんだけど? これから決闘なんだけど?


「わたしのために決闘するんでしょ? 仕方ない従僕ね! 従僕が嫌って言うんなら、本当に決闘させたりはしなかったわ。そこまで狭量じゃないわ」


「勿論でございます、お嬢様」


 あー、はいはい。


「でも、従僕がどうしてもしたいというのなら、ケガしないようにしてくれる? 前みたいに倒れちゃダメよ? ビックリするんだから!」


「畏まりました」


 何を見てたのか。何も見ていなかったんだろうな。


 抑えられている手とは反対の手を、胸に当てて頭を下げる。


 それに納得されたのか、お嬢様はコクコクと頷いて下がっていく。


 何故カーマイン王子の方へと行かないのか。従僕の後ろの方へと下がったら流れ弾が飛ぶというのに……。


 しかも大して下がることなく振り返ったお嬢様は、何を勘違いしたのか手を振ってくる。


 満面の笑みで。


「じゅーぼくー!」


 はいはい、お嬢様。



 絶好調ですよ。



 開始位置まで足を運ぶ。それを確認したカーマイン王子が素早く手を振る。もしかするとサンデドロに魔力を練る暇を与えたくなかったのかもしれないが、お嬢様とのやりとりで時間は十分に有ったのだろう。


 三十発の雷球が顕現する。


 ……一。


「ふん。道具を禁止されたら途端に怖くなったか」


 ……二。


「仮初めの能力で自分が強くなったと思っている」


 ……三。


 一瞬で。


 先程は詰められなかった距離を詰める。


 体が軽い。これに二秒? 今は一秒と掛からなかっただろう。


 サンデドロと肉薄できる距離まで移動出来ただろうが、敢えて三歩程の距離を残しておいた。その速度が予想より速かったためか、サンデドロは雷球を撃ってこない。


 一息で雷球を全て打ち落とした。


 雷球の弾ける音と、巻き上げられた粉塵から落ちる土塊のパラパラという音が響く。


 やはり拳の衝撃波に当たっても、雷球は砕けるようだ。


 ようやく驚きの表情を浮かべるサンデドロに、笑顔で胸に手を当てて挨拶をする。


「サンデドロ伯爵閣下」


「……これしきの事でいい気になっているのか?」


「結界を張ることをお薦めします」


 サンデドロは魔力を練っている。となると、発動させようとしているのは攻撃魔術だ。ノータイムの発動は結界と身体能力の強化にしか見られなかった。


 それではダメだ。


「……なんの真似だ?」


「でないと一撃で片がついて……お嬢様がガッカリされてしまいますから」


「きっ!」


 警告はした。


 距離を詰めて全力で殴りつけた。


 こちらを警戒していたのか、もしくは自動で展開されるのか、サンデドロを緑色の結界が覆う。


 が。


 易々と結界を砕き、サンデドロの頬に拳が到達する。


 すると、すっかりと忘れていた雷の蛇がこちらの拳から腕へと一瞬で絡み付き乾いた音を立てた。


 少しの痛痒もなかった。


 そのまま拳を振り抜くと、サンデドロは顔を弾かれ、その勢いのままに足の裏で地面を削りながら滑っていく。幾分、威力は減衰されたようだ。その身体から僅かな紫電を発しているところを見るに、もしかすると身体能力強化の魔術が間に合ったのかもしれない。


「……こ……っ!」


 頬というか顎を押さえるサンデドロに追い付くと、今度は反対の頬に拳を引っ掻けて地面へと叩きつけた。衝撃を逃さないように。


 サンデドロの頭を起点に、放射状の罅が地面へと広がり陥没する。


 サンデドロの両肘を、両足の裏で縫い止めるように踏み動きを止める。


「……先程から何を仰っているのか、私にはよくわかりません」


「ご、ごろじ、で! やる!」


 おお。まだ意識があったか。


 というのも、サンデドロがダメージを負う度に見舞われる淡い光のお蔭だろう。腰の辺りから魔力の波動を感じる。恐らく魔道具というやつなのではないか。


 サンデドロが魔力を練り始めた。


 どうやら回復を魔道具に任せて攻撃に集中するようだ。


 だから殴った。


「ぎ、さまあ!」


 殴った。


 魔力を練る、殴る。魔力を練る、殴る。魔力を練る殴る。魔力を殴る。殴る殴る殴る殴る。


「回復されましたか?」


 殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る。


「ま!」


「回復されましたか?」


 殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る。


 殴り続けることで、その振動や衝撃から地面が罅割れ、陥没し、隆起する。


 勿論、手加減はしている。


 なにせ拳を痛めようものならお嬢様がお怒りになるからな。


 しかしサンデドロも諦めることなくギラギラと瞳を輝かせて魔力を練ることを止めない。


 だが、そろそろだろう。


 サンデドロの顔が回復している途中で、その淡い光が消える。と共に甲高い音がしてサンデドロの腰の辺りから発せられていた魔力の波動も潰える。


「な?!」


「魔力を連続で通すことに耐えられなかったのでしょう。連続で使用するのも初めてだったのでは?」


 ギリギリと歯を喰い縛るサンデドロに、チラリと審判へ視線を飛ばすも、試合終了の合図は掛からない。


 やはり殺してほしいのだろう。


 お嬢様がいなかったら、わからなかった。


 再びサンデドロを見る。


「お嬢様とミルフィー様への謝罪、及びにシュッシュから手を引くことを求めます」


「ハッ! 何を寝ぼけたことを言っている……お前は、その一族ごと根絶やしにするに決まっているだろう!」


「もし、こちらの要望を受け入れられない場合は……この度の決闘を周知の下に晒します」


「……何を?」


「まあ、それは起きてから考えてください」


 言ってから、サンデドロの腹に拳を打ち込む。少しバキバキという音が鳴っていたが、まあ大丈夫だろう。


 気を失ったサンデドロに背を向けると、こうなってもまだ勝利宣言をしない審判役の下へと向かう。


 こちらを警戒するように近衛が前に立つが、元々目的はミルフィー先輩だ。


 受け取りを求めて手を差し出すと、やや戸惑いながらも渡してくれた。


「まだ決着はついていないようだが?」


 声を掛けてきたのはカーマイン王子だ。


「いえ、気はすんだので、この辺で勘弁してやろうかなと」


「それでは目的を達せられんだろ。貴族だからと遠慮しているのか? なら気にすることは……」


「目的は達せられました」


 言葉を遮られた王子が、表情を消す。


「達せられた?」


「はい。あいつの面がムカつくので殴りたかったことと、ついでにお嬢様のお気に入りの店から手を引かせることに成功したので」


「わからんな。勝者の権利のことか? あいつはそんなに殊勝ではないぞ? 自分に勝ったのが貴族ならまだしも……平民となればまた話が変わってくる。どうやって約束を守らせる気だ?」


 ……ああ。どうやら、審判役であるカーマイン王子の権能でと言わせたいようだ。


「ええ。ですから、()()()


 そこでこの決闘を秘匿して、サンデドロの様子を見ることを説明した。サンデドロはプライドが高い。もし万が一負けるような決闘は受けない程に。


 それは、いつかのサロンで自分と同じ二つ名持ちの伯爵が出てきてしまい引いたことでも分かっている。 


 ()()()()()()決闘で負けたのだ。噂ならともかく、それが事実だと広められることを良しとするだろうか?


 しかも敗者の義務を蹴って。


 誇りを何よりも重んじるサンデドロがどちらを取るかは……明らかだ。


 そう説明を終えると、カーマイン王子は楽しそうに笑った。


「ふむ……しかしそれは――――俺が口を閉じた場合だな?」


「これは面白い。カーマイン王子は、約定を破るというのでしょうか?」


「……なんの話だ?」


「この決闘の前に、お嬢様にバレたくないので「この決闘を秘密に」と約束されたではないですか」


 ニヤリと笑う。


「……それは、あの娘に邪魔されないようにという話……」


「王子。それは『何故か』にございます。目的は関係ございません。従僕は『決闘の秘匿』を願い、王子はそれを了承しております。これも合わせて『貸し』だと言われる王子に、私は頷きました。まさか反古にされるおつもりでしょうか? 神への誓いを?」


 恐らくは、従僕が生きていた時のため、念のためにと互いに神へと誓った最上位の『誓い』をこんなところで出されるとは思わなかったのだろう。


「……なるほど。面白い。まさかここまで計算ずくか?」


 不敵に笑う王子の問いに、こちらも笑みだけ返して背を向ける。



 偶然です。



 しかしまあいいだろう。そういうことにしておこう。


 その方が都合がいいし。


「なんか、よくわかんなかった」


 首を傾げているお嬢様に詳しく知られることもないだろう。


「ええお嬢様。どうやら相手の持つ魔道具が壊れたようで、此度の決闘は無くなりました」


 ということにしておけば、従僕の命も繋がるかもしれないし。


 なにせ無かった決闘なのだ。罰せられようもない。


「そうなの?」


「如何ともし難く」


「じゃあ、また今度ね」


 いえ、次はもういいです。


 そこで従僕の腕に抱かれるミルフィー様にお気づきになったお嬢様が近づいてくる。


「ミルフィー先輩はどうなっているの?」


「如何ともし難く」


「すぐに学園に戻らなきゃ」


 ああ、そういえばこっちはどうするか。やっべ。なんも言い訳できない。結局、打ち首かな?


 いそいそと方角を確めるお嬢様。その前方の茂みがガサガサと揺れる。


 酷い血臭を漂わせて現れたのは、こちらもすっかりと忘れていたアレンだ。


 ボロボロだ。


 その薄く光る白い剣と、全身を染める返り血から己の血から、アレンはアレンで大変だったのだろう。


「あ。わすれてた」


 アレンはアレンで大変だったのだろう……!


 なんらかの無茶な要求があったのか、アレンは無意識に呟いた悪魔を見つけると、そのボロボロの顔に嬉しそうな表情を張り付けた。


「……お、嬢様……! あ……ま……」


 足を引き摺るように歩いていたが、こちらまで辿り着くことなく、途中で力尽きて倒れてしまった。


「……従僕」


「畏まりました」


 さすがにこのまま放っておくわけにもいかない。


 倒れているアレンも担ぎ上げようと、ミルフィー様を一旦地面へと置いたところで、従僕を覆っていた薄い紫の光が消える。


 そういえばこれも文句をつけられるかと思ったのだが、サンデドロはまるで見えないかのような無反応だったな? その前の紫の柱に反応していたので見えないこと……は! あ、あ! あ?!


 ――――体が、痛い!


 動けないわけじゃない。いや、動くと痛い。全身が痛い! な、ん、だ、こ、れ?!


「従僕?」


 お嬢様が呼んでいる。だが応えることが出来ない。


 体を貫く痛みに、あっさりと意識を白く焼かれ、倒れてしまう。


 残った意識も飛ぶ寸前、未だ魔物がいるであろう森で三人の足手まといを抱えたお嬢様の呟きが聞こえてくる。


「またー?」


 これに関しては本当にすいません。



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