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第12章 宵闇の月 

「あっ、起きたよ」


開幕、天子の生き生きとした声が聞こえる。彼女が蒙昧な感覚から気を覚まさせたときにはワゴンの中に居た。

窓には山々が映っていた…しかし雪はとっくに消え失せ、枯れ木が立ち並んでいる。空っ風が吹いていそうだ。

ふと目を覚ますと、横には受付係の天子、そして運転席にはヘテロしかおらず、他の全員は居なくなってしまっていた。彼女は眠たそうな声を上げた

ヘテロもオルタナの起床に気が付いたようで、ミラーを通じてその様子を片隅に置いた。


「…起きたか、オルタナ」

「……どうしてワゴンなんかに」

「あの後お前は倒れて、そして奴ら…オーウェンたちが私兵機関ゼロを用いてホテルを弾圧した。全員…白河や魔理沙たちも連れ去られてしまったよ。でも、白河が気を利かせてくれている」

「捕まった…」

「そう。でも、不幸中の幸いとして、白河が私のスマホと連絡取れるよう設定してくれた。多分向こうも気づいていないと思う」


ここでオルタナは横に居る天子の方を見た。

彼女は受付係の服装のまま慌てて逃げたようであり、右頬に銃弾のものと思われる掠り傷が付いていた。

自分の方を向いてくれた彼女は過度に喜んだ。オルタナはそれを面倒に思ったが、かえって面白く思えたので其の考えを捨てた。

やがて天子は自分からオルタナに言った。


「…パチュリーさんが捕まったんです。私も捕まりそうになったんですけど、其処に居るヘテロさんが辛うじて助けてくれて」

「―――そうだったノカ」

「貴方の名前は既にご存知です……オルタナさん。私たちは此れから"反乱分子"として、全日本零人理研究会と戦わなくちゃならないんです。無論、私も…拿捕された皆さんを助けに行きます。覚悟はありますよね?」

「とっくの昔に」オルタナは前を向き、当たり前だとして吐き捨てた。

「なら良かったです。まさかビビりであったりしたら、到底耐えられないですからね。…エッヘン、もちろん私も戦いますよ?」

「お前はビビリじゃないのか」

「全然、そんな事はあってはならない!私は……自分で言うのも何なんですけど、マゾヒストでしてね」

「自分で言うノカ」

「……まあ、その、あれですよ。…今はとにかく、皆さんを救出しないとマズいんですよ!」


話を上手く転換させ、失言を無かったことにさせようとする天子。その横顔には涼しい気候にも関わらず汗が流れていた。

彼女は身勝手な奴だ、とふと思っては、静かに目を瞑らせた。…確かに疎外感を思うのだ。にとりが、白河が居ない淋しさ、寂莫感は空しい。

オルタナは再び、意識が朦朧とした―――眠気が襲い掛かったのである。だが、突然車が揺れた事によって其れは妨害された。

横で座る天子が、まるでジェットコースターに乗ったかのように過剰な反応を見せている。なんて野卑なヤツ。そう静かに思った。


「…こんなとこで事故起こしてんじゃねえよ、チッ」

「事故?」

「ああ。反対車線で起きた事故。てっきり柵にぶつかるかと思ったぜ」


この時、オルタナが横目で事故現場を通りすぎる瞬間を見ていた。

どうやら事故は白の乗用車と紅のスポーツカーによって衝突が発生したものらしい。中でもスポーツカーは逆走していたらしい。

そりゃあ事故も起きる訳だ―――事故?オルタナの頭を、何かが過った。どす黒く、そして掴みどころのない何かだ―――彼女は頭を抱えた。

夢を思い出した。101号室での拷問……それが頭に浮かんだ……同時に、鮮明鮮烈にゲシュタルテの顔が顕れた。恨みに心を燃やす顔だ。彼女は見た。其れを見たのである。しっかりと、その眼で。

頭が痛くなった。まるで緊箍児のように、頭が引き締められるのだ―――取り留めのない痛さが襲い掛かる。泣きたくなった。いや、既に眼帯の裏側が湿っている。

やめろ…やめろ…やめろ……やめてくれ………彼女は叫び続けた。雄叫び続けた。しかし、痛みは収まらない。

順々に映し出されていた塑像は、やがてカオスを生み出すかのように混同化し、混ざりあった。延々と現れる其れに、彼女は目を瞑りたくなった。穴があったら、喩え虎穴であろうが入りたい気分だった。

高遠な景色を借景して、形骸化させたような情景。暴虐の限りを尽くす頭の中のウィツィロポチトリ。戦は、常に火蓋を落とされている―――象徴は、シンボリックは、そう言った。


やがて3人を乗せたワゴンは、何とかして東京大同病院へ戻る事が出来た。

既に空は橙色から漆黒に移り行こうとしていて、時間も時間であった。中へ入ろうとすると、エントランスには1人の存在が佇んでいた。まるで帰還を待ち侘びていたかのように。彼は笑っていた。まるで3人の存在を予知していたかのように。

咄嗟に3人は身構えた。大同病院は急にしんと静かになっていて、尚更気味が悪い。眼前の男は夕焼け佇む背景に、左手を懐に突っ込んだまま、右手を横に拡げた。寡黙な男らしさがあったが、滅多に笑わないのではないのだろうか、そうオルタナに予見付けるほど深長に思えた。


「……君たちが此処に来るのは既知の通りだった。…端から阿婆擦れてるね」

「お前は誰ダ」オルタナの疑念と猜疑に満ちた声が響いた。

「私の名前は…カミル。貴方たちでも聞いたことあるでしょう、その名ぐらい」

「…確か貴方、小説家だったよね」天子が聞いた。

「そう、その通りだよ。名腕とまで誇張されて言われた哀れな小説家さ。でも小説で飯を食べて行くのは辛い。…だから全日本零人理研究会に入ったまでで。オーウェンさんの事も相俟って、君らを捕まえなくちゃならないんだよ。痛い目を見る前に降伏するのが一番素晴らしい選択だよ?」


彼の名前は、オルタナも聞いたことがあったような覚えがある。確か"ウロボロスの零落論"だの、"匣の中の虚栄"だの、ミステリー作家でありながらアンチミステリーに走った、激震的な書き方を行った小説家だったような気がする。其の個性豊かさは、文壇も高く評価していたと思う。

しかし彼は、その書いているミステリー小説の真犯人のように不敵な笑みを浮かべているのだから、困惑以外の何物でもない。彼女は戸惑った。同時に不思議な怒りが沸き上がった。


「……小説は事実よりも奇なり、とは言うよ。その通り。でも、其の事実は簡単に変わる」

「―――お前らに変えられてたまるか!」ヘテロが発した。「皆を何処にやった!?」

「…教える訳がない。教えたところでデメリットがメリットに勝っちゃうからね」

「卑怯者!…自分たちの研究の為に脅しで誘拐するなんて!卑怯者!!」

「―――卑怯者?私の、どういった点が卑怯なのかい?私だってこんな疎外染みた行為はしたくないんだよ。でもオーウェンさんからの指示があったから、致し方無くやったまでだ。建前上の行為を非難して貰っても困るんだ。そもそも私は机の前で初めて私になれるのであって、剣を持って戦うような頑強な性格じゃない」

「…なら教えなさい!居場所を!」オルタナは叫んだ。

「だから言っただろ、教えたら私としての地位が真っ逆さまだ。そんな愚かなマネして溜まるか!!」


彼は確かに小柄であったが、纏っている白亜のマントを病院内で靡かせた。

まるで医者のような佇まいをさながら見せつけ、背中に存在していた鞘から剣を刺し抜いた。其れを右手に持ち、もう片手にはポケットの中から取り出した手榴弾の幾多かを握っている。そして掌の中の手榴弾を1つにまで減らし、余剰分を再びポケットに落とした。

飽くまで地位の保持を願う彼は、そんな3人に対して立ちはだかったのであった。遠く離れた世界を目指そうとする…其れは理想郷そのもの…を指差す者たちに対しての宣戦布告そのものであったのだ。静まり返った病院は白地のキャンパスみたいなもので、オレンジがかった空が其れに彩りを付けるのだ。

カミルは見た。3人を順番に見た。剣を構えるオルタナ、拳銃を向けるヘテロ、そして戦う事に慣れた手つきで深紅に染まった太刀を持っていた。彼はうんざりしたような顔つきで、どすの効いた睨みを向けた。小説家としての彼が見せない裏の顔、そのものである。


「地位、名誉、名声……。………これらを失う事を懼れるが故に、私はこんな"痴呆暈けた"真似をしているんだよ!!結局、世の中そんな甘くないという現実を、身に刻んで教えてあげるよ!!

――――序でにサーカムフレックス体を確保すれば、話は早いもんな!あははははははは!!!」


◆◆◆


彼は持ち前の手榴弾をまず展開させた。黒い粒のように見えた其れを投擲させ、爆発を展開させたのであった。しかしヘテロの咄嗟の勘で後退していた3人は爆発を避けた。

だが東京大同病院の玄関部分、エントランスの屋根が徐に崩壊を遂げ、瓦礫と為って3人に襲い掛かった。すぐさま離れ離れになって逃げるも、カミルの目は誤魔化せなかった。白煙が吹き荒れ、その場は忽ち瓦礫の海となっては大きな音を上げていたが、逃げ切れて安堵したオルタナに背後から忍び寄っては剣を振るう。だがオルタナは空気を裂く剣の音を鼓膜に僅か響いたのを頼りに攻撃を見切ったのであった。


「……何で分かった!?」

「音を聞けば誰だってワカル」

「その小生意気な態度…ますます苛立ってくるね!!」


彼と彼女は、白煙舞う中で剣と剣を交えた。連鎖的に鳴り響く剣戟の金属音、伴う睨み合い。お互いがお互いを睥睨し、一心不乱に、全く隙の無い攻撃を仕掛け合ったのである。此処で彼女がカミルの懐に剣を突くと、そのまま後ろに宙返りしては瓦礫の上に着地して見せるカミル。だがそんな彼に対して襲い掛かったのはホテルの受付係であった天子で、血を騒がせていたように思えた。そんな彼女は不意の一撃として背中に横一文字の大きな傷を負わせ、一旦身を引く。

此処でカミルはもう一つの手榴弾を取り出しては天子の方に向けて投げつけるも、遠くからの射撃―――其れはヘテログロジアによるもの―――によって弾かれ、違う方向で爆発を遂げた。空中で爆発四散した手榴弾に、病院の一部が掠れただけで済む。苦い顔を浮かべた彼は、持っていただけの手榴弾を投げようとするが、間隙の急襲として剣を持ったオルタナが俊敏に斬りかかった。

案の定、其れは大きなものとなり、彼は白衣に深紅を滲ませた。同時に更なる辛苦が顔に浮かび上がり、眩暈を引き起こした。飽くまで一時的なものであったが、顔を押さえる右手の指と指の間から覗かせていた、悍ましいような目つきをした右目がオルタナの方をじっと見ていた。


「……此処まで強いんですね」

「舐めて貰ったら困るね」ヘテロは言う。

「いいや、舐めていた訳では無いね。私自身が本気を出さなかっただけなのかもしれない」


彼はそう言うや、咄嗟に振り向いた天子の方に向けて、手榴弾の一個を投擲させた。

すぐさまヘテロが天子の右手を引っ張っては回避させるも、手榴弾は大規模に爆発、その威勢に2人は飲みこまれてしまう。地面に躓くヘテロと天子に、手榴弾の威力によって病院の一部が欠け落ちた。コンクリートや鉄筋で作られていた其れらを脆く破壊してしまうのだから、堪ったものでは無い。まるで戦いの賜物だとでも誇らしげに言いたそうな其れをすぐさま躱す。

此処でオルタナが背を向けていたカミルに対して襲い掛かるも、機転を利かせた足払いによって瓦礫の上で転ばせられてしまう。そして仰向けになっていたところを、背中に足を置かれては力を一極的に加えたのであった。腹部に、瓦礫の角々が突き刺さる。痛い。苦しい。そのような痛苦な感情が湧いて起こった。


「…愚かしい。全日本零人理研究会に盾突こうなど……」

「…盾突いて悪いのカ?間違いを間違いだと言って、何が悪いンダ……」

「其の"間違い"と言うお前の感性が間違いだと言ってるんだよ!」


その瞬間、カミルは足元に対して拳銃の銃口を差し向け、引き金を引いたのであった。しかし其の放たれた銃弾は、刹那に行われたヘテロの援護射撃によってバランスを崩したカミルが違う方向に銃口を向けてしまい、狙いとは違う方向に飛んでしまう。

此処で隙を見たオルタナは起き上がってはよろけていたカミルの顔面に右膝のキックを、顔から血を出す彼に続けざま剣戟を蒙らせ、フィニッシュとして背中にサッカーのシュートのような態勢で勢いよく蹴り飛ばしたのであった。

もはや彼に戦う力は残されておらず、瓦礫の上でぐったりと寝ているだけであった。


◆◆◆


「さて、連れ去った居場所、そして目的を吐いて貰おうかな。副会長の身分なら、知っていてもおかしくないはずだ」


ヘテロに胸倉を掴まれ、口から吐血しながら僅かな息を口で呼吸させるカミル。彼の身体のあちこちには傷が出来ており、背中に刻まれた傷が脇腹にまで達していた。もはや彼にとって3人の存在は相対的に絶対化されたものであり、自己が抱いていた地位概念は氷河が溶けるように崩れ去った。崩落して呆気なく喪失してしまい、自分を支えていた何もかもが連綿と破壊されていくような感覚がした。

もう応える元気も無く、ただ呼吸をする事だけが精一杯であった。目からは生気が消え失せ、絶望にひし暮れている。


「答えろ。此処には黙秘権は無いぞ!」

「―――其れを聞いて、どうするんだ?助けに行くのか?」

「当たり前でしょう!?」

「……考えが甘すぎる。奴らを…そんな甘言を顕示化させたように上手く助けられると…思うなよ」


彼は途切れ途切れにヘテロの言葉に際して論駁して見せた。途中で息切れの為の過呼吸が間を挟むが、彼は決して剛強なヘテロの態度に臆する事無く、不敵さを失わなかった。小説家としての範疇か、それとも格率に依ったカテゴリーそのものなのか、彼は口元だけは悪者になって見せていたのだ。


「…甘言だと?舐めた口利いてると命は無いぞ」

「命は無い?…お前らもアイツらと同じだなぁ」

「アイツら?」

「一回は耳にしただろう、私兵機関『ゼロ』。目的のためなら拷問も殺害も厭わない、血すら通っていないような連中さ。…違うかい?仲間を助けたい、その一心でギロチンに掛けようとしてるんだ」

「ギロチンじゃない。此れは磔さ」

「どっちも同じようなものじゃないか」

「さあ、どうだろうね…。……だけど、教えて貰えないなら貰えないで良いけど、此の事実はすぐ知れ渡るんじゃない?そうしたら保持しようと思っていた地位も保てない…。……話したら無かったことにしてあげてもいい」


ヘテロの提案に、カミルは痛いところを突いてくるなコイツ、と改めて思った。遠くではオルタナと天子がその光景を見守っている。何せ交渉術は上手いから、と言い分する彼女にも巧みどうこうがあるのかと洞察してみる、或る意味での実験であった。

だが彼女は実際に上手であった。カミルは時を移さず諦めた様な顔を浮かべ、「参ったよ」と言わしめたのだから、それなりの実力は把握していたのだろうか。彼は寝ながら言った。3人の存在が、夕焼けの空を背景に燦然と輝く。


「……私兵機関ゼロは、大同病院零人理部および全職員を秘密裡に捕縛し、青梅に在る"全日本零人理研究会公会堂"に閉じ込めているらしい。詳しくは知らない。…これで良いだろう、約束だ」

「…全日本零人理研究会公会堂?」

「ああ、そうさ。…元々は高校があった立地らしいが。其処に行けば会えるさ」


こうして彼は、自分で何とか立ち上がっては、その傷だらけの身体を自分で背負って行った。駐車場に止めてあった黒い車に乗って行って、そのまま去ってしまう。辺りには虚しさしか残らなかった。

この病院に一切の人気が無くなっていたのは、全日本零人理研究会が纏めて拉致したためだ―――こう悟った3人は、改めて復讐に近い意思を"彼らに抱いたのであった"。


◆◆◆


もう夜に近かった。

3人は戦闘でエントランスが滅茶苦茶に為りかけた病院内で寝泊まりする事にした。他の患者は全員他の病院に移されたようで、奴らとて便宜が良かった。しかし既に使っていた部屋の方が馴染みの深かったオルタナは元の部屋で寝て、他の2人も別の部屋で就寝に更けた。


朝起きたのが3時で、どうしてこんな早い時間なのかと言われれば、天子が起こしに来たからであった。狙うなら夜の方が相手方の神経も鈍っていて奪還しやすいと言う極めて論理に長けたような物言いをするので、オルタナも納得した。すぐさま準備しては、公会堂へ襲撃する便宜を図った。

不意に付けたテレビには、深夜と言う事もあって変な番組がやっていたが、偶々それは零人理特集をやっていたからに、着替えている間も少し気になっては目の片隅に映していた。

テレビにはオーウェンが講演みたいなものをしていて、腹部から右肩に掛けてうっすらとした傷があるのが服を媒介させても分かった。…今日の出来事であろうか。彼はこう言っていた。…『世界にヴェルサス抗体は必要なのです』、と。そして対するに言葉の音韻一つ一つに湧く狂信者たち。世界は最早、狂っていたのかもしれない。


起き上がって、3人は早朝にして揃った。此れから仲間を奪還する為に行う作戦とあって、天子は多少興奮気味であり、また其れが邪魔以外の何物でも無かった。誰も居ない病院、ヘテロは緊急事態用として幾らかの医療道具を持てるだけ持ち、且つ動きの俊敏性を図る為に最小限に抑えていた。

もう、3人の視界にはたった一つの感情しか揺れ動いていなかった。…怒り。此の憤怒は何をも超えるであろう超越者そのものの力の具現であり、其の言葉の中には逆性の理性も包含していた。まだ外は宵闇に覆われている。月も綺麗に、三日月となって浮かんでいる。空は、大地は、オルタナを取り巻いて泣いていた。


彼女たちは白ワゴンに乗って、青梅へ目指した。

都会の中目黒でも、深夜3時の車通りは極めて少なく(これでも何台か行き交っているが)、スケートするような感覚で、滑るようにワゴンはスピード上げて走ったのであった。

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