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3/3

ROUND3

 

 病院の帰り道、痛んだお腹をさすりながら奥と会話する文学。


「あー……ひどい目にあった……」

「とんだ災難だったわね! 文学ちゃん!」

「これからはもっと胃腸を鍛えないとだわ」

「そうね! 余計な出費を抑える為にもね!」


 話しがどこか、明後日な方向へ進んでいるふたりの前に、自動販売機が見えてきた。


「ねぇ、奥ちゃん。何か飲まない?」

「そうね、口直しに……あら?」


 奥は、自動販売機の接地部分に、何かをみつける。


「文学ちゃん、蓋の開いていない、缶の清水飲料水を見つけたわよ! しかも二個!!」

「うおおおぉぉぉ!!! 奥ちゃんナイス!!!」

「今日は食品ロスゼロパーティーね!!」


 ふたりは、色々と間違った事を口にしながら、缶を天に掲げる様に高々と上げ、蓋を開けた。


「かんぱーい!」

「かんぱーい!」


 ……おしまい。


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― 新着の感想 ―
[一言] そしてふりだしに戻る( ˘ω˘ )
[良い点] しゅごい! 面白かったです! 怒濤の展開! いつものネオブ……大辺太野夢先生の作風そのままに、コミカルキュートで素晴らしかったです! [一言] やはり連載形式でも良いのねっ。
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