表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法の使い方 2  作者: 総督琉
第1章 初歩魔法
3/39

第2話 始業式

始業式。

その行事はとても退屈であり、寝てたほうが楽である。


そうだ。魔法を使えば…。俺は魔法を思い出そうとする。


ーああ、あれがあったか


書く魔法(ライティングマジック) 魔法No.10 操作睡眠(コントロールスリープ)


俺は空中に"操作睡眠"と指を走らせる。


この魔法は指定した時間だけ、対象者を眠らせることが出来る。俺はそれを自分に使った。


始業式が終わるのは1時間後。なら1時間後に起きるように設定すれば…

俺は眠りについた。


ー王…王……くん…。


女の子の声。その声はとても心配しているようで、弱々しかった。


「はっ…!」


俺は眠りから覚めた。目の前には教師がいた。


なんだろう。


「あれっ!? 始業式終わってる!」


俺は気付いて驚いた。


神崎(かんざき)(しょう)君。あなた、何で寝ているの? 今から生徒指導室に来なさい」


俺はその後、教師にみっちり叱られた。


ーもっと魔法の使い方を学ばなければ。

●魔法No.10 操作睡眠(コントロールスリープ)

………この魔法は対象を指定した時間だけ眠らせる。動物にも有効。しかし指定した時間が経たなければ、起きることはできないぞ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ