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第8話 楓家の娘
妖精は浮いている。
「ファイアーちゃんって言ったか。お前はなんだ?」
「私は妖精」
「そうじゃなくて…なんで妖精がこの世界にいるんだってこと」
「教える義務はないよ」
そんな話をしているうちに少女が起きた。
「あれ、ファイアーちゃん。どこ?」
「ここだよ」
ファイアーちゃんは少女のもとに飛び寄った。
「ここ…どこ?」
少女は比較的冷静だった。見た目は高校生。俺と同じくらいって感じだ。
さらに可愛らしい。胸も…。
俺は変な気を起こしそうだったので、その子を家まで案内することにした。
彼女は魔法を知っているらしく、俺が魔法を使っても驚きはしなかった。
彼女を家の近くまで送ると、彼女の姉らしき人がお礼を言って、帰っていった。




