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藤川菜乃花は喋れない 。  作者: 白咲 名誉
第四章 学校祭と憤怒
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最終話 憤怒

終わりです!読了ありがとうございます!


 もう生きていたくなかったです・・・・・・。親にも先生にも言えない日々で辛かった。


 自分を分かってくれる人は家族だけでしたが打ち明けたら自分の事のように悲しむでしょう。


 誰にも迷惑をかけないでいるには死ぬしかないと思っていました。


友達はいません。


 自分が痛い事をするのも恐くて、終わらせられなかったんです。


 もし生き延びたら逃げだと言われ、クラスの人から指を指を挿されます。想像したらもっと辛かったです。今もでもフラッシュバックしてしまい、苦しいんです。




 「僕は和山からいじめを受けていました」から始まった彼の供述。



 和山についての津田の言葉は嘘をついているのではと疑ってしまう。


 身体的外傷、窃盗の指示、風評被害、弱みを作る行為、人格の全否定を口に出させて洗脳に近い刷り込みを三年間させる。



 それはそれは多種多様で三年間の恨みつらみを聞いている側の頭が痛くなる。


 

 津田という人物を中心に彼の数少ない友達にも被害を与えていたらしい。苦痛を共有することでプライドを摩耗させ反発するような真似を起こさせないように。



 

 

 とんとん拍子で話を進めていく。もしもいじめが発覚しそうになれば、さらに被害を大きくすると脅しをかける。何一つ告発できなかった。首謀者とその片棒を担ぐ者は皆、口裏を合わせて先生に騙った。



 常に視線をカメラから上側、綾瀬の方を向ける。何かに気が付いたようだった。一瞬、怪訝そうな表情を取ると無言でレンズに背を向けて服を脱ぐ。



 肩甲骨には大きな窪みとタバコのような跡が点在している。これを見してくれるのには覚悟がいるはずだ。


 津田は苦しいだろうが当時を思い出しながら喋る。滲んでいた憎悪が加速してどんどん話してくれた。



 でも時々、歯を食いしばって口をつぐむ瞬間がある。その時だけが苦悶にみちていた。


俺は目を背けそうになった。



「きちんと見ろ。これが和山がしてきた事・・・・・・。・・・・・・真実だ」



 カメラの外から綾瀬の吐く呼吸音が大きかった。撮影をしている綾瀬も本当は苦しかったんだ。



 動画が終了した。切迫した発言の数々に息を呑んでしまった。三十分程の長い独白で彼は言葉を詰まらせれも感情をすべてさらけ出してくれた。




過去は変えられない中でする、彼なりの抵抗だったんだろう。




 津田は現在、幸福なのかは知る由もない。仮に平穏な生活を送っても辛い経験を思い出して、幸せをありのままに感じられないはずだ。




一年二年で割り切れるなら苦しまない。



 

 綾瀬がスマホをポケットにしまった。俺たちがいる誰もいない廊下とはうって変わって遠くからお客さんの歓声が響いてきた。耳を澄まさなくとも聞き取れるだけ、二人には会話が生まれてこなかった。



だが脳内では菜乃花の事だけを逡巡していた。



「・・・・・・それで和山を摘発するのか?無理に決まっている。台本さえあればこの動画はつくれるんだから、それで証言も無かったことにされる」



「違う!俺がお前にこれを見せたのは、知っておいてほしかったからだ。和山がいかに非道な人間なのかをよ!。あいつは頭が良い。


 もしかしたら西と共謀していて、藤川さんをいじめていた主犯は和山かもしれないんだよ」




「じゃあ綾瀬は今の菜乃花の顔を見たことがあるか?すごく幸せそうなんだよ。彼の証言ビデオが本当の話だとすれば痛ましい事をさていて可哀想だ。でも、その動画で菜乃花の幸せを壊す事に繋がりかねない!和山の過去の行いを罰したって今、何もしていなければいいだろ。菜乃花が幸せならおれはそれでいいんだよ」



俺は綾瀬を見つめる。




「・・・・・・・」



 俺と目を合わせるだけで言い返して来なかった。ただ辛そうな顔を浮かべるだけ。



俺は一人、体育館へ向かおうと足を動かす。



すると綾瀬は腕を掴む。でも俺はその手を振り払う。



「さっきも言っただろ。俺には菜乃花がやっと得たこの日々を壊すことは出来ないって。それに・・・・・・俺に何が出来るってんだ」



 自分のメンツを気にして言えない言葉が簡単に出せてしまう程、もう綾瀬に対して感情が浮かぶことがなかった。



 自分のプライドは昨日の夜、寝ている間に擦切ってしまった気がする。

 


 だったら菜乃花の幸せを時間が許す限り見届けるだけに費やしたい。それ以上はただの生徒であろう。それが今できる代打案だ。



「どんな理由があっても俺は和山の悪事を暴く。それが俺の償いだ」



「なら俺の役目は菜乃花の幸せを祈ることだ」



俺は再度、綾瀬の顔に向けて言うと体育館を目指して歩く。



 綾瀬とはもう二度と同じ道を登下校しないだろう。rainはブロックしなくとも俺から送らないだろう。



相手から来ることもなくなるはずだ。




 俺は間違ってばっかりだ。どこで踏み間違えたのか、最初から、間違っていたかもしれない。



 この町で正解を探そうとしたのが間違いだったんだ。なら暗い隅でくたばれば不正解じゃなくなる。



 真っ直ぐな道を歩けなくて曲がり曲がって行き着いた場所は、何者にもならなくなる事だった。



 家族が他界したら、俺を覚えている人間はいなくなり、たとえ俺という存在があっても顔は忘れられている。遺影は能面にでもすり替わっているだろう。



廊下からは俺の足音だけが響く。



 映画だと俺が覚悟を決めれば清々しい気分になるんだろうけど、逆の気分だ。関わっていた友人関係が全て切れたことで心には虚無感でいっぱいだ。



 でも綾瀬とのこれまでの日々を回想なんてしなかった。二人に共通するような関連のエピソードを持ち合わせていなかった。それだけ浅い仲だったってことなんだろうね。





 体育館に入るゲート前は人の熱量で汗が溢れそうになる。人の雑音、歓声、ステージ上で声を張り上げる生徒。俺がここに立つ存在意義を感じられなくなり、茫然と立ち尽くしてしまった。



 ああ、これが青春を謳歌するってことなのか。いま体育館にいる人たちにはこの先、綺麗な記憶として彩られる一つの物語になるんだ。だが俺はただの記憶の癌でしかなかった。



入場用の垂れ幕が青春を送る側の人との境界線のようだった。



 だから俺は、入るのを辞めた。心のさかむけが痛んだ。この空間に溶け込むのは安易な事だ。ただ時間を潰すだけでいいのだから。


 だが、クラスの人間として周知されていない俺がいると、今日を毎秒、毎秒楽しもうとやっけになる人たちとの格差で劣等感を感じるだろう。



 だったら教室で寝ていたほうが得策だと思えた。俺の役割は普通の人間として風呂敷を広げない事。演劇は出ないが合唱には出る事だ。時間になればそっと混ざればいいんだ。だが、それも無意味な気がしてきた。



 母さんも父さんも今日の学校祭を見に来ている。だが俺の姿をみたいとは思っていない。目的はきっと現在を生きる若者が情熱を賭けて挑んだ、リアルな姿をドラマ感覚で見たかっただけだ。



 なぜか無性に腹が立って俺は壁を思いっきり殴る。殴る音は保護者の歓声によってかき消された。




 痛む拳をもう片方の手で撫でながら教室を目指した。綾瀬の事、菜乃花の事、俺の事を考える。辻褄が合わないいい訳はいくらでも思いついたが死にたい衝動でかき消される。



 教室で俺は寝た。窓からは駐車場が満杯になっているのが見えた。俺一人が正常な枠から外れていることが異常で体は安全処置として睡眠を摂ることで意識を強制シャットアウトさせた。



 教室は少しだけ冷えていた。古い学校だから風通しもいいのだろう。あと二か月経てば雪が降ってくる予兆だった。



 昨日はぐっすりと寝れたのに眠気が安らかに俺を包み込む。誰もいない教室はとても居心地が良かった。



 俺しかいない空間は—————まるで俺が世界を拒絶するようであり、世界から爪弾きにされているようだった。



 夢の世界では時間という概念は存在しない。意識が朦朧としながらも起きたのか、寝ていたのかはっきりとせず、そんな頃合いに人の声がした。



「いやー俺さ、出番前で告白されちゃってさー」



 和山の声がした。いつの間にか寝ていたようだった。話声がすることに気が付いた。夢から遠のく感覚で起きたことを自覚する。



菜乃花の事だろう。成功したのかな?おかしいな、だれにその話をしているんだろう。



「え、まじぃ?であんな根暗と付き合うの?」



「ないない、あんなのと話しているだけでこっちまで苔が生えて来そうになるよ」



 和山の話に受け答えをしているのは西だった。俺の意識が次第に冴えてくる。菜乃花が悪意のある内容に使われているのが分かる。


 でも俺はここから動こうとはしなかった。席を立とうとすれば話が中断されてしまう。だから警戒心を持たせてはいけない。



「あれは面白かったなー」



 西がいやらしい笑みを浮かべている気がした。これから続く話は聞いていて気持ちのいい内容じゃないのは予想できる。心拍数が上昇していて体は昂る。



 俺はお尻に根が生えたように動けないでいた。和山に本性はどんなものなのか、その真偽を確かめたい。




「ああたしかにな。本番前に呼び止められて告白されてさ、それで俺、君とだけは付き合えないかなって言ったもんね」



「うわっ酷い」



「走っていったのも傑作だったわ」



「それであんなにいい演技できたのね」



「そう言う事よ。俺、役者向いてるかも」



「顔だけが取り柄だもんね」



「頭もだっつーの。誰のおかげで藤川を不登校にさせてないと思うんだ?」



「あんたよ」



 二人は高らかに笑う声がした。完全に自分が勝ち組だと驕る笑い方だ。



「えーでもなんかいやだ。匠には私がいるんだからモテて欲しくないかも」



「はーーい気をつけまーす」



「でもさ、どうして藤川に近づこうと思ったわけ?」



「そりゃあ少女漫画みたいだったからだよ。有能な俺が助けてあげて、惚れ込むように仕向ければ俺のいう事になんでも従うじゃん」




「うっわ、悪いね~」



 菜乃花の事を肴にして和山と西は盛り上がっていた。純粋な悪意ででしか菜乃花と向き合わなかった。俺は歯を食いしばった。短期間で歯を食いしばっていたからか歯がすり減っているのではないだろうか。



 俺は机に突っ伏しているが腕や足に力が籠る。耳鳴りが五月蠅くて脳みそが壊れていく。


 動き出したい衝動が強くなる。だが寝起きにも関わらず、クリアな思考。


 俺は理性が優位に働く。むやみやたらに動いた後でどうなるとか、菜乃花の今後とか、身の程を考えた。


 考えるテーマは思いつけても理性はそこまで働いてくれない。



「藤川からしたら旨い経験したよな。あんな何もできない奴が俺と関われたなんてもう一生無いんだろうから」



 菜乃花が廊下を泣きながら走る光景が目に浮かんだ。するとおれの脳みその血管が何本か切れる音が鳴り、目の前が真っ暗に染まった。



 勢いよく立ち上がり椅子が吹っ飛んだ。机を殴る。冷静さを保つ為に口呼吸をしたが、紙のように薄い理性はせき止められない。




おれが憤怒ふんどした。



二人は口を開けて驚いていた。



 和山に向かって走りだすと顔面に左ジャブを顔面に浴びせた。何をされるか判断できなかったようでガードの体勢は取れず、両目にクリーンヒットする。




殴り方はロッキーから学んだ。来るなら来い。



 虚を突かれた上で、思いもしない場所への一撃で和山の頭上からは数匹のヒヨコが舞う。西は口に手を置いて甲高い声をあげる。



 そして殴った勢いを殺さずに肩に力を込めて拳を上から下へ槌のように振り下ろす。二度目は顔全体に当たる。



 あまり吹っ飛ばなかったが脳に打撃の振動が通ったのか、しりを地につけた。


それだけで俺は勝った気分になる。



運動不足な俺が瞬間最大火力を出すから息が絶え絶えだ。



「お前はそんなことで・・・・・・・・そんなことで菜乃花の気持ちを弄んだのかっ!」



 人生で溜めていたヘイトが今、正しく燃焼される。怒りの矛先は和山と西。



 三人しかいない教室で俺の声が轟いた。喉が張り裂けてしまいそうだ。



 溢れんばかりの声量。腹から湧く力。声の振動が体全体に響いて心臓が大きく躍動する。



 拳の出っ張りから血が滴る。流れる血が熱い。殴った手の方が痛む。俺自身が非力なのであいつは顔面を押さえながらすぐに立ち上がった。




 血相を変えてわなわなと震え、血走った眼で睨みつけている。そして



「うるせええ」



勢いよく立ち上がった和山は俺のワイシャツの襟を掴む。




背負い投げの要領で近くの机にぶつけてきた。



 背骨が折れるほどの勢いで叩きつけられ、一拍、呼吸が出来なくなった。この一瞬が永遠に感じられる。目に映る全てがホワイトアウトし、床に倒れてしまう。



気がつくと消化されきっていない分の朝食をぶちまけていた。



 俺が両手をついて立ち上がろうとしたが、和山が俺の頭を踏んで制しさせる。



 和山の怒りは収まらない。でも、俺もだよ。



「お前は人間じゃない。悪魔だ」



「無意味だよ」



あとは和山のターンで俺は何も抵抗はできなかった。



 サッカー部で鍛えられた蹴りが顔に当たる。狙ってやっているのか何度も右足の甲が顎にヒットする。



 蹴られすぎて鼻から血が出てくる。それでも止めない。あいつもなにか吐いていたが耳鳴りが酷くて聞き取れない。



 俺は這いつくばって西の方まで匍匐前進で近づく。西は数歩後ろに後ずさる。視界がぼやけてきてなにも考えられない。


西の足首を掴む。当然振り払おうとするが俺はなにかなんでもこの手を離さないつもりでいた。



 今後こいつらは俺の存在なんて忘れて真っ当な青春でも送るだろう。悪だくみと口の巧さで人を騙して傷つけて、弱者の上に立とうとする。しっぺ返しをされても無傷なんだろう。そうやって俺も弱者の一人としてカウントされ忘れられる。


 それでも、今、キモイと思われることで微力だが抵抗になってこいつらの笑いの種になるだろうが俺の存在を植え付けることが勝利だ。



しかし、この抵抗は空しくも簡単に撃沈される。



 和山が俺の手首を握り締めて圧を加える。血の巡りが滞り、手を放してしまった。



 あいつは俺を仰向けにさせて馬乗りになる。俺は腕を顔の部分で覆うとすると胸と肩の辺りに乗り、無防備の状態にされる。  



ひぃって情けない声が出てしまった。



 西、和山を見上げる。俺はこの惨状があほらしくなり、ニヤッと笑った。和山は俺と目が合うが、無表情だった。


 焦点はとっくに合わなくなり、周辺視野には黒く塗りつぶされている。失神する手前なのだろう。淡々と何度も頬を殴る。骨が軋む音が内側から聞こえた。



 顔に走る衝撃が拡散して痛みなんて感じなくなるほど感覚がマヒしてきた。



 デカい手で俺の顔を覆ってくる。力一杯に床にめり込ませられる。


 俺の右眼の瞼に指を当てがわれるせいで閉じられない。だから俺は奴の顔を見ざる負えない。


「菜乃花がお前に何をしたんだ。なにがあの子の一生を潰せるんだ!」


「━━━何も」


その言葉が胸に沈んで涙が出てしまう。



 逃げることも出来ず、言い返す言葉も出てこない。


殴られた。


 あいつが飽きるか誰かが助けてくれるまでこの機会を逃すと一生言えないだろう。


 だから俺はありったけお腹に込める。口から血を噴きこぼす。


「お前らなんかいなけらば、菜乃花も癸もいじめられずに済んだんだ。いなくなればいいのはお前らだよ」




和山は手を止めた。



「殺してやる前にお前を苛めてなかった理由を教えてやる。


 お前はいつもつまらない顔をしてクラス全員を見てきただろ。


 何もしないくせに面白くない顔をして、いじめを黙認してくれた。


 だから苛めなかった。お前なんて脅威でもおもちゃにもならないからな。


 だけど高杉が藤川と関わり始めたのがイラつく。で、祭りの時に閃いたよ。お前の辛そうな顔が見たくなった。


 だからあの女を振り回したのさ。案の定お前は絵に描いたように藤川の白馬の王子になった。楽しませてくれてありがとな」



 あいつはまた暴力を再開した。顎から鈍い音が鳴って、直後意識の紐が千切れた。

とうとう和山くんの化けの皮が剥がれましたね。


裏設定ですが、和山くんと唯一は似て比なる存在です。


和山も日々生きる事に鬱屈としていましたが、何故か彼の周りには人がよく集まります。天性のカリスマ性とでも言うんですかね。学習せずとも人心掌握術の基礎を身につけていました。(といっても人心掌握術の入門編は話し方や聞き取りやすいスピードで話す。です)


 和山くんは頭も良くて秀才で顔も良いと来た。彼には恐る物はありませんでした。だからつまらなかったのです。

ただ、彼には欠点があった。本心という物を母胎に置いてきてしまった事です。

それ故に人の内心を考える想像力は欠落していました。他人の感情はどこから出て、どこで終わるのかが解りません。


なので、原因を突き止める為、興味のために人を苦しむ様を見て学習しようという判断に陥りました。彼にはその考えが天啓にも思えたようです。

そうやって作られた人格が表裏はっきりした性格なのです。

以上!和山匠くんはサイコパスでした〜。

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