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あきかぜchocolate

作者: こゆくま

『あきかぜchocolate』


夢想に似た甘い匂いが

鼻の奥を通り抜ける

他の人にはわからないらしい

どうやら風邪をひいたらしい


夏が焼残した 落ち葉がヒラリヒラリと

目の前を 横切るから

握りしめた その時 夏の記憶がよみがえる

ああ、あきかぜchocolate


もう何もかも夏が焼け尽くしてくれたら

よかったのに

灰皿のうえでくたびれる中途半端な長さのタバコを見ると

秋の訪れを感じて胸が焦がれる

ああ、あきかぜchocolate

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― 新着の感想 ―
[良い点] 秋風とチョコレートのコラボが新鮮で良いですね!
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