挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
人類滅亡前に転生させられた『遊び人』だけど!~幼児のSMゲーム~ 作者:ろぼろぼ

第1章王都編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

13/30

ポポス偶然、息子の噂を知る

ここは帝国北部の最果ての砦。
この砦の先には魔王が眠るダンジョンが存在し勇者ポポスの率いる魔王調査隊の一行は、この砦を拠点にダンジョン探索を進めていたのだ。現在、部屋に居るのはポポスとパーティメンバーである戦士に初老の魔導士の3人である。

そこに仲間の一人である盗賊がドアを開け入ってくる。

「おーい!10日前の時空震の最新情報が入ったぞ!」

流石に帝国軍の魔法通信網である、魔族との最前線であるこの最果ての砦まで僅かなタイムラグで情報が届くのである。空を紫に染め上げた時空震は王都アンツから遥か遠く離れた北の地にいるポポス達も観測しており彼等は魔王の復活の予兆ではと疑って情報を集めていたのである。入ってきた情報は魔王とは関係の無いものであった、だが彼等を驚かすには十分であったのだ。

「北の森の魔女討伐される・時空震はその戦闘の影響と思われる」

ポポス達に衝撃が走る。ここに居るメンバーは、かつてのポポス率いる北の森の魔女討伐隊のメンバーでもあった。一度完膚無きまでに敗北した彼等は魔女の強さを嫌と言うほど知っていたからだ。そして討伐隊は一人を残して全滅と言う報に納得するのである。それほどの激闘だったのだろうと。だが最後に生き残った者の名に彼等は雷に打たれたように目を大きく開く事になる。

『北の森の魔女討伐達成のルカ・バウアー5歳』

そして帝国軍の情報はルカ・バウアー自身についても記述されていた。4歳にして家に押し入ったA級犯罪者を重傷を負うも撃退、現場は凄惨を極め廊下は全て犯罪者の血で塗装されていたとされる。夜の街に度々現れマフィアとの繋がりも噂される。遊興に訪れた女王に対するレイプ未遂事件にて投獄。翌日、SS級の不可能クエストとされる北の森の魔女討伐隊・隊長に任命され派遣される。夕刻魔女討伐を達成し魔女は時空の穴より別次元に送られたと推測される。また軍の報告書は、そのさいに魔女から不老不死を奪った可能性や隣家の婦人達への不倫についても言及されていた。

無茶苦茶である。吟遊詩人が伝えたなら笑い話で済んだだろうが、これは軍の報告だった。

戦士は血の気の失せた顔で、小さく震えた声で笑うと

「は、はは。さ、流石ポポスさんの息子さんで、ですね。お、俺の息子なんざ、その歳にはまだ寝小便してましたぜ」

ポポスは顔に手を当て天を仰ぎ呪う。ルカではない母のティアナをだ。あいつは何を教育しているのかと無茶苦茶ではないかと。殺人にレイプに不倫に夜の街に入り浸ってる5歳児など聞いた事が無い。

魔導士は落ち込むポポスの肩を叩くと功績の大きさを見ろと慰める。

「凄いものじゃよその歳でA級の賊を倒し、しかも倒せぬ魔女を別世界に追放するなどワシらが想像もでんかった方法じゃ。はっきり言って怖い・・・王都アンツを出て3年要約ここまで来れたが。もしこやつが冒険にでも出れば、すぐに追いつかれるのではないのか。」

その一言がポポスから表情を奪い・・・静かに言う。

「いくか・・・さらに先へ・・・最深部の更に奥へ・・・」

魔導士にニカッと笑う

ポポス達は魔王の間の更に奥深くの世界に続く道を発見していた。
だが二度と戻れない可能性もあり家族を残すポポスは、ここ数ヵ月悩み行くのを躊躇していた。


だがポポスは思う大丈夫だと、行動は破天荒だがルカは家族を守ってくれると。


歴史は少しづつ変わろうとしているのかもしれない。


ポポスのプロフィールに書かれた歴史では、かつての彼はこの奥に行かなかったのだから・・・・


+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ