そのにじゅう
町に戻って依頼の報告をしてからログアウトする事にする。
もうそろそろ夕飯の時間だろうしね。
ログアウトしてみるとさっきまで一緒にいた仲間たちが周りにいなくなったことを少し寂しく感じる。
「はあ・・・・」
ゼンジの事を考える。
告白は受けてしまえばよかったと思う自分がいる。
抵抗を感じている自分もいるが。
ゲームのせいで感じる事になった依存心
これが無かったらゼンジのプロポーズは受けていたかもしれない。
驚いた事にそのくらいには女性化には抵抗が無かったし
ゼンジの事も受け入れていた。
しかし しかしである
肝心の自分の気持ちには自信が無い。
ゲームで作られた感情なのかもしれない。
そう思うと思い切る事などできない。
「兄ちゃん」
考え込んでしまっていたようだ。晃に声をかけらてそちらを見る。
が、部屋が真っ暗だった。
「兄ちゃん考え事? ゼンジさんの事かな?」
「 うん」
「兄ちゃんの事だからきっとまた考えすぎてるんだろうけど大丈夫だよ」
「大丈夫?」
「兄ちゃんのゼンジさんに対する気持ちは変な混じり物なんて無いってこと」
「気持ちって なんだよう」
「俺さあ、小さい頃ゼンジさんって兄ちゃんと『ケッコン』すると思ってたんだよねえ」
「はあ?!」
「そのくらい二人って仲が良かったし ゼンジさんが兄ちゃんを見ている目ってすごい優しかったしね」
「・・・・・・・・・」
「まあ、オトコ同士がケッコンできないって後で知ったけどね」
「晃 ボクは・・・・・」
「兄ちゃんがゲームを始めたのなんてつい最近 二人の付き合いはもう10年以上だよ?もっと自分を信じたらいいよ」
晃が部屋の明かりをつける。
「兄ちゃんご飯だよ」
「うん」
食卓につくと皆そろって食事を始めた。
いつもなら会話をしながら食事をするのだが今日はあまり皆喋らない。
お父さんもなにかを言おうとしてためらっている感じだ。
「明」
「何?」
お父さんが僕に声をかける
「女の子になる決意をしたんだってね?」
「 うん」
「いいのかな?」
「わからないよ でもそれが自然な気がした。」
「そうか」
「うん」
「手術の日だけど・・・・・来週だよ」
「来週 わかった」
来週か
自分で考えた設定を消化できないですね。
グダグダになってしまうのでとりあえず後1-2回で終わりにして
もっとシンプルな設定の話で経験値を積みたいと思います。
なので急展開でいきます




