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そのじゅうきゅう

なんか告白されて一度断ったりして「じゃあ狩の続きをしましょうか」とはいかない雰囲気になったので町に戻ることにした。


うーん、なんか落ち着かないな

チラッとゼンジを見ると 優しげな顔で笑っている。

言いたい事を言ってしまってすっきりしたようだ。  

よかったね!!こっちはおかげでソワソワしちゃうけどね!!


イケメンだけあってそうして落ち着いた感じで微笑んでいると絵になる。

いつもそうならカッコいいのに

そう、カッコいいんだよね    うん


残りの二人は何か言いたげだった。

コウはさっきからソワソワしているボクを心配そうに見ている。

エリーは     エリーはニマニマしている。

さっきのゼンジの告白で何かのスイッチが入ってしまったようだ。


「ねー、ミンちゃん」


エリーが話しかけてきた。


「さっき告白されてどんな気持ちだった?」

「うえぇ?!」


ななななな何を言っているのですかエリーさん!


「はうわわわ」

「うんなるほどよくわかった」


わ、わ わかったってな、何が?


「実はさっきの告白ちょっと嬉しかったでしょう?でも身体の事があるしちょっと迷ってる感じ?」

「そんなこと無いと思うよ。 無いと思うよ うん今は男同士だしそんな事まだ考えられないよ  うん」

「ん~ふふふ 『まだ』ね~」

「あ、いやその」


ゼンジ! そんな期待をこめた目で見ない!!

話題!話題変えないと!!


「そそ、そういえばさっきの依存の噂って何なの?!」

「あ、それは俺も気になりますねえ」


コウが乗ってくれた。偉いぞ弟よ!!


「そうよね ミンちゃんがその依存とかのせいで自分の気持ちに自信が無くなったりしたら困るものね」


戻すんかーい


「でもアレあくまでも噂だぞ?」

「兄ちゃんを見ちゃうと単なる噂とは思えませんよゼンジさん」

「まあなあ   あのときのミンちゃんのかわいさったらなあ  ふふふふ」


忘れろ忘れてください。

でも確かにアレは変だった。

ゼンジの事しか考えられなくなってそれだけで頭がいっぱいになってしまっていた。

あの状態で告白されていたら間違いなくはいと言っていただろう。

それがボクの本当の気持ちかどうかわからない。

それで付き合う事になったらあとできっと苦しくなるだろう。


い、いや付き合うとはいってませんよ?    嫌いじゃないんだけどさ


「しかしあれだな確かにそうだな」


え?え?なにが?


「依存しているときにオーケーされても判断に困るな」


ああ、心の声が聞こえてしまっているのかと思った。驚いた

でもゼンジが依存のときのボクに告白しようとしてないとわかってちょっと嬉しい。


「あくまでも俺の魅力でメロメロにするから」


結局それか!揺るがないな!

でもそういう所って

いやなんでもない





VRMMMO関係なくなってきてる気がする

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