そのじゅうはち
責任取れといったらいつでも俺はミンちゃんと結婚できると言われた。
そ、そうじゃないよ そういう意味じゃないよ
「男相手にナニ言ってんの?」
「ミンちゃんは女だろ?」
「今はまだ付いてるもん」
「10年前にプロポーズはしてるし返事はもうもらってるぞ」
「え?ゼンジ君とミンちゃんってとっくにそういう関係だったの?そこんとこもうちょっと詳しく!」
エリーの鼻息が荒い
「関係って・・・ただの幼馴染だよ?幼稚園のときにボクを女の子と間違えたゼンジに結婚してくださいって言われたんだけど そのときは結婚ってなんだかわかってなかったんだ。 友達になるとかそういう意味だと思ってたんだよ。」
「超絶に可愛かったんだよ 一目惚れだったんだよな~」
ゼンジ そんなこと人に・・・・
「ちなみにそれが俺の初恋でした。」
え?そうなの?
「男だとわかっても可愛かったし、他のヤツからもプロポーズされてたし俺は自然と守るような感じに」
「へえ~!へえ~!」
「男なんだからって諦めてたのにゲームのキャラは女になるんだものな 消そうとするのをつい止めたりしちゃったぞ」
「ゼンジそれで止めてたの?!」
「しかも本当は女だったとか、女として生きることにしたとか言われたらもう俺止まらない。止まる気も無い。」
え?え?え?
「ミンちゃん いや、小泉 明さん俺と結婚してください!10年見続けていた君のこの先も一緒に守らせてください!!」
「え ちょっと結婚は無理」
「「「なぜ?!」」」
展開が急すぎ
「何で皆驚くの コウまで・・・・」
ボクとしては自分の事が決着ついてもいないのに何を言い出すのかと思ったんだよね。 手術する決意はしたし、女として生きる事にしたけどね
でもまだ現実にはアレがついてるし
時々おかしな感覚になるけどまだ男のつもりなんだよ。
3人にそう言うととりあえずは納得?してくれたようだった。
「でも俺の気持ちは変わらんからね」
顔がやけくそ気味だぞゼンジ
「告白してしまった俺は もう何も怖くない」
「ゼンジさん 最終的に兄ちゃんに断られる事もあると思うんですけど」
「それは無い。」
「なんでですか?」
「はいと言うまで告白し続けるから」
「なかなかたちが悪いっすね」
「10年分だからな」
本人の前で言うかな もう
困ったヤツだ 困ったヤツだな ホントに
「いやー、いいもの見せてもらったわ~」
エリー、いい笑顔だね
「思わず動画で保存しちゃったよ~」
するな
ゼンジの黒歴史になっちゃうかもしれないでしょ。
「よし!これからキミは記録係だ!この先の告白も記録しなさい!」
「それはちょっといや」
ゼンジちょっとガッカリ。
「何回告白するかわからないのにいちいち見てられない」
そりゃそうだ
まだオーケーする気ないしね
「ところでさっきの甘えっぷり何なの? アレを見たからミンちゃんイエスって言うかと思ったのに」
「あーアレね 」
そうだアレっていったい何なの?
「俺も気になって調べたんだけどキャラ作るときに外部端子を使ってプレイヤーの補助をするとプレイヤーが補助した人に依存しやすくなるって噂が」
それまずいんじゃないの?
「俺としてはそれは ようこそいらっしゃい状態だったんで問題ないけどね」
あるよね?結構あるよね?
「なるほどね それでか~」
「それなら仕方ないですね」
あると思うよ?仕方あると思うよ??
ねえ あるよねえ?!




