表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
983/5141

【イ軍編421】持つべきものは大物顧客

「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍に所属する、違法用具調達屋兼外野手のリバース。飛ぶバット、飛ぶボール、各種お薬など手広く扱っており、イ軍の勝利に大いに貢献(?)している選手であるが、遂に足がついてしまい、マジで逮捕5秒前との噂が球界を賑わせたものである。

「おいおい、早いとこ海外に高飛びした方がいいんじゃないか?」

「なっ、逃亡資金でお小遣いあげるから、俺の事は黙っといてくれな」

 等と、自分との関わりが露見するのを恐れて全力でリバースを雲隠れさせようとするイ軍ナインであったが、本人は至って冷静なのであった。

「慌てる事はねえ。絶対大丈夫って分かってるからな」


 一方その頃、某超大物OB達の秘密会合――。

「いやー、危ないところだった。警察の担当が俺のファンで助かったよ」

「リバース逮捕は、我々としては絶対に避けねばなりませんでしたからね。ひとまず安心しました」

「マスターズリーグの盛り上がりは、リバースの飛ぶバットと飛ぶボールに懸かってるからなあ。奴の違法用具とお薬が無いと、興行としての魅力半減だし、俺もホームラン打ちたいしな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ