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【イ軍編420】体への投資を怠らないプロの鑑軍団
貫録の5年連続99敗を達成し、プロスポーツ史上に残る最弱球団としての地位を確立した「セ界の貯金箱」こと東京新宿イディオッツ。
そんなイ軍の春季キャンプ初日、あるとんでもない出来事が発生。宿舎となっているホテルに、一人一台ベースで次々と大型の機械が搬入されたものである。
「おいおい、今年のイ軍はマジでやるかもしれないぞ」
「まさかほぼ全員、酵素カプセルを導入するとは…」
「選手の自腹らしい。こんなのイ軍じゃありえないだろ、シャブが蔓延して全員頭がおかしくなってる可能性が微レ存…?」
等と驚きまくるマスゴミ連中であったが、当然そんな前向きな事をイ軍ナインが実行する筈は無かったのであった。以下、イ軍キャンプ初日夜の、マスゴミ対策大勝利会――。
「フッ、物の見事に皆騙されてやがる」
「どれだけサボる事に全力を尽くすか、俺らの意識の高さを甘く見て貰っちゃ困るぜ」
「練習量の少なさを日焼けマシンでフォローする、これが俺らの練習してますアピール勝利の方程式よ」




