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【イ軍編404】並の打撃投手では手に負えない最恐打線
「セ界のサンドバッグ」こと最弱イ軍で、開幕直後にファンサービスの企画が爆誕。題して「キミもイ軍打線に投げてプロ感覚を味わおう!」。いくばくかの費用で、試合前練習に打撃投手として参加出来るという内容であった。
実戦練習をファンサに使う仰天企画に、「どうせ最下位だからってペナント投げるの早過ぎィ!」「新手の八百長乙」等々、内外からディスりの嵐が発生。だがしかし、今回の企画は決して上層部の無理押しではなく、珍しく現場の意向も汲んでの物だったのである。以下、イ軍「パネマジ広報」白井とその部下の感想戦――。
「ネットやマスゴミには散々叩かれてるが、客入りもいいし成功の部類だろ」
「ええ、集客的にもさる事ながら、やっと打撃練習が成立したと、監督が喜んでましたよ」
「選手の奴ら、過剰なエア自主トレ&手抜きキャンプで、打撃投手の球をまともに打てないんだもんなあ」
「素人の棒球にすら相当苦しんでますよ。イベントに参加したファンはサービスだと勘違いしてますが、状態が悪過ぎて本当に打てないだけですからね」




