【イ軍編396】自分に何かあっても選手に知らせない危機管理の鬼球団社長
今シーズン、開幕二桁連敗の逆スタートダッシュから順調に飛ばしまくり、リーグで罰金が発生する年間勝率2割台も現実味を帯びてきた「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍。そのプレッシャーに耐え切れなくなった球団社長滝井は、連日の暴飲暴食に逃避。今日も試合前だというのに、自宅で大好物のたけのこの里&きのこの山のちゃんぽんドカ喰いをキメていたのであるが――丸飲み&丸飲みの雑な食べ方が災いし、きのこの傘の部分が喉にすっぽりとハマってしまい、危うく窒息しかける大変な事態に。
結局、救急車まで出動する大事になってしまったのであるが、瀕死の状態に陥りながらも、滝井はイ軍「パネマジ広報」白井に、厳重なマスゴミ対策を指示したのであった。
「おい、ちょっと俺、きのこの山喰い過ぎでこれから入院するから…。は? ネタでも嘘でもねえよ! たけのこの里だけにしときゃよかったんだが…。まあそんな事はどうでもいい、とにかく、この事を絶対に選手に知られないよう、マスゴミ対策は完璧にやっとけよ。もしこれが選手の奴らに知られたら、『社長が心配過ぎて試合に身が入らなかった』『きのこ、訴訟』とか思ってもない事を言って、ここぞとばかりに試合に負けた時の原因にしてくるからな」




