【イ軍編350】世間よ、これが最弱球団の大反省会だ
今日も今日とて、サ軍相手に0-17と大敗した「セ界の白星銀行」こと最弱イ軍。
特に苦手投手であるサ軍先発谷村に18被奪三振完封を喰らったとあって、ベンチには重苦しい空気が立ち込めていたものである。
酷い試合過ぎて首脳陣が既にほぼ全て退場済(内訳…判定1、内輪揉め4)だった事もあって、自称チームリーダー「40億の凡打製造機」城戸が音頭を取り、ロッカーにて選手だけの緊急ミーティングを開催。スコアラーも入り、今日の試合の検証が行われたのであった。
「そうか、今日の谷村はスライダー主体で来てたんだなあ。危うく『フォークが凄かった』とか言っちゃうところだったぜ。スコアラーのみんな乙」
「やっぱミーティング開いといてよかったな。これでしっかり口裏合わせとこうや」
「どうせ谷村を打てないからって、徹夜で酒&モンハン大会やってたのがバレたらさすがにマズいからなあ。ま、谷村が何投げてたかよく分からないレベルまで俺ら全員超二日酔いだったとは、ファンの奴らも気付いてなかったみたいだけどな」
「フッ、俺達は根がスタイリストだからよ。その辺のポーズには抜かりないぜ」




