表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
79/5126

【城戸編②】被長打量産

 加齢と不摂生の影響でいよいよ外野守備が苦しくなり、一塁を守る事が多くなった城戸。

 城戸の害…いや、外野守備――基本的にザルだがそのように見せない誤魔化しの技術だけは一流――が消滅した事で、イ軍の防御率は改善されるかに思われた。

 しかし、意外な事に実態は真逆で、かえって被二塁打が増加し、通常の何割か増しで投手陣が炎上してしまったのだった。

「もしや、城戸が1塁からバッテリーサインをバラしているのでは?」

 という、城戸スパイ説がスコアラーの中で飛び交ったが(真っ先にコレが疑われたのが、城戸の人望を物語っていた)、それはともかくとして、城戸の代わりに左翼に入った諸橋は平均をやや下回る程度の守備力で、どう考えても城戸より守備はマシである。

 ――一体何故?

 イ軍スコアラー連は、被二塁打増加の確たる原因が、究明出来ないのであった。


 その頃一方、他球団選手ロッカー。

「城戸の野郎がいる一塁なんか絶対行きたくないからな」

「ああ、あいつのウザ過ぎる話を聞かされたくねえから、皆必死こいて長打を狙いまくってるよ(藁)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ