表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
770/5138

【イ軍編272】絶対に走塁死するからくりスタジアムがそこにある

 イチローの二塁踏み忘れ事件に着想を得た「球界の掃き溜め」イ軍本拠地東京新宿スタジアムが、ある奇策を実行。

「ああいう踏み忘れを、こっちで起こさせてやりゃええんや!」

 と、複数個の二塁ベースを地中に埋めておき、状況に応じて一個だけ地上に出すという、とんでもなく金が掛かる上にDQNなシステムを構築してしまったのであった。

 実際、塁間距離が体に沁み込んでいる「走塁意識高い系」の選手ほど微妙な違和感に感覚を狂わされ、何度かの走塁死を演出。イ軍イズムが貫かれたこの作戦は、成功裏に終わった。


 かに見えた。


 だがしかし、予想外の効果に気をよくした新スタスタッフが調子に乗って、不必要なタイミングで二塁出し入れをやってしまった事で万事休す。ショカフトンタード(※ショート+セカンド+レフト+センター+サードの意。他の野手がザル過ぎて異様な守備範囲になっている)草加部が感覚を狂わせてしまい、イ軍の守備はほぼ完全崩壊。とんでもないビッグブーメランと化してしまったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ