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【城戸編186】スポーツマスゴミの黒い罠に気を付けろ
「球界の盟主」バ軍系列スポーツ紙編集部。野球担当の若い記者が、編集長に噛みついていたものである。
曰く、ウチのスポーツ紙はバ軍の機関紙みたいなもんだから、ある程度のバ軍アゲは仕方ない。しかし、今度の記事はあからさまに真実と反する内容である。いくらバ軍の提灯媒体と言えども、これではあんまりではないか?
これに対し、編集長は以下のように返したのであった。
いや、これは決して真実に反していない。過去の実績から期待を述べているだけだ。それに、バ軍という狭い枠ではなく、球界全体の利益を考えれば、これほど有意義な内容もないだろう。
こうして、チャンスで凡打を繰り返してはバ軍の勝ち星に大いに貢献しまくる「世界の併殺魔」ことイ軍の4番城戸を、「来季は絶対に首位打者」「絶対に引退してほしくないベテラン10傑」等と煽りまくる記事が完成。全国紙に特集され大いに気を良くした城戸は現役続行を決断、バ軍の黄金時代、そしてイ軍の暗黒時代はまだまだ続いていくのであった。




