表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
735/5138

【イ軍編245】マシンガン解雇の真相

 現不二村監督就任以前のイ軍――。


 打てない守れない走れないの上にやる気無うまで加わっている、四重苦プロ野球団東京新宿イディオッツ。

 そんなイ軍の名物が、監督のマシンガン解雇&就任である。

 毎年勝率3割が危ういレベルの戦力で、結果も何もないだろうという話ではあるが、ちょっと大型連敗を喫しただけですぐ解雇。ここ数年、1シーズンを7~8人の監督で廻すというあまりの見切りの速さに、負ければ容赦の無い大ブーイングを浴びせまくるイ軍ファンの間ですら、

「もうちょっと我慢してやらせてみたらいいのに」

 という意見が出てくる程の苛烈さなのであった。


 一方その頃、イ軍GM柳澤とパネマジ広報白井――。

「まあ確かに私の気が短いのは認める。でも監督替えないとマジでヤバいのよねえ」

「ええ、ファンやマスゴミ連中はイ軍監督の激務っぷりを全く分かってないですよ。選手は言う事聞かねえし、ファンやマスゴミからは大ブーイングされ放題だし、GMはワケの分からん現場介入して…まあそれは置いといて、GMの小刻みな監督継投がなけりゃ、ウチはとっくに崩壊してますよ」

「就任した監督がことごとくメンタルぶっ壊して、医療費がえらいこっちゃだものね。『安心して采配を振るえる戦力補強を怠った』とか言って訴訟まで起こす奴もいるし、マシンガン解雇不可避だっつーの」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ