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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
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【勢田編①】奥ゆかしい隠し子軍団

 球界随一の女癖の悪さで悪名高いイ軍勢田。

「ゴム付きセッ○スはセッ○スとは言わない、だから俺はバッティングの時も手袋をしない」

 などとワケの分からない事をドヤ顔で口走り、世間一般では大いに嫌われている勢田だが、その雑なバッティング同様、無闇に広過ぎるストライクゾーンで、中4日での女ローテーションを組んでいるのは、真実本当の話なのであった。

 故に、事によっては10数人の隠し子が存在するとも囁かれているのであるが、一度も明るみになった事がなく、勢田自身、それを意味も無く自慢する事が多かった。

 曰く、

「ま、仮に俺に隠し子がいるとしてだ、名乗り出てこないって事は、父親の俺と似て、謙虚で人間が出来てるってこった。きっと素晴らしい人間に育つぜ」

 と、自分の駄目さ加減を完全に棚上げして、勝手な事を吹きまくるのであった。


 しかしてその真相は、

「いくらプロ野球選手といっても、あんな屑みたいな男の子供だとバレたら大変な目に遭ってしまう。下手をすると、勢田側が何のかんのと理由をつけて、雀の涙の養育費すら払われなくなる可能性すらある」

 ために、隠し子連中は誰も名乗り出ないのであった…。

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