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【イ軍編218】真面目過ぎる球審に殺される
真夏の某日、マ軍―イ軍戦。
炎天下の中で強打のマ軍打線がイ軍爆炎投手陣に襲い掛かり、初回打者2巡の猛攻に次ぐ猛攻。その後、完全にビビったイ軍投手陣がまともにボールを投げられなくなり、今度は四球無限ループが始まったのであった。
だがしかし、延々とマ軍に加点されるこの状況で、何故かマ軍監督島倉が球審に再三に渡る抗議を展開。その度に却下される事を繰り返し、最終的には怒鳴り合いにまで発展したのであった。
「おい! 頼むからもっとストライクゾーンを広く取ってくれよ! このままじゃイ軍投手が死ぬまでフォアボール出し続けて試合が終わらねえだろうが! お前の判定にウチの選手の健康がかかってんだよ!」




