表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
628/5135

【イ軍編182】絶対にイ軍でしか見られない高次元過ぎる連携プレー

 ペナント開幕後、逆スタートダッシュを決めて早くも8連敗中の「球界の掃き溜め」こと東京新宿イディオッツ。

 中3日でエース相原を立てて、9連敗は何としても阻止したい今日の試合であったが、2回開始時点で0-1。更に1点追加されて長打の無い2番打者を迎えた場面で、怒り狂ったイ軍監督不二村が仰天采配。何と、右翼手と左翼手をそれぞれ三遊間、一・二塁間に配置し、内野六人守備態勢を敷いたのである。

 そして、びっくりした相手の2番打者が注文通りのゴロを一・二塁間へ飛ばしたのであるが、やはり慣れない事はするものではなかった。

 急造一二塁間手(右翼手)の魅沢は(こっちに飛んで来ませんように)と祈りに夢中で打球に気付かず、二塁手アームブリスターは(これだけ人がいれば誰かが取りに行くだろ)とハナから動く気ゼロ、一塁手城戸は(これ絶対外野に打たれて終了だな。糞采配氏ね!)と油断しいた事でスタートが三歩程遅れて万事休す。イ軍ならではの、次元が違う息の合った連係プレーで、何でもないゴロが三人もいる一・二塁間を綺麗に抜けていったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ