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【イ軍編182】絶対にイ軍でしか見られない高次元過ぎる連携プレー
ペナント開幕後、逆スタートダッシュを決めて早くも8連敗中の「球界の掃き溜め」こと東京新宿イディオッツ。
中3日でエース相原を立てて、9連敗は何としても阻止したい今日の試合であったが、2回開始時点で0-1。更に1点追加されて長打の無い2番打者を迎えた場面で、怒り狂ったイ軍監督不二村が仰天采配。何と、右翼手と左翼手をそれぞれ三遊間、一・二塁間に配置し、内野六人守備態勢を敷いたのである。
そして、びっくりした相手の2番打者が注文通りのゴロを一・二塁間へ飛ばしたのであるが、やはり慣れない事はするものではなかった。
急造一二塁間手(右翼手)の魅沢は(こっちに飛んで来ませんように)と祈りに夢中で打球に気付かず、二塁手アームブリスターは(これだけ人がいれば誰かが取りに行くだろ)とハナから動く気ゼロ、一塁手城戸は(これ絶対外野に打たれて終了だな。糞采配氏ね!)と油断しいた事でスタートが三歩程遅れて万事休す。イ軍ならではの、次元が違う息の合った連係プレーで、何でもないゴロが三人もいる一・二塁間を綺麗に抜けていったのであった。




