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【城戸編159】パリーグよ、これがセの主砲の鬼ポジショニングだ
今年のオールスター、セリーグ各球団の正一塁手が軒並み故障し、代替の代替の代替の代替の代替で、しょうがなく選出された「40億の不良債権」ことイ軍の4番城戸。
エア自主トレ&手抜きキャンプの影響で、7月半ば時点で、それまでほぼフル出場にも関わらず打率2割2分台&1本塁打という大不振。成績的には場違いもいいところなのであるが、久々のオールスターの舞台に、重鎮ヅラしながらも大はしゃぎ。若手選手やマスゴミに絡んでは、大いに迷惑がられていたものである。
そんな城戸を眺めるパリーグの面々は、思わず唸り声を上げるのであった。
「噂には聞いてたが、実際見ると大したもんだな城戸さんは…。あのポジショニングは誰にも真似できないぜ」
「うむ。マスゴミがシャッターを切る気配を察知して、ギリギリのタイミングで最高の位置取りをしてくるもんな」
「全然そんな事は無いのに、新人スターにアドバイスをしてるように見えるし、球界のお偉方と談笑してるようにも見える。さすが数々のエラーをヒットに仕立て上げてきた『逆オジー・スミス』、恐ろしい程の演出力だ」




