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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
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【イ軍編133】最弱球団にID野球が持ち込まれた結果wwwwwwww

「球界の掃き溜め」ことプロ野球最塾球団のイ軍に、テコ入れ人事の一環でID野球の鬼として有名なデータ魔である宇野が打撃コーチとして加入。

 得意のデータ分析を元にして、早速各打者にアドバイスを連発。打席に入る前に耳打ちすると高確率で結果が出る事から「宇野マジック」として、各種マスゴミにアゲられまくる次第となったのであった。

 この宇野の鮮やかな手並みに、イ軍「パネマジ広報」白井とその部下は、驚嘆を禁じ得ないのであった。

「宇野の野郎のデータ活用はマジで神の域だな」

「ええ、あらゆるデータを把握してるだけあって、高確率で打てそうな場面でしかアドバイスしてないですからね。逆に絶対に打てそうにない、むしろアドバイスが必要な場面では完全に知らんぷりです」

「阿呆なマスゴミを上手く乗せられた事もあって、打てば宇野のおかげ、打てなきゃ選手自身の問題みたいなイメージが見事に定着しちまったもんなあ」

「多分、宇野さんはコーチに就任してからイ軍ナインの打撃データを見て、まともな指導は速攻諦めたんでしょうね。それでも尚、自分の評価だけは上げてるワケで、データを活用した立ち回りの狡猾さ…いや、巧さはさすがと言ったところですね」

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