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【イ軍編127】人質ドラフト戦略
2014年ドラフト会議。
「球界の掃き溜め」ことイ軍は遂に身の程を弁えたのか、今年は恒例の野球界衰退指名(※イ軍が若手有望株を指名→当然入団拒否→出遅れて大成せず)には行かず、誰も知らない無名選手を立て続けに指名したのであった。
この事態に、何故か「球界の盟主」ことバ軍側の監督以下首脳陣が総員顔面ブルーレイ。イ軍の指名の度に、「しまった!」「汚ねえぞ畜生!」等という罵声が上がったのであった。
その焦りまくるバ軍の様子を満足気に眺めながら、イ軍GM柳澤はドヤ顔で一人ごちたものである。
「フッ、これでバ軍戦は全戦全勝確定ね。何せ今回のドラフト、全員奴らの隠し子で固めたバ軍殺しのラインナップ。最高の人質を確保したイ軍に死角は無いわよ」
一方その頃、バ軍首脳陣は机の下でハイタッチ。
「いやー、まさかイ軍が本当にあいつらを指名してしまうとは…」
「三流週刊誌を使って、自分の評判を犠牲にしてまでニセの隠し子スキャンダルを仕組んだ甲斐がありましたなあ」




