【イ軍編4029】スピリチュアル・マネーボール
典型的なオラオラいきり系、サ軍の正捕手猿渡が繰り出す強気に内角を抉りまくるリードに圧倒されて、全然打てない最弱イ軍の大便秘打線。
この状況を打開すべく、猿渡が実は心霊ネタ超ニガテという情報を入手したイ軍は、霊能者兼野球選手ギーボこと宜保愛甲のサ軍戦重点起用を決断。ヒット1本〇〇万円のインセンティブに釣られたギーボは、新打法の開発に着手したのであった。
果たして、一週間後のサ軍戦、1番左翼でスタメン起用されたギーボは、必殺0本足打法をお披露目したものである。
「どや猿やん、ワァの足元見てみィ、高校時代ユーに理不尽なシゴキを喰らった後輩メンが『何とかして猿野郎にリベンヂしたい』いうて生霊支援してくれてよ、ミーの足が消えとるんやで。強面のクセにお化け超こわEユーは顔面ブルーレイ、こちとらは逆に下半身がドシッと安定感が増してよ、お得感二刀流なんやで。実はここからもっと恐怖演出用意しとるから、それが嫌やったら棒球投げてワァにヒット打たして回避するんやなあ」
てな感じでエビルスマイルを浮かべたギーボであったが、猿渡に対する後輩メンのヘイトが強過ぎる事が、とんでもない悲劇を産んだ。
怖過ぎて怖過ぎて震えまくりの猿渡がド真ん中ストレートを要求したまではよかったが、足だけ消す筈だった0本足打法が、後輩生霊の猿渡へのヘイトが鬼強過ぎて、何か手とバットまで消えてしまうゴーストスイングと化してしまったのである。
「ちょ、待てよ!!!!!!!!」
と、悲鳴を上げながらギーボはフルスイング三回の三球三振で無事死亡(見た目は見逃し三振)。0本足打法から闇進化した、四球取るしか出来ないスピリチュアル・マネーボールが完成したのであった(適当)。




