【イ軍編3931】曲者軍団をしおらしくさせた男たち
タイトル争いの常連がラインナップに名を連ねるものの、同時に曲者揃いでもあり、大差の付いた試合などではあからさまに抜いた感じの割り切ったプレーをしては、心ある野球オタをしょっちゅうガンギレさせている関西のサ軍ナイン。
だが、そんなサ軍ナインの舐め腐りんぐな態度が、最弱イ軍戦に限って、ちこっとマシになったとかいう怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「何やアレやな、メジャー級ワァらが先様に社会の厳しさを叩き込んどったんやなあ。『数字さえ出しときゃええんやろみたいな態度じゃあ、メジャー行っても通用しませんYO!』みたいな(適当)」
「いくら成績良くても、それだけじゃあオタのハートをゲットだぜ出来んからね。こちとらを見てみい、表面上の数字に惑わされる事なく、いつでもどこでも大歓声やで(なお対戦チームのオタから凡打炎上ありがとうコールの模様)」
てな感じで、此度も脳内お花畑で勘違いが咲き乱れるイ軍戦犯系ベテランズであったが、一応彼奴等がサ軍ナインをしおらしくさせた主な原因ではあったのである。以下、マスゴミによる荒くれサ軍ナイン聖人化特集みたいな取材に、某サ軍選手が猛烈に反発しながらアンサーして曰く、
「バロー! こちとら永遠の反抗期、そんなティーチャーズペット(適当)みたいな路線変更じゃあねえっとぅーの! 今シーズンはワァらの打線絶好調&イ軍爆炎投手陣が例年の3.34倍は燃えまくりよるから、とにかく試合が長過ぎてなあ。早く飲みに行きた過ぎて震えよるから、守備位置に就いて・ベンチに帰っての時に全力走するようになったんでね。まあホントなら途中で帰りたいぐらいなんやが、イ軍戦は長打ボーナスステージなんで、遊びたいより稼ぎたいがギリ勝っとる状態、インセンティブがちこっとでもケチられたら、多分主力は試合後半とか誰もおらんくなるやろうね(確信震え声)」




