【イ軍編3929】これが最弱流、予祝の呪いだ
「思考は現実化する! イ軍は今年優勝するから前祝い! 春季キャンプ入る前日に予祝するやで~ッ!!!!」
と、ぶち上げたのは「セ界の貯金箱(他球団的な意味で)」こと最弱イ軍の、新球団社長。昨オフでのドラフト指名拒否ラッシュによる戦力補強大失敗、新外人の契約の縺れによる来日大幅遅れ確定、そして戦犯系ベテランズのエア自主トレと不安要素山積みで、始まる前から垂れ込めまくっている暗雲を振り払うべく、震え声で宣言したのであった。
いくらスピ気味のネタとはいえ、そこは現実感を出さないとアカンでしょという事で、以下のような一応は可能性がありそうな優勝ストーリーを構成。
「他球団が故障者続出で常時ほぼ三軍みたいな陣容となったのに対して、イ軍サイドは全員たまたまキャリアハイ&新人・新外人ガチャ大当たり、5月に首位に立ってからは好不調の波こそあったものの一度も順位を落とさずに最終10ゲーム差で優勝」
という余裕を持ったリーグ制覇想定で、某ホテルにて品位を保った大人の予祝を開催(ホテル汚したり破壊したりしないように、弁償回避に配慮した台本であった)。
そうして気勢を上げた新球団社長以下幹部連中であったが、直後に総員原因不明の体調不良でダウン。イ軍が優勝とか、野球をバカにし過ぎてベースボールゴッドをガンギレさせた呪い説が世間の支持率89.3%を集めて熱く語られる中、治療費稼ぎで某イ軍役員がマスゴミにネタを売るセルフして曰く、
「ゴッドがどうとか、ンな事あるワケない。イ軍が優勝したとしてなあ、戦犯系ベテランズがエグい銭闘を仕掛けてくるのが目に見えとるんでな。その破滅的なストレスを想像したら、ガチのマジでメンクラ(※メンタルクラッシュ)不可避になってもうて、球団上層部総員病院送りになっちまったんや(憤怒震え声)」




