【イ軍編3928】絶対に家で野球の話をしてはならぬ
「(人の嫌がる弱点を突くリードが評価される)捕手は天職」
と常々コメントしている最弱イ軍の正捕手綿貫であったが、3人のボーイキッズは意外にも野球を全くやらず、違うスポーツをやる者、勉強を頑張る者と、パッパとは全く違う道を歩んでいたものである。
「外じゃロクな噂聞かないですけど、家ではヘンなマウントしたりとかパワハラみたいな事は全く無かったですね。ホントにフツーというか静かというか、遠征で家にいない時間が長いのもあるんですが、大体PCで何か作業してるみたいな。今思うと、アレは打者の弱点とか個人情報を分析してたのかもしれないですが、パッパが実はプロ野球の選手だと知って、えらく驚いた記憶があります」
と、現在高校生の長男キッズが、血は争えぬ銭闘力でマスゴミにネタを売るセルフして小遣い稼ぎに精を出して、しみじみと語ったのであった(なおマスゴミにしつこく訊かれて仕方なくアンサーした態にする調整済)。
「とにかく家に野球を持ち込まないと。どうもヤング時代、マッマのアドバイスの通りにやったらちこっと打てるようになったみたいで、夫婦の間でトラブったら絶対武器にされる、離婚訴訟の時に不利になると。そういうマネー防衛的な意味で警戒して、ファミリーの中では絶対野球の話をしなくなったらしいんですわ(震え声)」




