【城戸編725】日本最強打者が練習とかじゃない方法で打率上げようとした結果!
メジャーでも例の無い、史上初の40代首位打者を獲得したくなった「40億の不良債権」こと最弱イ軍の四番打者城戸が、毎年のエア自主トレ&手抜きキャンプを返上――――はせず、別の方向性で打率アップを画策。
「ほぉ~ン、やっぱ○○はんの判定は見事なモンやの~。確かに目立たんくはあるがよ、こういうしっかりした仕事が、ピロ野球の面白さを担保しとるんやね。NPBは賞賛と共に、マネーでも報いてやってどうぞ」
てな感じで事ある毎に球審を褒めまくり、自分に有利なストライク・ボールの判定を引き出そうという肚なのであった。
この企みは、普段から杜撰な判定に定評のある審判に対して重点的に行われた為、
「K-IDO(ケーイッド 城戸のEゲーム業界でのハンドルネーム)にそこまで言われちゃあ、気合を入れ直すしかないんやね」
と、褒められてちょっと嬉C審判たちが、3.34%改心したのが運の尽き。
普段、イ軍戦は爆炎投手陣が打たれまくりで試合長期化→球審も早く帰りたいから後半はあからさまなボールも強引にストライク判定していたところを、まともにコールするようになってしまった事で、城戸が首位打者を争うライバルの打率が上昇。結果として相手に塩を送りまくる形となり、気落ちした城戸は首位打者どころか消化試合の鬼モードを以てしても打率2割9分4厘3毛と3割を割り込んでしまう残尿感フィニッシュで無事死亡。褒め殺し系ブーメランボールで自分が逝くとかいう、ベースボールゴッドの存在証明に成功してしまったのであった(適当)。




