【イ軍編3525】人を呪わば穴二つ走法
サ軍の新外人打者サックミーが、マ軍戦でホームランを放つも二塁踏み忘れアウトで無事死亡。同郷のライバルである最弱イ軍の「メジャー300発男と同姓同名の別人」アームブリスター(以下ブリ)は、サ軍戦でここぞとばかりに煽りまくり。自身が一塁走者の際に次打者宜保愛甲がホームランを打った際、「ぉン…? 二塁ちゃんと踏んだカナ? 心配やから戻って踏み直してくるやで~ッ!」という動作をサックミーに見せつけるように、ステップを刻んだものである。
これが想像以上に訊きまくり、「ユー、ファッキュッキュー!!!!」と、欲しい物が買ってもらえないキッズ風な仕草が面白過ぎたので、ブリは「ぉン、やっぱ踏み忘れた気がするわー」と、二塁に戻っては三塁に向かい、また二塁に戻るのを繰り返し、サックミーの反応を心行くまで堪能したのであるが、「ちょ、待てよ! 走るの大嫌いワイ、お散歩モードで半歩きやったのに、何でブリがまだ二塁におんねんッ!!!!」てな感じでホムーラン打った宜保愛甲がおったまげオブおったまげ。二塁手前で急ブレーキを掛けたものの、サックミーを煽るのに全力でブリが宜保愛甲を通り越してしまい無事死亡。2アウトだった為、宜保愛甲のホームランはもとよりブリ自身の得点も無しとなってしまい、これには大泣きしていたサックミーもニッコリからの腹の底から大草原。自分で自分にジャスティスを執行しつつインセンティブを消滅させて球団の家計を助ける、経費削減系ブーメランボールが完成したのであった(適当)。




