【イ軍編3515】最弱球団の守備の要が初めてオールスターに出場した結果!
最弱イ軍の守備の要である正遊撃手草加部が、プロ20年目にしてオールスター初出場。他球団の遊撃手が軒並み故障で代替の代替の代替の代替としての選出ではあったものの、常に冷めている草加部としては珍しく、気合十分だったものである。
果たして9番遊撃で先発した草加部であったが、他の守備位置メンと、接触事故5秒前のヒヤリを連発したのであった。
「日陰者野郎の自爆テロ怖過ぎィ! よっぽどルサンチマンが積もりに積もっとったんやろの~」
「いやいや、草は低年俸だからマネー絡んどる(決め付け)、セの特定球団から雇われてオールスター野手破壊工作、または日シリを見据えたパリーグ球団から買収されとる可能性が巨レ存…? 陰気のセ、実益力のパ(錯乱)」
てな感じで様々な憶測が流れたのであるが、マスゴミ取材による草加部本人コメントが流れた直後、誰もが涙&全力掌返しに追い込まれたのであった。曰く、
「いやあ、セの野手には迷惑掛けてサーセンセーンやね。何せこちとらイ軍でショカフトンタードとか呼ばれとって――そう、ショート+セカンド+レフト+センター+サードいう意味でよ――守備ガバ過ぎる周辺地域まで普段から介護しとるからの~。そらオールスタークラスの連中がフツーの守備しとる隣でショカフトンタードやったら、衝突5秒前不可避なんやね。ていうか守備ウマが隣におるとこんだけ楽が出来るんやと、大層おったまげた次第やで(震え声)」




