【城戸編683】ライバルにヨッメ怖い打法をプレゼントしてしまった日本最強打者
シーズン終盤、セリーグ首位打者のタイトル争いはサ軍の新外人コッツ、そして「40億の不良債権」こと最弱イ軍の四番打者城戸、この二名に絞られていた。
そして天王山となる直接対決の試合前、城戸がコッツの家庭問題をキャッチし、球場に卑劣な罠を仕掛けたものである。
「コッツの野郎、来日して愛人作ったのがバレて、ヨッメと揉めに揉めまくって家庭内がスーパーハードブリザードらしいからな。そんなヨッメにお小遣い弾んでバックネット裏にご招待してよ、怒りの邪眼(適当)で先様の打撃狂わせて、こちとらがタイトル棚ぼたごっつぁんゴールやねん(確信)」
てな感じで邪悪な笑みを浮かべる城戸であったが、コッツの第一打席で顔面ブルーレイに超進化。
というのも、ヨッメがバックネット裏に陣取っているのを気付いたコッツが、
「じぇえッ!!!! ユー、何でおんねん!!!!!!!」
と、超動揺してスイングを狂わせまくり、一応球にバットを当てはするものの当てるだけで凡ゴロ――――かと思いきや、ヨッメ怖さで光の速さで一塁へ退避。本来であれば打ち取られた当たりがことごとく内野安打となって、4打数4安打の大当たり。反対にコッツの猛打(適当)にびっくりした城戸は3打数0安打で無事死亡、結果的にコッツのタイトル獲得に手を貸した上に、コッツヨッメに第二の人生の餞別を送った形となり(離婚時の財産分与交渉でヨッメが「タイトルはワイのお陰で獲れた」と主張。インセンティブを要求)、城戸は自分を犠牲にして他人を幸せにする、浪花節系ベースボーラーとして評価されたのであった(超適当)。




